キズナプリン4/4
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気が付けば走っていた。
自分でも不思議で仕方がない。
あんなにも関わりたくないと思ってたのに、関わらないようにしていたのに、一本の連絡に考えるよりも先に家を飛び出していた。
こんな気持ちは消えたと思っていた。
もう自分なんか必要とされてないと思っていた。
なのに妹の――椿の危機に兄としての本能が反応した。
椿を助けないと……そう奮い立たせた。
◇
「鷲沢ぁぁぁぁ――っ!」
「……え?」
店内いっぱいに響き渡る怒声に、その人物に椿の混乱と驚きの声が漏れた。
どうして兄が――大和がここに来るんだろう? どうして怒っているんだろう?
わけが分からず頭が真っ白になる中、大和は椿を見つけると迷わず駆け寄った。
「大丈夫か椿っ?」
「……お兄ちゃん?」
「平気か? 何もされてないんだな?」
大和は必死に問いかける。
いつも、家でも学校でも自分を見かけても見ていないように無視していた瞳が、焦りと心配をいっぱいに滲ませて自分を見ている。
「ほう? ずいぶんと早かったな」
唖然とする椿の耳に優介の感心したような声が入る。
同時に大和も視線を向け、そのまま優介に掴みかかった。
「鷲沢……キサマ、椿に何をした!」
「何もしてない」
「嘘をつくな! 白河から聞いたぞ、キサマが椿を無理矢理ここへ連れ込んだと!」
「あのトナカイが……ふざけた理由をでっち上げやがって」
胸倉を掴まれてもなお冷静な優介に、大和は完全にキレてしまい拳を振り上げる――が
「ユースケが女の子を無理矢理連れ込むわけないじゃん」
「そうです。優介さまは紳士なのですよ」
恋愛コンビの呆れたため息によって大和は我に返った。
「キミたちは……?」
「そもそも優介さまが連れ込むのは私以外にいません」
「…………ちょっと、なんでユースケが愛を連れ込むのよ?」
「夫婦ですから」
「どんな夫婦だ! ていうか、夫婦じゃないし!」
「は……まさか恋も無理矢理に憧れるのですね? 同じは気に入りませんがわかります」
「ちがーう!」
「…………何なんだ?」
続く恋愛コンビの言い争いに大和は脱力するしかない。
微妙な空気の中、優介が一つ咳払い。
「どうやらテメェの女々しい根性にも、兄としての心が残っていたようだな」
「……これは、どういうことだ?」
手を離し問いかける大和だが、優介は無視して状況を飲み込めず呆然としている椿に一度目を向け。
「お前があの人と呼ぶ奴の考えていることが、少しは理解できたか」
「鷲沢……先輩?」
その声にハッとなる椿だが、やはり優介は無視して厨房へ。
「白河から聞いた。お前たちはたいそう仲の良い兄妹だったと。なら兄が考えることなんざ一つしかねぇんだよ。そして、妹の考えることも一つだけだ」
「鷲沢……?」
「なのに互いが失念して、距離を生んでいる。まったく、バカみたいなすれ違いをする兄妹だ」
吉本兄妹が見つめる中、優介は厨房から皿を手に戻ってくる。
「なら思い出させてやるよ。お前たちが忘れてしまった大切な……心をな」
そしてテーブルに皿を置いた。
皿の上にはプリンが乗っている。
普通のよりも三倍は大きく、比重で潰れかかった残念な形をしたプリンの上にはクリームが不恰好にデコレーションされている。
「……これは」
「そんな……どうして?」
大和は、椿はこのプリンを知っている。
記憶の底に、大切にしまっていた――二人の思い出のプリンだ。
「愛、クリスマスプレゼントだ」
「わかりました」
既に言い争いをやめていた愛は頷き、呆然とする大和、雅の肩にそっと左手で触れる。
そのまま左手をプリンにかざす。
「――思い出に残る料理には記憶が残ります」
一連の行動をただ見守っていた吉本兄妹は目を見開いた。
「誰と食し、どのような時間を過ごしていたか」
何故なら愛の呟きに呼応するように、左手が淡いオレンジ色の光に包まれているからだ。
「それは過ぎ去った、温かな時間」
しかし愛は目を閉じ、光に包まれた手で――
「では思い出してみましょう。料理に刻まれた優しい時を」
パチンと指を鳴らす。
霧散する眩しい輝きに吉本兄妹は目をふさぐ。
『買ってきたぞ!』
「……なんだ?」
『わーい!』
「この声……」
幼い二人の声に大和と椿は目を開け――息を呑む。
視界に映るのは日々平穏の店内ではなく、見覚えのある家の台所で。
『待ってろよ、いま作ってやるからな』
『わたしもお手伝いするー』
「どうして……なんであの時の私とお兄ちゃんが?」
今からちょうど六年前、一一歳の大和と八歳の椿が二人の前に立っている。
幼い二人を見ただけでどうして年月まで分かるかは、この日が椿にとって忘れられない大切な日だから。
昔から両親は仕事で忙しく留守にしがちで、六年前のクリスマス・イブも帰りが遅く兄と二人で過ごしていた。
でも友達の家ではお母さんの作ったケーキでクリスマスパーティーをしていて、それを聞いた椿は羨ましくて泣いていた。
そんな時、兄が慰めてくれた。なら僕がケーキを作ってやると、どうせなら椿の好きなプリンで大きなプリンケーキを作ってやるとお小遣いでプリンの素と生クリームを買ってきてくれた。
『えっと……これ入れて牛乳と……』
『クリーム甘い~』
『こら椿、つまみ食いしたらダメだぞ』
『は~い』
幼い二人は楽しげにプリンを作っている。
本当に仲良く、無邪気な笑顔で協力している。
「でも……失敗しちゃうんですよね」
だが分量を無視して大きさだけに拘り、なにより二人とも初めての料理なのでプルンというよりベチャリとしたプリンになってしまった。
なのに二人で作った料理に興奮して、見栄えよりも完成したことに大和も椿も嬉しくて。
「いま思うと、食感も味も無茶苦茶だったのに……」
それでも兄の気持ちと優しさが嬉しくて。
椿にとって一番美味しく忘れられない味になった。
「ああ……そうだったな」
椿の呟きに大和も苦笑する。
自分の思いつきで始めたプリンケーキ作り。
あの時は椿が可哀想で、何とかしてやりたくて提案した。
だが市販のプリンの素でも大和には難しく悪戦苦闘して。
なのに投げ出さず、最後までやり遂げた。
甘えん坊の妹を守るのが大和の役目だった。
だがいつしか妹は成長して、何でも一人で出来るようになって。
勉強も運動も自分より出来るようになって、そんな妹の成長が空しくて、劣等感で避けるようになっていた。
どうして忘れていたんだろう?
自分は妹を守ることで優越感に浸っていたわけじゃない。
『美味しいね、お兄ちゃん!』
ただ椿の笑顔が大切だっただけなのに。
優介に指摘された通り、ただ妹の成長にふて腐れただけだった。
「昔の私たちは無邪気でしたね、お兄ちゃん」
隣では成長した妹が、昔と変わらない笑顔を向けている。
自分だけに向けてくれる、妹としての笑顔で。
「……まったくだ」
だから大和も昔と変わらない、椿にだけ見せていた兄としての笑顔を浮かべた。
瞬間、世界がオレンジの光が弾けた。
「な……?」
「あれ……?」
辺りを見回しながら大和と椿は何度も目を擦った。
一瞬どこか分からなかったが、ここは日々平穏の店内。
なぜか分からないが思い出のプリンを出されて、そして――
「いい夢でも見てたのか」
二人の間に立つ優介がそう問いかける。
「夢……だと?」
「え……でも……」
「夢だ。ま、聖なる夜だ。何らかの奇跡が起きても不思議じゃない」
二人は納得できないが、奇跡のような出来事を他に説明する言葉が見つからない。
呆然とする吉本兄妹を尻目に、優介はカウンターに用意していた箱でプリンを梱包し始めた。
愛の言うとおり、大和と椿は小さなすれ違いをしていただけ。
兄に褒めてもらいたくて努力を続け、大きく成長した椿。
妹の成長に寂しさを感じ、必要性を見失った大和。
これは互いを大切に思うからこその。
本当にバカみたいな――優しいすれ違いだ。
大和は寂しさを感じる前に褒めてやればよかった。
椿はもっと素直に甘えればよかった。
だが優介は伝えない。
もう二人は気づいている、お互いがどれほど大切で大好きなのか。
なによりクリスマスイブにお説教は無粋だ。
故に包装した箱を二人の前に差し出しながら優介は一言だけ告げた。
「メリークリスマス」
◇
日々平穏を出た大和と椿は学園へと向かっていた。
もうすぐクリスマスパーティーが始まるから仕事に戻れと優介に追い出されたからで。
「…………」
「…………」
二人は言葉なく夜道を歩く。椿の手には優介からプレゼントされたプリンの箱。
懐かしい思い出を目の当たりにしても、今まで過ごしてきた時間が上手く言葉を口にさせてくれない。
だが――
「……雪」
椿が顔を上げると空から白い結晶が舞い落ちる。
「どうりで……寒いわけだ」
つられて大和も空を見上げる。
思わぬ聖夜の贈り物に二人は自然と言葉を口にした。
そう、今日は聖なる夜。
優介が言ったように奇跡が起きても不思議じゃない。
「お兄ちゃんも……」
だから椿は自然と口にできた。
「クリスマスパーティーに参加しませんか?」
大和が参加しないことは知っている。参加希望の用紙に名前がなかったからだ。
なんだ――自分は兄の名前を探していたんだ。
何を言ったところで、根本は昔と同じでお兄ちゃんに甘える妹だ。
「そして明日は、一緒にパーティーをしましょう。私が料理を作ります。昔と違って、私の料理もちょっとしたものですよ」
気づけば自然と言葉が続く。
昔のように無邪気な顔で。
「……妹とクリスマスパーティーか。空しいだけだな」
大和は冷めた言葉を返すが、メガネを指であげる横顔は笑っていた。
「しかし、彼氏もいない寂しい妹に付き合うのも良いだろう」
「……お兄ちゃんだって彼女いないくせに」
「余計なお世話だ。とにかくまずは学園だな。白河くんに文句を言わんと気がすまん」
「そういえば、先ほどのお兄ちゃんは随分と焦ってましたね」
「知らん」
「そんなに私が心配でしたか?」
「……ふん」
気恥ずかしげに先を急ぐ大和の後を椿が追う。
「妹を心配しない兄がいてたまるか」
そして小さな呟きに椿は笑顔で大和の手を握る。
聖なる夜、仲の良い兄妹が学園への道を歩いていた。
◇
「まったく……面倒な兄妹だ」
吉本兄妹を見送った後、優介は面倒げに呟いた。
「ほんと、仲良しだよね」
恋もクスクス笑いながら答えにならない言葉を返す。
「愛……寝ちゃったね」
そして店内のカウンターで寝息を立てている愛の頭を優しくなでた。
無理もない。ただでさえ能力を使えば体力を消耗するのに、今日は途中までとはいえ優介と共に料理を作っていたのだ。
「お前らには……」
「ん?」
「いや、何でもない」
何か言いかけた優介は首を振り食器の片づけを始める。
だが何を言おうとしたのか恋には分かった。
故に思う――きっと愛は後悔なんてしてない。
少なくとも自分はそうなのだ。
吉本兄妹が特別なお客さまになることを決めた時、優介は愛だけでなく恋にも日々平穏で待機するよう伝えた。愛もまた気にした様子もなく、当たり前のように受け入れた。
そう、特別なお客さまを迎えるのに恋は何も出来ないのにだ。
日々平穏は、ここは優介と愛、そして恋の三人のお店だと実感できる。それが何よりも嬉しかった。
「戸締りは任せる。くれぐれも気をつけて帰れよ」
「だいじょーぶ、今日はまだ早いしね。それよりもさ」
だが恋は何も伝えない。
この感謝を口にする必要ない。
変わりに愛を抱きかかえて二階へ行く優介にマジックを手にして――
「あたしと愛は冬のボーナス貰ってないし……いいよね?」
ウィンクしつつ店の出入り口を指差せば、理解した優介が小さな息を吐く。
「クリスマスプレゼント、と言わないのがお前らしい」
「でしょ?」
「……好きにしろ」
最後に見た表情は先ほどより少しだけ柔らかくなっていた。
◇
目を覚ますと静寂の闇が迎え入れる。
だが見える必要もなく理解できる。
ここは自室のベッドで能力を使った後、眠ってしまったのだろう。
しいて言えば早くとも翌朝まで目を覚まさないのだが……まさか丸一日眠ってしまったのだろうか? いつもなら身体が倦怠感で重いのに今は不思議と酷くない――と愛は時計を見ようと身体を起こし――
「目が覚めたか」
かけたが、思わぬ問いかけに首だけ動かし声の主を探す。
暗闇に慣れるまでもなく確認できた。ベッドにもたれ掛かるように優介が座っている。
「体調はどうだ?」
「あ……はい。少し重くはありますが、問題ないほどです」
「そうか……なによりだ」
反射的に答えると背を向けたまま優介から安堵の息が漏れる。
ただいつもより倦怠感が酷くないのはなぜだろうか?
もしかすると四季美島へ来て、日々平穏で働き始めて少しずつでも体力が付いているから能力の使用に耐えられるようになったのか?
「今日はクリスマスイブだ。これくらいの奇跡が起きてもいいだろう」
「……はい」
思案するも優介の結論の方が正しいように思えて愛は考えるのをやめた。
「その……優介さま? どうしてここに」
だが愛には一つ疑問が残っていた。
どうして優介はここにいるのか。いつもなら自分を部屋まで運んでくれて、後のことは知らないが少なくとも今まで目を覚ますまでいることはない。
「俺の自己満足につき合わせてお前の楽しみを奪ったんだ。せめてパーティーの終わる時間までは共に過ごそうと思ってな」
「あ……」
その言葉に愛の瞳から涙がこぼれる。
レシピノキオクを使用すれば愛は数日の間体調を崩すので、イブの前に使用すればパーティー料理の仕事に支障が出る。故に仕事を終えてから吉本兄妹の問題を解決することにした。
兄妹の問題を早急に解決することを優介は望み、結局このタイミングしかなくパーティーをキャンセルせざる負えなかった。
しかしこれは愛も望んだこと。
兄妹のすれ違いは悲しいからと、早く仲良くなって欲しいと不満はなかった。
なのに優介は心を痛めている。
愛の楽しみを奪ったことに責任を感じている。
時計を見ればもう日付が変わろうとしていた。
自分だって今朝からずっと働き詰めで疲れているのに、長い時間傍にいてくれた。
どうしてこの人はこんなにも優しく――愛しいのだろう。
「もう一つ、今回のパーティーをキャンセルする代わりにお前の望みを何でも叶えてやると言った。まだ望みを聞いてない」
涙する愛に気遣ってか、優介は妙に言い訳くさい事を口にする。
「さっさと言え。そしてさっさと寝ろ」
相変わらずきつい口調で傲慢なことを言う。だが伝わる優しさは隠し切れなくて、愛は可笑しかった。
「……ふふ」
「どうかしたか?」
「いえ、何でもありません」
怪訝そうな優介に、愛は表情を引き締める。
ココロノレシピを優介は快く思っていないが、助けを求めて出された手には必ず救いの手を差し伸べる。
しかし今回は別だった。
自ら手を差し伸べ、二人を救った。
手を伸ばされているわけでもないのに、積極的に行動した。
おそらく恋も気づいている。優介がどうしてあの兄妹にこだわったのか。
優介にも妹がいた。だが、もう会うことはない。
だから一緒にいるのにいないよう振る舞っていた大和と椿が許せなかったのだろう。
そして同じ兄として、妹にあの人と呼ばれる大和が。
傍にいる兄をあの人と呼ばなければならない椿が……寂しかったのだ。
「そうですね、では……」
優介は優しい。だが自分自身には誰よりも厳しい。故に自分の心の内を見せようとしない。自分の弱い部分を、誰にも見せない。
だから優介の口から、彼の心の内を語ってもらいたかった。
「私が眠るまで、手を……握っていてください」
しかし必要ないと愛は微笑んだ。
別に心の内を見せてくれなくても構わないのだ。
「いいだろう」
意外な望みに、しかし優介は苦笑して愛の手を握る。
伝わる温もりに愛は安らぎを感じる。
そうなのだ。彼はこんなにも温かい。
心の内を見せてくれなくても、向けられる優しさは本物。
だから充分満足だった。
「ありがとうございます」
「気にするな。言い忘れたが、明日は仕事を休みにした」
「そうなのですか?」
「恋にボーナスをせがまれてな。特別に明日クリスマスパーティーをすることになった」
「ふふ……恋も贅沢ですね。私は優介さまとこうしていられるだけで充分なのに」
憎まれ口を言うも、愛は気づいている。
自分がパーティーに参加できないからと恋も今回はキャンセルしている。だが楽しみにしていたからと、せめて仲間内でしようと考えたのだろう。
初めてのクリスマスパーティーが、みんなで出来ることが愛は嬉しかった。
「ほう? ならお前はプレゼントはいらないのか」
「え?」
「せっかく用意してやったんだがな」
「…………私も」
優介のいじわるに愛は布団で顔を隠し呟いた。
「贅沢……です」
◇
翌日のクリスマス。
「「「「かんぱーい」」」」
日々平穏の居間で優介と恋愛コンビ、ついでに呼ばれた孝太がグラスを合わせた。
恋愛コンビは我先にと優介にプレゼントを渡し、言い争いを始めるも互いのプレゼントをちゃんと用意していた。
「んじゃ、食べよっか」
「はい。優介さまの手料理が冷めてしまいます」
「……だな」
相変わらずの恋愛コンビに呆れながら優介もプレゼントを渡し、プレゼント交換も終わり楽しくパーティーを――
「あれ? 俺にはプレゼントないの?」
一人蚊帳の外だった孝太の一言で始めれなかった。
「いるのか?」
「いるの?」
「いるのですか?」
「いるよ! 俺だってちゃんと三人に用意してんだぞっ?」
同時に首を傾げられ孝太は涙目でプレゼントを見せれば三人は苦笑する。
「冗談だ」
「ちゃんと用意してるって」
「不本意ではありますが」
「だ、だよな。俺だってトナカイとか頑張ったし……」
安堵し上機嫌の孝太に三人はポケットから同時に差し出のは――
「ペロルチョコじゃねぇかー!」
包装もなにもないペロルチョコ(二〇円)だった。
「ちなみに取材に出ているお姉さまからも孝太さんにプレゼントが送られています」
「好子さん……ありがとう――て、やっぱペロルチョコかよ!」
クリスマスの夜空、孝太の絶叫が木霊した。
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