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女帝に転生しまして  作者: マキシム
女帝に転生しまして(番外編)
35/42

とある料理人の挑戦

オリビアカレーの別視点です

私はアスファード公爵家に仕える料理人Aです

私はある貴重な光景を目にしています!

何とオリビア様が料理しているのだ!

仮にも先帝陛下の第一皇女で皇帝陛下の姉君で公爵家夫人という、まさに高貴な女性が御自ら、料理をしているのだ!まさに前代未聞ともいえる珍事です

オリビア様は【カレーライス】という見たことも聞いたこともない料理を作っています

私たち料理人にオリビア様は豚肉と馬鈴薯と玉葱と人参とリンゴの処理をしてくれと命じられました

私たちはオリビア様の指示に従い、豚肉と玉葱と人参と馬鈴薯とリンゴの処理をいたしました

オリビア様の方を見ると4種類のスパイスを細かく刻み石臼で粉末にして混ぜていました

私たちは密かにメモを取り、様子を見ていました。フライパンに私たちが処理をした具材を入れ炒め、次に水を入れ、沸騰したらアクを取っていました。10分以上、時間がたち例のスパイスを入れたら、みるみる内に茶色に変色しました!そこに隠し味としてすりおろしたリンゴと蜂蜜を入れて10分時間が立った後にオリビア様が味見をしていました


【オリビア・アスファード】

「うん、カレーだ!」


オリビア様は煮詰めていたご飯を皿に盛り、そこへカレーを入れました

オリビア様は早速、一口味わい・・・


【オリビア・アスファード】

「うーん!まさしくカレーライスだ!」


私たちはオリビア様の許可をもらい味見をしたら今まで食べたことのないほどの美味さが口の中に広がりました

そこへカルロス様とミーナ様とトーマ様とトーマ様の婚約者のアメリア様とメイル様がやってきて一緒にカレーライスを食べたら絶賛していました!

私たちはメモした料理の製法を元にレシピを作成し、カレーライス作りに邁進しました

そこへ何と皇帝・皇后両陛下と皇太子殿下がカレーライスを食べたいと所望して参りました

オリビア様が我々にカレーライスを作るよう命じ、我々はレシピを元にカレーライスを作り、献上いたしました

皇帝・皇后両陛下と皇太子殿下からはカレーライスを絶賛していました

そこへ宮中の料理人が来てカレーライスの作り方を教えてほしいと願いがあり、私たちはカレーライスの作り方を教えました!我々は料理人人生においてこれほど名誉は味わったことはありません!

私はオリビア様が作ったカレーライスをもっと世の中の人に伝えようと思い、オリビア様に申し上げました


【料理人A】

「オリビア様、私はカレーライスを世の中に広めたいと思っています!どうか普及のお許しをいただきとうございます!」


【オリビア・アスファード】

「そう、頑張りなさい」


オリビア様の許しを得て、私は公爵家の料理人を辞め、皇都で【オリビアカレー店】を開いた!店の開業資金は公爵家が出してくれました!誠に有り難いです!

私はカレーライスを試食から始め、そこから続々と広まり、【オリビアカレー店】には国内外から客が集まり、カレーライスは【オリビアカレー】と名を変えて国民食として広まることができました。我が料理人人生において悔いなしです!

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