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女帝に転生しまして  作者: マキシム
女帝に転生しまして(本編)
3/42

愚弟にお願いしてみた

私が途方に暮れると、そこに我が愚弟と妹分と夫がやってきた


【ゴーン・インジェント】

「あ、姉上、今日はどのようなご用で」


愚弟は怯えながら私に尋ねてきた


【イリス・インジェント】

「姐様、突然のお越し、何かあったのですか?」


私の可愛い妹分で愚弟の妻のイリスが尋ねてきた


【カルロス・アスファード】

「オリビア、どうしたんだい、突然押し掛けたりして?」


愛する夫はいつも通り、冷静に私に尋ねてきた


【オリビア・アスファード】

「ごきげんよう、皇帝・皇后両陛下、そして貴方、実はマルス皇太子が娘に婚約破棄を突きつけたのよ」


【ゴーン&イリス・インジェント】

「えっ!?」


【カルロス・アスファード】

「ほぉ、陛下、これはどういうことですか?」


夫のカルロスは状況を理解し直ぐ、愚弟に尋ねた


【ゴーン・インジェント】

「えっ、いや、私もわけが分からない!姉上、それは本当なんですか!」


愚弟が私に尋ねた、私は愚弟に近づき愚弟の腹にボディーブローをプレゼントしてあげた


【ゴーン・インジェント】

「ぐふっ」


愚弟はその場でうずくまった。私は無理矢理起こし愚弟の胸ぐらを掴み、ありのままを答えた


【オリビア・アスファード】

「娘が嘘ついたって言いてえのか、こらぁ!てめえのガキが真実の愛とかほざきやがって娘に勝手に婚約破棄突きつけたんだよ、それを聞こうと殴り込んだら、あのガキ、探さないでくださいって手紙置いてとんずらしやがったんだよ、この野郎!!」


【ゴーン・インジェント】

「いいえ、そんなことはございません!あまりの突然の出来事に混乱しているのです!」


【オリビア・アスファード】

「それにな、私は愛する娘とてめぇのガキとの婚約に最初から反対だったんだよ!この落とし前どう、つけてくれるんだ、オイ」


【ゴーン・インジェント】

「えっ、だ、だって」


【オリビア・アスファード】

「だっても糞もあるか!ボケェ!」


私と愚弟の掛け合いに止めに入ったのは妹分と夫でした


【イリス・インジェント】

「姐様、どうか落ち着いてください。陛下、直ぐに、兵を動員しマルスを探しましょう!」


【ゴーン・インジェント】

「へっ?」


【カルロス・アスファード】

「皇后様の申される通りです。まだそう遠くには行っていないと思います。直ぐに早馬を出し、国境を封鎖、大規模な山狩りも行いましょう」


【ゴーン・インジェント】

「そんな突然、言われてもすぐにはできん」


愚弟は煮え切らない態度を取り私はすぐに愚弟にお願いをした


【オリビア・アスファード】

「陛下、どうかお願いします」


【ゴーン・インジェント】

「でも」


【オリビア・アスファード】

「やれ」


私は憤怒の形相でお願いをした


【ゴーン・インジェント】

「はい!直ちに行います!」


愚弟もやる気を出してくれて私も姉として嬉しいです


【オリビア・アスファード】

「フフ・・・・とことん追い詰めてやる」


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