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女帝に転生しまして  作者: マキシム
女帝に転生しまして(番外編)
32/42

神の御告げ(変更あり)

「魔王甦る」の別視点です

とある神殿


【神官】

「おお、神からの御告げだ。魔王が復活しただと!急ぎ知らせねば!」


私は直ぐに教祖様の下へ走った


【神官】

「教祖様」


私は教祖様の手にキスをした


【教祖】

「一体、何事ですか?」


【神官】

「はい、魔王が復活しました!早急に勇者を選出させねばなりません!」


【教祖】

「うむ、早速、国王陛下に知らせねば」


とある宮殿


【教祖】

「陛下、魔王が復活いたしました。早速に勇者を選出せねばなりません」


【国王】

「そうか、魔王が復活したか!命を下す!勇者の子孫を探し出し宮殿へ連れてくるのだ!」


王国は早急に勇者の子孫を探し出すことに全力を尽くし、ついに見つけた


【国王】

「そなたが勇者の子孫か?」


【勇者の子孫】

「はい」


【国王】

「500年前に封印された魔王が復活した!そなたの先祖である勇者は魔王討伐の功績を上げた!勇者の子孫であるそなたなら魔王を倒せるやも知れん!」


【勇者の子孫】

「身に余る御言葉、恐れ入ります!」


【国王】

「そなたには武器と金銭を与える!」


【勇者の子孫】

「ははっ!有り難き幸せ!」


【国王】

「行くのだ!勇者よ!」


とある野原


【勇者の子孫】

「何が魔王討伐だ。馬鹿馬鹿しい!勇者の子孫が理由で、なんでそんなことに命掛けないといけないんだよ!まぁ金銭も手に入ったし、このままとんずらするか!」


とある神殿


【神官】

「神からの新しい御告げだ。何だろう・・・・えぇ!」


私は直ぐに教祖様の下へ向かった


【神官】

「教祖様!大変です!」


【教祖】

「落ち着きなさい!何があったのですか?まず水を飲みなさい」


【神官】

「ありがとうございます!」


私は水を飲み、一息ついたところで報告した


【神官】

「魔王が死にました!」


【教祖】

「んん、すまないがもう一度言っておくれ」


【神官】

「魔王が死にました!」


【教祖】

「魔王が死んだ!それは本当か!」


【神官】

「はい、魔王は確かに死にました!」


【教祖】

「急ぎ、宮殿へ行く!そなたもついてきなさい!」


とある宮殿


【教祖】

「陛下!魔王が死にましてございます!」


【国王】

「何!それは本当か!」


【教祖】

「はい、そなたから説明せよ!」


【神官】

「恐れながら申し上げます!先程、新しい御告げがあり魔王は死んだと神から承りました」


【国王】

「そうか!おい、勇者を直ぐに連れ戻せ!」


旅に出た勇者は直ぐに連れ戻され、国王と教祖と神官と勇者の子孫は急ぎ神殿へ行き、神の御告げを来るのを待っていた


【神官】

「おお、神の御告げが来ました!」


【国王】

「して、何と申されたのだ!」


【神官】

「はい、御告げでは【魔王は勇者よりも強く恐ろしい力によって死んだ】と申しております!」


沈黙が流れた


【国王】

「まぁ、魔王が死んだのなら、もう魔王討伐は白紙だな」


【教祖】

「左様でございますね」


【国王】

「それよりも勇者」


【勇者の子孫】

「ははっ!」


【国王】

「武器と金銭は返して」


【勇者の子孫】

「はい」


とある野原


【勇者の子孫】

「ちくしょーーー!金銭持ってとんずらしよう思っていたのに!魔王の馬鹿野郎!」


【カラス】

「アホー、アホー、マオーノアホー」

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