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06 くすぶる

藤原が獣医までついてきたので、ワクチンのあと、また2人で駅まで歩いた。

 薄曇りの日曜の午後だが、獣医のあたりは住宅地で、人ごみというほどの人出はなかった。

「…藤原…。」

「うん…?」

「…聞いてくれ。」

「…きいてるよ。」

 冴は猫のキャリーバックを揺らさないように持ちながら、藤原を見た。藤原は前をみていたが、冴が顔をみているのに気がついて、冴のほうを向いた。

「…なに?」

 藤原は小声できいた。

「…俺は藤原のことが好きなんだ。」

 冴がそういうと、藤原はせつない顔になった。

 …何を言われるか、わかっていたのだろう。

「…でも、恋人にはなれない。」

「…わかってるよ。」

 藤原は素早く言って、目を逸らした。

 冴は静かに語りかけた。

「…昨日みたいなことは、もう…」

「わかってるって!!」

 藤原は途中で遮った。

 …藤原は震えていて、涙をこらえていた。

 それを見ると冴は辛くなった。

「…藤原、俺はお前が好きなんだ。…ああいうふうに、押し切るのはやめてくれ。」

「…その割にたいして抵抗もしないよな、お前。」

 恨むような口調で藤原が言った。

「だから…お前が好きだから、拒む気にならないんだ。…でも、正直困るんだ。」

「…。」

「…おまえは聞きたがらなかったが…。やっぱり言っておく。…お前、俺が未亡人と暮してるって話を作ってたときがあったが…覚えてるか?」

「…覚えてるよ。」

「…俺はホントにあんなふうに、暮してる。…陽さんは男だけどな。…陽さんは、最近、つきあってた年上の愛人と死別していて…。俺は、今は、その代わりだ。…お前には、見えていたんだと思う。…知り合いの霊能者に、おまえの何かが、俺についてきてると言われた。」

 藤原はたちどまった。…冴も、立ち止まった。

「…俺は陽さんや陽さんの親から、いろんな援助をうけてる。勿論、部屋代と食費のかわりに飯作りと掃除をひきうけてるのは本当だが、…今はそれ以上だ。最初は、本当に、2人で同居して、共同生活してるって感じだった。陽さんは、俺が来る前は、よく病院に点滴をうちに行ってた。栄養失調で。…飯焚き探してたっていうのが、実際のところだった。あのひとはゴミの分別がいまでもできないんだ。…愛人を募集してたわけじゃない。あの人は今でも、亡くなった恋人のことを愛している。…ときどき、俺に隠れて、一人で泣いている。広い家だからな、隠れる場所には困らない。」

「…」

「…でも、死んだ恋人は、抱き締めてはくれない。…あの人は、とても寂しがりやで、一人で長くいられない人なんだ。…だから…。」

「…」

「…俺は久鹿家の援助がなければ、エリアにはいられない。…それに、陽さんのことを、愛してる。おまえのことは好きだが、…恋人にはなれない。俺には陽さんがいるから。…そういう現状を鑑みるに、お前と俺が2人でだらしなく溺れるのは、お互いにとって、よくない。だから、もうああいうことはやめよう。」

 藤原は、黙ってきいていたが、冴が口を閉じると、静かにうなづいた。

「…わかった。」

「…ありがとう。」

 冴は悲しい気持ちで言った。

 …最初から知っている。藤原のほうが、陽介よりもずっと、冴に対する執着は強い。

 より求めてくれているのは藤原なのだ。陽介ではない。

 許されるものなら、藤原に、いつまでも与えていたかった。

 転校してきた当初からずっと、藤原は冴に厚意的で、いつもなにかれと声をかけ、仲間に入れてくれた。

 一番最初に友達になってくれた。

 …藤原が望むのであれば、あんなことぐらい、つべこべ言わずに応じてやりたかった。

 どうせ冴は、…だれとでもできるのだ、あんなことは。

「…そんな顔するなよ。わかったよ。…でも、友達でいてもいいんだろ。絶交じゃないよな?」

 冴はうなづいた。

「…勿論。」

「…ヤバい仲は今日で終りにしよう、月島。明日から、もとどおり、普通の友達だ。…だから、今日あと一度だけ抱き合お?…これが最後だから…、綺麗なホテル、行かね?…猫、うちに置いてこいよ、駅で待ってるから…。な?いいだろ?」 

 藤原は狡猾さを包み隠して、子供のような哀れな目で、少し震えながら懇願した。

 …いたいけな眼差しを裏切って、その口調は、…幾分、もつれた。


+++

 月曜のテストが終わった後、吹雪がわーいとやってきて、冴のあたまをだっこしてゴロゴロいう猫のように言った。

「冴~、テストおわり~テストおわり~。今日飯どうする?お弁当?」

「…飽きてきたから、帰りに店でも寄ろうかと。」

「寄ろう! …俺もいくよ。うちあげやろ、テスト終りだし!」

「…明日小論とレポートの締切があるだろ。」

「レポートなんかおわったもん。文化史なんかちょろいぜ。さっくり20枚書いてやった。ざまーみろだ。冴まだおわってねーの?」

「いや、俺も終わってる。」

「ほーらみろ、小論なんか今更足掻いてもムダだって。終りだ終り! 何食う?」

「何食いたい?」

「んー、そだな、ハンバーグ!」

「いいな。いくか。」

 冴は吹雪の背中をぽんぽん叩いて、とりあえず、離れさせた。

「…須藤、行くか?」

「飯か。…いいかもな。家に電話しよう。…藤原、飯いくか?」

 須藤が声をかけると、藤原は手でバッテンをつくった。

「…俺レポートまだおわってねーから。」

「そうか、根津は?」

「いいね、行くよ。ドミにでんわする。」

 根津は藤原の背中を見た。

「…藤原、飯くってすぐ帰れば同じだよ。飯だけ行こうよ。」

「…いや、ホントにもう、俺ギリギリだから。今日は駄目。また今度いこうぜ。休みに入る前にでも。根津、休みは帰省しちゃうんだろ?」

「うん。」

「じゃ、その前に。」

「そだね。わかった。」

「本、あした返すよ。」

 …担任がやってきて、ホームルームがはじまった。


+++

 4人は学校ドームを出て、エリアの一角にある、ハンバーグハウスに入った。

「では、期末テスト終了~!かんぱーい!」

「まーだおわってないってばー」

「おわった、もうおわった。」

「ったく、タッチ-は。」

「はじまる前から終わってたもんな、タッチ。」

 文句を言いつつも4人は笑ってソフトドリンクで乾杯した。

「…昨日本とりにきたんだよ、藤原。なにやってたんだか。」

 根津が言うと、立川がニヤニヤして言った。

「…根津はさ~、演劇部のユーリとは、普段はどうしてるの?」

「普段て。べつに。普通だけど…。」

「演劇部のユーリ?」

 月島が首をかしげた。

 須藤が言った。

「劇部のブカンだろ。合唱部にオケ、軽音、スピーチ、…何であろうがステージがあるとなると、どこからともなく出てきて、ヘッドセットつけて、キューだししてるやつ。…根津のドミ友なのか?」

「うん、ドミ友。たまに2人で本読んでるよ。だらだらと。」

「…冴、しらない?」

「ああ、知らん。」

「…かーわいー子なの。眼鏡かけてて、髪ふわふわで。」

「…そうなのか。…まあ、根津は可愛い男が好きだからな。」

「どういう意味だ。誤解をまねくいいかたはヤメロ。」

「別に。」

 間もなく、注文品が流れて来た。4人はそれぞれ、自分の食事を拾い上げた。

「…ユーリックは気難しいだろ。よくあんなのと付き合えるな、根津は。」

 須藤が言った。根津は首をひねった。

「気難しくはないと思うよ、月島とか、タッチにくらべたら、全然。ユーリは優雅で優しい奴だよ。怒ってるの見たことない。」

「…根津が付き合いやすいんだろうな、ユーリックにとっては。…俺なんかが話しかけると、全身の毛がさかだってるんじゃないかっていうくらい警戒される。」

「あはは、ユーリ、きっと須藤くんのこと怖いんじゃない。」

「なんでだ。こんなに地味で目立たない、気は優しくて力持ちな裏方の俺が、なぜ怖い。」

「プッ、…裏方は普通、トランペット吹かないデショ。舞台人にとっては、ハデハデじゃない、トランペッターは。」

 立川はそういって笑った。 

 月島は意外そうに言った。

「…須藤ってユーフォニウムだっていってなかったか?」

「…冴、須藤くんは、けっこうオールマイティ-になんても吹いちゃうよ。指揮もとってたし。鼓笛隊のリーダーを半期やってたの。前の部長が煙草すっちゃって、その代理だけど。」

「…タッチ-は意外と詳しいな。代理っていうより、繋ぎだ。コンクールも全部おわってた時期だったからな、俺でもできた。」

「…とかなんとかいっちゃって、このヒトは、けっこうヤルよ。ユーリがびびっちゃう程度には。…ユーリかわいいもんね。ちっちゃい女の子みたい。いつもなんかに怯えてて。かといって身構えてるわけじゃないんだよね。なんていうかこう、なすすべもなく奪われる、って感じ。…根津はさー、ほら、斜にかまえてるから。襲いかかってくるまえに予備動作があるだろ。そのあいだにぱっとにげられるから、安心なんじゃない。」

「…おそわねーよ。」

「…なすすべもなく奪われる、か。…会いたくないタイプだな。」

 月島がぼそっと言ったので、根津はおどろいた。月島は基本、来る者拒まずの男だ。こんなことを言うのは珍しかった。

「えーっ、どうして。ユーリはそんな、悪いやつじゃないよ。自立してるし、頭もいいし、見識も広くて…きちんとした奴だよ?月島。」

「…俺はそういうのが身近にいると、そいつに振り回されてしまうんだ。…多分、見ていられなくて、つきまとって、毎日説教する。しゃんとしろとか、チカンぐらい自分でおっぱらえとか。結果、虐めまがいの仲になって、…遂には、俺のせいで相手が潰れる。俺は…引かないというか、引けない人間だから。」

 みんな黙った。…すごくよくわかる、と思った。

 根津はそれで気がついた。

「…そうか、じゃ、多分、藤原もそうだろうね。」

「…藤原は虐めたりはしないだろう。…だがすごく相手に責任を感じて、うっとおしいぐらい気を使ったり、ついて歩いたりはするだろうな。」

 なるほど、と思った。多分、昨日、杉田は藤原を強く警戒していたのだ。

「…藤原クン、ユーリと喧嘩でもしたの。」

 立川がハンバーグを食べながら訊ねた。

「…昨日、本とりにきたとき、ユーリがいてさ、…なんか、ユーリがめずらしく、ねちねち絡んでた。」

「すきなんじゃないの。」

 …根津の代わりに、隣にいた須藤が立川をぶってくれた。

「あーん、いたい、いたいー」

「…ユーリは、色恋沙汰がきらいなんだよ。ユーリの優しい神経じゃ、恋愛の気違い沙汰は、すべからく耐えられないの。だからすごくモテるけど、全部逃げてる。」

「…藤原クンにやつあたりしてもしょうがないのにね?」

「まあね。でも藤原は人一倍モテるヒトだからさ。ユーリのやつ、…愛してくれるヒトより、愛せるヒトがいいのか、とか、大真面目に絡んでたよ。」

 …月島の眉がぴくりとした。

「…あーああ、それは…」須藤はサラダを食べて言った。「…からんでたんじゃなく、相談したかったのと違うか。藤原がなにか画期的な答えをもっていると思ったんだろう、自分と極端に違うから。」

 …一同、おーおお、だった。

「…そっか。俺としたことが、対応間違った。」

 根津は反省した。

「…藤原は、どうしてた?」

 月島が心配そうにたずねた。

 根津は目をあげた。

「…きいてどうすんの、月島。…おまえは藤原の恋人には、なれないでショ。」

 …月島は、傷ついたような目をした。

 須藤がそしらぬ顔で言った。

「ムッとして、だまりこんで、ユーリックがいないところへいってから、陰口、…だろ。…フジの反応なんていつも同じじゃないか。」

「あたり」

 4人は和んで、笑った。


+++

 しばらくハンバーグハウスのドリンクバーで粘っていたが、流石に長居し過ぎたため、場所を変えることにした。一応、3人は吹雪の財布が心配で、ドーナツ店などはどうだろう、という提案をしたが、当の吹雪が却下した。

「みんな、お茶すきだよな?…あのね、ビックポットってメニューがある店があんの。いってみない?紅茶を10杯分いれたでかいポット一つ、1000だよ。ワリカンで一人250。2杯半のめるし、それに内装がすごくいいんだ。つまみは炒ったクルミが出るよ。…客はダイガクセイの女子がおおいけど、平気だよね?」

 じゃあ行こう、という話になり、吹雪が先頭に立って道案内した。

 冴は内装ときいて、思い出した。歩きながら、吹雪に言った。

「…そうだ、吹雪…家具とか、好きか?」

「家具って…椅子とか?うん、すきだよ。用もなく家具屋徘徊してるよ、たまに。」

「そうか。…実は、部屋を改装してもらえることになって、…ラグを一枚買うように言われたんだ。もしよかったら、選ぶの、手伝ってくれないか。」

 本当は藤原に頼むつもりだったが、もう、藤原とは顔をあわせるたけで疲れてしまう。…またうまくまるめこまれて、どっかに連れ込まれるはめになって、際限もなく堂々回りで抱き合って…しかもけっこうそれなりによかったりして…満たされて甘い感じになったりして…、と思うと、顔を思い出すのも億劫だった。…普段、明るくて爽やかな藤原が好きなだけに、そういう狡猾さをみせられると、心底うんざりしてしまう。

 吹雪はわーっ、と嬉しそうな顔になり、「うん、いいよ!」と快諾してくれた。この際、部屋が多少サイケデリックになろうがアールデコになろうが、とにかく敷物が一枚手に入ればいい、冴はそう思った。

「いつにする?明日にしようか?」

「ああ、明日でもいい。」

 …吹雪は藤原除けにもなる貴重な友だ。とにかく毎日吹雪と遊べば、藤原には会わなくて済む。 

 吹雪が言った。

「…そういえば、冴、須藤くんにお願いがあるんじゃなかったっけ。」

「えっ、…ああ、ケーキ…。」

 冴は言われてやっと思い出した。

「…須藤、もし、迷惑でなければ…おまえのうちの料理を勉強しに行きたい。」

「ああ、クリスマスケーキ作りたいのか?うちのは切り株型のブッシュ・ド・ノエルってやつだぞ。いいのか?普通のホールのやつじゃないぞ。」

「ああ。」

「じゃあ、お袋に聞いて電話する。…お袋はお前に会いたがってたから、喜ぶと思うよ。」

「ありがとう。」

「ふふーん、楽しみだなーっ。」

「タッチが焼いてもらうわけじゃないでしょーっ。」

「でも試し焼きするだろ?…だから試し食いする。」

 あまりにリズム良く吹雪がいうものだから、みんなちょっと笑った。

 吹雪の案内してくれた店は、びっくりするほど綺麗な店だった。

 曲がりくねった店内にアンティークなテーブルと椅子が並び、奥の窓ははめ殺しのステンドグラスで、白いしっくい風の壁にはぽつりぽつりと宗教的な現代アートがかけられていた。白っぽい絵だが、深みのあるキリストやマリア、殉教者…。…圧倒された。

「…五島の古い教会跡で発見された絵なんだって。運ぶの大変だったらしいよ。…紫外線でぼろぼろだったのを、パリの業者にたのんで修復したんだって。きれいでしょ。…ここ、夜はシメイが飲めるよ。あと、シャルトリューズのエリクサーのカクテルとかね。凝ってるだろ。」

 …学校ドームから近いせいもあってか、美術科の大学生が溜まっていた。巨大な透明素材のポットが大量の紅茶で満たされて、例外なくテーブルにのっかっていた。…残念ながら、値段どおりの合成茶だったが、味は悪くなかった。感動した須藤のおごりで、洋酒のたっぷり染みたフルーツケーキが出現した。…それが、15センチほどの小さな型のものが丸ごとどん、とナイフ付きで出る。いちいち衝撃だった。

「…今度は藤原クンもつれてきてあげてよ、須藤クン。」

 吹雪がニヤリとすると、須藤もさすがに、「そうだな…」と言った。


+++

 帰りの駅で、冴と2人になると、吹雪は言った。

「ねえ、冴。」

「ん?」

「…まえ、絵、かかせてくれるって言ったの、…覚えてる?」

 冴は、そうだったな、と思った。

「ああ、覚えてる。」

「…まだ、反故になってないよね?あの約束。」

「ああ。」

「…今週から、描きたい。…うちに来てくれる?散らかってるうえ、狭いけど。画材、よそに運ぶの面倒だから。」

 …ちょうどいい、と思った。藤原も頭を冷やせばいいのだ。

「ああ、いこう。」

 了承すると、吹雪はなんともいえない、嬉しそうな顏になった。

 それはもう、冴も少し嬉しくなるほどだった。

 吹雪は、本当に猫に似ていると思う。

「…部屋、それなりに片付けとくから。」

「別にいいぞ。気を使わなくても。」

「うん、でも今のままだと、お前を座らせる場所もない。」

「…床でも机でもミカン箱でも、俺はかまわんぞ。」

「俺がかまう。」

「…そうか。…なんかもっていこうか?」

「べつになにもいらないよ。」

「じゃあ、お前んちの飯でもつくってやろうか?残り物料理、得意だぞ。」

「えー、うれしいけど、なんで作ってくれるの??」

「…マエストロの仕事料に。」

「何いってんだよ。…俺が描かせてっていったんだから。」

「でもその絵は俺が貰うからな。」

「えーっ!」

 吹雪は驚いた。

 目をぐるぐるさせて何か考えていたが、やがて吹雪はおそるおそる言った。

「…それって…俺の絵が…ほしいって意味?」

 冴えがうんうん、とうなづくと、吹雪はかなりパニックに陥った。

 しばらく駅のホームを右に左に往き来していたが、やがて冴の前におずおず立ち止まって、言った。

「…い、いいよ。…二枚かく。」

 冴はにっこりした。

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