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女帝に転生しまして  作者: マキシム
女帝に転生しまして(番外編)
18/42

枝の発展(前編)

続いては枝(分家)のシマ(領地)の開発の前編です

ごきげんよう、オリビア・アスファードです

【オリビア湖塩】のおかげで新しく治めたシマの人口が増加し、更なる発展を遂げ、活気にみち溢れていると部下から報告を受けました

皇都でも【オリビア湖塩】が出回り、皆さんからの評価が高く、国外からも塩の注文がきており我が公爵家に莫大なシノギを得ることができましたので万々歳です

莫大なシノギを得たので公爵家に仕えている者たちの給金をアップしたら皆は大喜びでした

それは、さておき、1つの問題が発生しました

アスファード公爵家に連なる枝の1つのオリバーン子爵家から、私にシマの発展の協力を願う知らせが部下からもたらされました。何でも【オリビア湖塩】による国内外の評判と実績を知り、私の助言が欲しいと嘆願書を送ったそうです。成功の暁にはシノギの半分をアスファード公爵家に納めるとのことで夫と相談し、とりあえずオリバーン子爵家のシマに行ってみることにしました

馬車でオリバーン子爵家のシマの領境付近に近づく直前、領境付近に兵隊が待ち構えておりました。すると1人の兵士が近寄ってきました


【領境警備の隊長】

「御無礼いたします。畏れながら、御馬車に御座すはオリビア・アスファード公爵夫人でございますか?」


【オリビア・アスファード】

「いかにも、私はオリビア・アスファードだ、出迎え大儀である」


【領境警備の隊長】

「はっ!私はオリバーン子爵領境警備の隊長にございます!遠路はるばるのお越しいただき誠にありがとうございます!我らが主、アラム・オリバーンもオリビア様のお越しをお待ち申しておりました」


【オリビア・アスファード】

「うむ、では案内いたせ」


隊長の案内でとある休息所へ到着した。そこには

オリバーン子爵家の当主のアラム・オリバーン子爵自らが出迎えた


【アラム・オリバーン】

「オリビア様、遠路はるばるのお越し誠にかたじけのうございます!オリバーン子爵家当主のアラム・オリバーンでございます」


【オリビア・アスファード】

「アラム殿、久しぶりですね。当主自らのお出迎えありがとうございます」


【アラム・オリバーン】

「御丁寧のご挨拶、恐れ入ります!」


私はアラム・オリバーンの案内で子爵家のシマに入り、そこからはシマのカタギ「領民」の盛大な出迎えがあり悪い気はしませんでした


私はオリバーン子爵家の屋敷に入り、一旦休息をとることにした。長旅の疲れはバカにはできません

休息を取った後、子爵家の広間へ向かいオリバーン子爵夫妻と対面しました


【ラクス・オリバーン」

「オリビア様、お久しぶりでございます。遠路はるばる、ようこそお越しくださいました」


【オリビア・アスファード】

「お久しぶりですね。ラクス夫人、貴方も元気そうで安心したわ」


【ラクス・オリバーン】

「恐れ入ります」


【アラム・オリバーン】

「オリビア様、どうぞ、おかけください」


【オリビア・アスファード】

「では、失礼するわ」


私はソファーに座り、早速本題に入った


【オリビア・アスファード】

「早速、嘆願書を読ませてもらいました。まず子爵家の領地を視察してもらってもいいかしら?まず領内を見てみないと分からないわ」


【アラム・オリバーン】

「分かりました。では私がご案内いたします」


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