フタツハヒトリ。
「................ねぇ、なんで私に構うのよ。」
「な、何言ってるの、ヒナタ................私はただ、仲良くしたくて―――」
「だからっ」
ヒナタが吐き捨てる。
「―――だから、なんだって言うの?今の私は―――私達は、『別人』、なんだから。」
「違うっ!!」
私――ツキは、その言葉を遮る。
「―――私達は、『姉妹』、なんだからっ........」
「―――いつの話よ、そんなのは................。今の私は『墨田 日向』で、あなたは『岡本 月』。ただそれだけのことでしょっ。」
「................そ、そんな................ヒナタ、なんで........」
「うるさいうるさいうるさいっ!!もうあたしに構うなっ!!」
私のことを突き飛ばしてヒナタが走り去っていく。地面に伏した私は、翻るスカートと走り去るヒナタのことを、ただ眺めることしか出来なくて。
「................お姉ちゃんって、もう一回呼ばせてよ................ヒナタ。」
突き飛ばされた時に感じた雑な温もりを確かめるように、そっと肩に触れる。
―――どうして、私達はこんな風になっちゃったの?教えて、神様。
(................今日から高校生、かぁ。)
真新しい制服に少し窮屈そうにしながら、新しい教室に足を踏み入れる。
(................人がいっぱいだなぁ)
黒板に貼られた座席表を元に自分の席を探す。................って、あれ?
私の目が、座席表の一箇所で止まる。うちの中学からこの学校に合格したのは、私だけ。だけど、その名前には確かに見覚えがあって。思わず振り向いてその席を探すと、席の主と目が合う。
「....................ひな、た................?」
「........................つ、き?」
お互いに目を見開いて歩み寄る。けど、
「................人違いじゃないかしら?」
肩を震わせてヒナタが走り去る。
「あっ................」
な、なんで居なくなっちゃうの................? 残された私は、そのまま立ち尽くしていた。
その後の自己紹介だって、ずっと上の空で。
(................ヒナタは、なんで私から逃げたんだろ................)
そのことだけを、ずっと考えていて。ほかの人から話しかけられても、ずっと上の空。だけど。
「................ねぇ、墨田さんと岡本さんって顔そっくりだけど、もしかして姉妹だったりするの?」
「................えっと、それは................」
「違うわよ。」
向こうの席からヒナタが話に割り込む。
「................ほんとに、赤の他人。」
「ひ、ヒナタ........」
「え、でも名前だって日と月だし」
「関係ないって何度も言わせないで。................ほんとに、なんの関係も無いんだから。」
うんざりしたようにヒナタが切って落とすと、その後に。
「ツキ................いえ、『岡本さん』。あなたからも否定しておいて。私達は『赤の他人』だって。」
冷たくそう言い放つと、ヒナタはすたすたとどこかに言ってしまう。残された私の周りで、喧騒が広がる。
「................なにあれ。」
「た、ただの噂話なのに................」
漂う空気には、言外にヒナタを攻める口ぶりが混ざっていて。
「あ、ヒナタ................『墨田さん』を責めないであげて?................ね?........................実は小学校も同じで、その時から似てる似てるって言われ続けて、お互い嫌になっちゃったの。」
ほんとにー?って目線を向ける人もいるけど、大抵はそれで納得してくれた。けど。
(................なんでホントのこと、説明できなかったんだろ。ヒナタに迷惑がかかるから?私もいじられるから?それとも................)
この喧騒も、今度は耳に入らない。
あの後、帰り際に思い切って声をかけてみた。そしたら、突き飛ばされて。................絶縁?された。................なんで、なんで................元の二人に戻っちゃいけないの................?私が、大きくなっちゃったから?それとも、幸せそうだから?.......................私とお母さんが、ヒナタを『置いて』出ていったから?
私の中で、その答えは出せなくて。乾いたコンクリートの仄かな熱と、ざらついた砂粒を素肌の太ももに感じたまま、屋上にずっとへたりこんでいた。
(................でも、ヒナタは私が屋上に誘った時、嫌そうにしながらも付いてきてくれたし................心の底から嫌われてるわけじゃ、ないのかも。)
................うん、きっとそう。これには絶対、なにか理由があるはず。そうと決まれば、明日も屋上に誘ってみなきゃ。................なにか、話を聞けるかもしれないし。
「ねっ、ヒナタ................一緒にお弁当、食べない?」
「やだ。」
即答された。ぷいっとそっぽ向いて席を立たれる。
「あっ、待って、........」
慌ててあとを追うと、ヒナタはトコトコと購買部に歩いていって、コッペパンを一つ買う。そして、
「........なにぼさっとしてるの、お昼食べるんでしょ?」
そう言ってまた階段を登り始める。少し呆気に取られていたけど、私はヒナタの背中を追って階段を駆け上がる。やがて辿りついたのは、昨日の屋上で。
「................ここ。」
ちょうど給水塔で日陰になったところに、二人で腰を下ろす。横に座ろうとすると、ヒナタがくるりと身体を回して、結局背中合わせになる。................なんでこっち向いてくれないのかなぁ................なんて思いつつお弁当の包みを開くと、ヒナタの目線が少しだけこちらに向く。
「................食べる?それだけじゃ足りないでしょ。」
「いい。」
すぐに目線を逸らすヒナタだけど、
「........................ママは、元気みたいね。」
ぼそりとつぶやく。
「................やっと、認めたね。」
「................まぁ、誰もいないし。それより................ツキ、ママは..........」
「................去年ね、身体壊しちゃったの。それで今は、寝たり起きたり。」
ヒナタが振り向く。
「................じゃあ、このお弁当は誰が作ってるの................? ................まさか、」
「ん、私だけど................。まだ、失敗ばっかりだけど................」
「................そう、なんだ。」
ヒナタは少しだけ、声が震えてた。................なら、今度は私から。
「................そっちは................パパは、どうしてる」
「死んだわ。」
事もなさげにヒナタが吐き捨てる。
「................今は、一人。たまに桃子さんも来るけど、ほとんど一人暮らしね。」
「そう、なんだ................」
同じ『そうなんだ』だけど、私とヒナタでは重みが違って................。
「................さ、食べ終わったし、................もういいでしょ。」
と、包みのビニールをその辺に捨ててヒナタが足早に立ち去る。
「あ、待って。」
「................なに。」
「................お母さんに、会ってかない?」
「................いいよ、もう。................それに、私は」
「うそつき。」
つかつかとヒナタのとこに歩いていく。そして、
「................おんなじ。ウソをついてる時は、髪をいじるとこ。................私とおんなじクセ。」
「........................」
ヒナタは、大きくため息をつく。
「................相変わらずだね、ツキは。................隠しときたいこと、全部見破っちゃう。」
いつの間にか口調が変わったことに驚いて、思わずヒナタをじっと眺める。
「................いいよ、なら、見せてあげるから。................放課後になったら、下駄箱のとこに来て。」
それだけ言うと、今度こそヒナタは屋上の扉を開けて行ってしまった。
................少しだけ、進んだかな。................放課後に、下駄箱ね。
授業が全部終わったあと、荷物をまとめて言われた通りに下駄箱に行くと、
「................遅い。」
ヒナタが不機嫌そうに待っていた。
「ほら、行くよ。」
早足で校門を抜けて、駅まで歩いていく。ヒナタのあとを追って私も改札をくぐると、私がいつも乗るのとは逆の電車に乗る。後ろでドアが閉まる音がする。そこから何個か駅を通り過ぎて、終点近くでヒナタが降りる。
「はぐれたら、そのまま置いていくから。」
電車の中でそう言われたから、暗くなり始めた空模様の中、必死にヒナタの背中を追う。やがてヒナタは、あるマンションの前で足を止める。
「................ここの、五階。」
そう言って外階段をてくてくと登り始める。
「ま、待ってよ................」
すぐに登り終えて上から眺めてるヒナタとは対照的に、私はやっと二階にたどり着いてハァハァ荒い息をしていた。
「................五〇七号室、待ってるから。」
それだけ言うと、さっさと一人で行ってしまう。................ひ、ヒナタの薄情ものっ................
諦めてエレベーターで五階に行くと、家の前でヒナタが待っていた。
「................靴、脱がなくてもいいから。」
鍵を開ける時にヒナタが言う。どういうことなのか聞き返そうと一歩踏み出して、すぐにその意味を知った。................至るところにゴミ袋が積まれていて、床にはダンボールが敷かれていて................要するに、ゴミ屋敷。
「................こっち。」
一応靴を履いたまま手招きする方へと歩いていくと、ある部屋に通される。そこだけは、綺麗に片付いていて。
「................私の部屋。」
事もなさげにヒナタが言う。................へぇ、ここが................。
「................そ、それで、見せたいものって................これ、なの?」
ヒナタがあからさまに嫌そうな顔をする。
「................連れてきたのは私だけど................その、本当に見たいの?」
「................み、見たい................」
「................後悔、しないでよね。」
そう言うなり、ヒナタが制服を脱ぎ始める。................え、あの、ちょっと!?
「................見たいって言ったのは、そっちでしょ。今更目を背けないで。」
衣擦れの音が収まった頃、私は恐る恐る目を開ける。................見えてきたのは、黒の下着と、それよりも多い肌色。................だけど、一箇所だけ浅黒くなっている所があって。
「................酔った勢いで、瓶で殴られたの。................もう私は、『岡本 日向』には戻れない。」
ヒナタのアザをそっと撫でると、微かに息が漏れる。
「.............これで分かったでしょ................壊された身体じゃ、もう戻れな」
「戻れるよっ!!」
ヒナタの肩を掴んで揺さぶる。
「................私の目を見て。................私たちのもう一つのクセ、忘れてないでしょ!?」
ヒナタの視線は、私の瞳の奥を見透かすように透き通っていて、
「................ほんとに、そう思ってるみたいね。」
「信じてくれたんだ。」
よかった、とほっと一息ついたスキに、ヒナタが私にのしかかって押し倒す。
「なっ................」
「でも、................甘いんだよ、ツキ。」
ぐぐっと、私の首筋にかけられた手に力がこめられていく。
「................私はこんなに苦しんだのに、ツキは大好きなママと一緒に暮らして、あったかいご飯を食べさせてもらえて、................殴られることも、怯えさせられることもなく、ぬくぬくと生きていられて................不公平だよ、そんなの。」
「................ひ、な、た................」
微かに取り込めた息で、ヒナタの名前を呼ぶ。
「................だから、私があなたになる。................今日から私が、『岡本 月』になるんだっ................。じゃあね、『墨田 日向』。」
私は呆然とヒナタのことを眺める。................腕に込められた力は中途半端で、顔に浮かんでるのは無理やり作った偽物の笑顔。................それよりもっと、はっきりと分かるのは。
「................ヒナタの、うそつき。................眉毛、ぴくぴくしてる。」
腕にこもる力が抜ける。
「................髪を触るのはおんなじだけど、ヒナタは嘘ついてると、眉毛がぴくぴくするの、................変わって、ないんだね。」
「う、うるさいうるさいうるさいっ!!」
今度こそ全体重を私にかける。けど、その手は首筋から肩に移動していて。................そのまま、私の胸に顔を埋める。
「................やっぱ、できないよっ................ツキを、手にかけるなんてっ................」
私はその頭をそっと撫でる。それから、ヒナタの両肩を掴んでそっと起き上がる。
「ヒナタ、話して................?私とヒナタが『離れ離れ』になったあと、何があったのか。」
さっきまでの狂気も、今までの拒絶感も全部剥がれたヒナタは、ぽつりぽつりと話してくれた。離婚が決まった時に、二人共ママのとこに残ると思ってたのにパパがヒナタのことを連れ出したこと、そしてママが追いかけてこなかったこと、名前が変わって戸惑ったこと、最初は優しかったパパがだんだん壊れていったこと、小・中と不自由な暮らしを送ったこと、そして、パパの最期が呆気なかったことも。
「................そうだったんだ。」
私が頭を撫でる度に、ぽつりぽつりとヒナタの口から言葉がこぼれる。
「................うらやましかった。ママのところに残ったツキが。ずっと、優しく育ててもらえるから。」
「実はね、そうでもなかったの。ママもやっぱりお酒に逃げて、ダメになりかけたの。けどね、私のことをちゃんと育てて一人前にするって決めてたらしくて、いろんな仕事をして、私を育ててくれたの。」
「................やっぱり、うらやましい。」
泣き疲れたのか、ヒナタは顔を上げて目線を合わせる。
「................ツキは、私のこと、どう思ってたの?................その、『別れた』あと。」
「わたし?私は................いきなりヒナタが居なくなって、どこに行ったのかママに聞いても全然教えてもらえなくて................三日ぐらいずっと、泣き通してた。」
「................ああ、そう言えばツキってば泣き虫だったもんね。」
ちょっとだけムッとしてヒナタのことを押す。................も、もう泣き虫は卒業したもんっ。
「................で、会えないって分かった時ね、................私は、待つことにしたの。おひさまも月も待ってれば登ってくるから、待ってればそのうちヒナタが出てくるって信じてたの。」
私の話をきょとんとして聞いていたヒナタだけど、突然吹き出してお腹を抱えて笑い出す。
「ひ、ヒナタっ!!真面目な話なのにっ。」
「ご、ごめんっ、ふふっ、................でも、これは私の負けだね。私が勝手に羨ましがって、憎んで、................なんの罪もないツキを遠ざけて、しまいにはあんなこと企んで。................やっぱりさ、太陽は月といつも一緒になるんだね。」
「うん。................だから、仲直り、しよ?」
ヒナタが差し出した小指に、私の小指を絡める。
「ゆーびきーりげーんまん、嘘ついたら................」
12年ぶりに繋いだヒナタの手は、おひさまみたいにあったかかった。
そうやって笑いあってる私たちの間に、『くぅ』というマヌケな音がする。................うん、私じゃないよ?................ってことは。
「ヒナタ、やっぱりお昼あれだけじゃ足りてないじゃん。」
「う、うるさいっ................」
ヒナタがお腹を抱えて真っ赤になる。
「................そういえば、いつもは何食べてるの?」
「................カップ麺だけど?」
「だよねぇ。」
その辺に散らばったカップをチラッと見て察する。................はぁ、こんなんじゃ、ダメだよ、もう。
「ヒナタ、行くよ。 」
荷物を持ってヒナタの手をとる。
「い、行くって、どこへ................」
「決まってるでしょ................。私の、いや、『私達の』、家。」
「え、ちょっと、待って、」
ヒナタも抵抗するけれど、お腹ペコペコだからなのか、私の力の方が強くて、結局そのまま駅まで引きずられていく。そして、さっきとは逆向きの電車に乗る。
「................ほんとに、私を連れてく気なの?」
「連れてくって................『帰る』の間違いだよ、ヒナタ。あそこは元々、私達のおうちだもん。」
「で、でも................今更どんな顔して会えばいいのか、分かんないよ................。」
「素直に『ただいま』って言えばいいんだよ。ね?」
「そ、そんなので、大丈夫なわけ................」
「あ、着いたみたい。」
またヒナタの手を引きずって電車を降りる。すっかり暗くなっちゃったけど、私とヒナタは迷うことなく家にたどり着く。
「................まだ、家への道覚えてるなんて................自分でも思わなかったよ。」
驚き半分、呆れ半分でヒナタが言うと、私は何のためらいもなく玄関のドアを開けて「ただいま」を言う。
「月、遅かったじゃないの。................あれ、隣に誰かいるの?」
台所からお母さんが出てきて、こっちを不審そうに眺めてる。
「ほら、入っておいで。」
「ま、まだココロの準備がっ」
「........................えいっ。」
ヒナタの制服の裾を引っ張って玄関に連れ込む。そして顔を上げさせると、お母さんの目が見開かれる。
「........................ひなた、なの?」
「................えっと、た、ただいま、ママ。」
L'épilogue
「ツキ、そっち持って。」
「分かった、ヒナタ。」
ベッドの端をもって、二人で動かす。
「................にしても、ツキの部屋って広いんだね。もう一個机を置いても、まだこれだけスペースがあるなんて。」
「................うん。元々ね、私達二人で使えるようにって作った部屋なんだって。」
「へぇ................」
部屋中を見渡すヒナタ。................もう、これからはずっとここにいるんだし、そんなに眺めなくても................。
そう、あの後ヒナタはあのアパートを引き払って、私の家に住むことになった。名前だって元通りの『岡本 日向』になって、名実ともに『私の妹/お姉ちゃん』になった。
「ひなたー、つきー、ご飯にしましょっ。」
「あっ、はーい。」
二人して連れ立って下のキッチンまで降りていく。
「うわぁ................豪華。」
「................もう、お母さん。無理しないでって言ったのに。 」
「何言ってるの。娘が二人に『戻った』んだから、今までの二倍頑張らないと。」
そう言って張り切るお母さん。................あの夜ヒナタと再開したことで体調がみるみるうちに良くなって、今では起きて動いても大丈夫なぐらい。久しぶりに親子三人で川の字になって寝たのが良かったのかな?
「ふぅ、ごちそうさま。」
「私もお腹いっぱい。 」
「はいはい、ならお風呂行ってきなさい。」
「「はーい。」」
元々大きめなお風呂だけど、高校生になった私達二人で入るとちょっと窮屈。
「ツキ、もう少しそっちに寄って。」
「も、もうこれ以上は無理だって................こ、こうすれば入るかな?」
後ろを向いてヒナタの腕の中に収まる と、なんとか二人共収まることが出来た。
「ふふっ、なんか懐かしいね。」
「そうだねっ、こうやって入るのも、すごく久しぶり。」
双子なのに私よりもちっちゃなヒナタの胸を背中に感じつつ、ほうっと息を吐く。
「................でも、まさかヒナタと同じ高校になるとは思わなかったよ。」
「それは私も。................やっぱり、太陽と月は惹かれ合うのかもね。」
ヒナタの腕が、私に回される。
「................ありがと、『ツキお姉ちゃん』。ボロボロになった私のこと、見つけてくれて。」
「................こっちこそ。ありがと、『ヒナタお姉ちゃん』。」
子供の頃の名前で呼び合うと、二人して笑い合う。もう二度と来ないと思ってた幸せを感じながら、ゆっくりとお湯に浸かる。
「................ツキ、こっち向いて。」
なぁに?と振り向いた私のほっぺたに、ヒナタが軽くキスをする。
「え、えっと、今のは................?」
戸惑いながら聞くと、
「................昔、ママが言ってたの思い出したの。大好きな人には、ちゅー、しなさいって。私はツキのこと、大好きだから。」
「................そういえば、そうだったね。なら私も、................ヒナタ、大好き。」
ヒナタの右のほっぺたに、軽くキスをする。同じ顔だから、多分私もこんな味がするんだろな。
「................さて、のぼせないうちに上がろっか。」
「うんっ。」
ヒナタのあとを追って、私も上がる。
神様、ありがとう。私達はまた、一つになれました。