閑話:泥棒猫の火遊び
ごきげんよう、私はアリッサ・クローリー、インジェント帝国に支えるクローリー男爵家の男爵令嬢です。我が家は元々貴族ではなく元は大商人の出で金の力で男爵位を買い取りました
家柄は男爵ですが他の男爵家とは違い大変裕福な生活を送っています
自慢ではないが私は美貌とスタイルには自信があり、色々な殿方と交際してきました。中には婚約者のいる殿方も含まれており私は罪な女、愛に生きる女よ
そんなある日、私はあの御方に会えたのは・・・
その御方の名はマルス・インジェント、インジェント帝国の皇太子で私の現在の恋人です
マルス皇太子には婚約者がいましたが私との愛を選び婚約破棄したそうです
現在、私はマルス皇太子とともに隣国のセルベックス帝国に愛の逃避行の真っ最中です
マルス皇太子がしきりとアーシア叔母上様に会いたいとおっしゃっていたから私も未来の皇后として顔を売るのは悪くありません
今とは関係ない話だけれど両親は私に対し・・・
【泥棒猫の両親】
「いいか、男遊びもほどほどにしろ!そしてオリビア・アスファード様を絶対に怒らせるな」
耳にタコができるほど聞かされたけどオリビア様については、どういう意味なのかしら?