2章 登場人物紹介
宜しくお願いします。
2章の登場人物の簡単な紹介になります。
・ユキナリ ココノエ(九重 幸成)
種族:人間(異世界人・転生者)
年齢:二度目の享年20歳(享年27歳)
職業:無職
階級:1
装備:風薙ぎの剣、布の服、闇駆けのスパイク
技能:【無限黄金郷】
安住の地を求めてやってきた自由都市にて、金目当ての誘拐に会い死亡してしまった主人公。現在二度目の天界来訪中である。
心配性で頑固者という難儀な性格の持ち主。仲間と金を大事にしています。シャナとの関係は良好でしたが、まだ恋人ではありません。
最近のマイブームはシャナの頬っぺたをムニムニする事。
・シャナ
種族:ケンタウロス
年齢:17歳
職業:狩人・奴隷
階級:25 UP!
装備:鉄の剣、水精霊のワンピース、水精霊のスカート
技能:【人馬一体】・【風精霊の加護】
ユキナリへの愛情が加速度的に上がっていっているケンタウロス娘。現在までの相手は全て瞬殺できるほどの武力の持ち主である。本人はユキナリの護衛としてのプライドがあり、ゴロツキから救えなかった事で心に深い傷を負ってしまっている。
ユキナリが美人に気を取られるとむくれる焼きもちキャラが板に付いてきたか?
最近のマイブームは、野宿中にユキナリの寝顔を盗み見る事。
・ミール
種族:ドワーフ
年齢:25歳
職業:鍛冶師・細工職人・奴隷
階級:17 UP!
装備:見習い鍛冶道具一式、耐熱防刃服、収納のペアリング
技能:【技術診断】・【魔導技師】
シーナ王国出身の天才ドワーフ。行方不明の主人を探すためにユキナリの仲間になった。衣食住を提供してもらう代わりに知識と技術を貸すギブアンドテイクな関係だが、本人は優しいユキナリを気に入っている。
種族柄、三歳児程の身長しかなく、年齢の割に幼い行動や言動が目立つ。
一晩で作成の難しい収納系の魔道具を2つも作ったように生産に関しては天才的な能力を持っている。
一般人より知識不足なユキナリとシャナのおかげで賢そうに見えるが、彼女の知識の大半は本で仕入れた知識である。行ったことのある場所も、フリーランドの修業場、貴族の領地、シーナ王国王都のみと、活動範囲は狭かった。
最近のマイブームは、ガンドルフからもらった鍛冶道具のメンテナンス。
・テツ
種族:イタチの獣人
年齢:20歳
職業:大工・狙撃手
階級:32
装備:魔導銃2式、黒服、サングラス
技能:【空間掌握】・【七色の銃弾】
自由都市フリーランドの北部を代表する組織【飛鼬組】の若手組員。父親がトップである親父の右腕をしている関係で、若輩ながら組内でもある程度の地位にいる。
ヒョロリと長い身長に切れ長の目を持ち、常にポーカーフェイスで感情を読み取りづらい。組員としての誇りを持っており、組の不始末は自分で片付けようとするなど熱い面も持っている。
喰えない雰囲気のユキナリを結構気に入っていたのだが、組員の陰謀によってユキナリが殺されてしまったことに大きな衝撃と責任を感じている。
最近のマイブームは、新しいお菓子を作って組員にふるまう事。
・アーシア
ミールの主人。シーナ王国の貴族で、自領にて沢山の奴隷のドワーフを住まわしている。その中でもミールのような一部の優秀な個体は王都に連れて行ったり、職人の所に修業に出すなどし、知識と技能を与えていた。
陰謀のような盗賊団の襲撃を受けて行方不明に。ミールの職業から奴隷が消えていない事から生きているという確信をミールは持っている。
・ミールの両親。
主人の元に仕える奴隷同士の夫婦。突出した才能がなかったのか、貴族の領地でずっと生活していた。襲撃により安否も行方の不明。
・王城より来た官僚。
ミールを王都から追い出した、言動に不信感が塗りたくられている官僚。黒幕っぽい。
・盗賊団【金色の風】のメンバー
その道では結構名前が売れている盗賊団のメンバー達。シャナに抹殺される。団員は世界各地に散らばっており、ユキナリ達に絡んできたのはその中の1つであった。今頃は狼の腹の中であろう。
・アルフォンス ヒーピーズ
ユキナリ達のいる時代から1500年後の世界で教鞭を振っている教授。創世記学の第一人者であり、研究者でもある。
読書家の彼が創世記の本質が歴史書である事を発見したことから、創世記学という新しい学問が生まれたのである。
38歳で白衣の似合うダンディーな教授である。口癖は「やっぱりオモシロイ。」
・カエデ
金髪の美しい女性。熱心に創世記学を受講している学生である。魔王ユキ否定派が多い中で、ユキに好意的な考えを持つ彼女は時に通説を覆すような大胆な仮説を立ててアルフォンスの興味を得ることが多かった。
・ユウガオ
九尾の狐とも呼ばれるフォックステイル族の女性。絶世の美女であり、ユキナリと同郷だという話しだが……。
・砦の衛兵
ワーベア族というクマの獣人の警備兵。職務怠慢で入国審査が雑。
・ガンドルフ
フリーランド中央地区に鍛冶屋を構えるドワーフ族の男性。ミールの師匠であり、ミールを実の子供の様に可愛がっている。現在は一線は引いており、後身の育成に努めている。
・スーザン
ドワーフ族の女性でガンドルフの妻。小さい。ミールと並ぶと姉妹にしか見えないが結構いいお歳である。
・ルガーノ
シーナ王国で有名な鍛冶屋出身の、寡黙な男性。ガンドルフの元に弟子入りしておりミールとは兄妹弟子として仲が良かったらしい。
シャナは何か彼に違和感を持っているようだ。
・飛鼬組組長
組員から親父と慕われている壮年の男性。フリーランドの意思決定者である五権の1人である。一代で飛鼬組を五権にまで高めた功労者でやり手であったが、ユキナリに対してはその才覚も影を見せているようで裏目裏目に動いてしまっている。
・飛鼬組組員
建築業と、土地と建物の管理を請け負っている組織に所属する組員。日本で言う極道の人達である。構成員の大半はイタチ族の獣人であり、最近は下っ端組員に人間などの他種族を雇い始めて来た。
一部の組員は手の小指が無かったりするものがいるが、気にしないのが大人の対応だ。
・風俗街の女性達
自分から進んでなる者と、何がしかの理由で仕方なく身体を売る者と2種類が存在する。多様な種族や人物がいる為、世界各地から金持ちが来訪してくる。
・風俗街の男性達
女性の客もいるし、同性好き等いろんな客層が来るため需要はあるらしい。男性が南部地域で犯罪を犯さずに生きていくには男娼になるのが一番簡単なのだ。イケメン系とガチムチ系とがいるが、ガチムチ系のほうが人気があるらしい。
・ゴンゾウ
パリック国出身の人間族の男性。飛鼬組の下っ端組員として所属していた。
話術に才能があり、【詐欺師】の職業を自ら得られる程の人物であったが、中身が伴っておらず犯罪を繰り返していた。
五権の組員としての権力を使いゴロツキを集めてユキナリを誘拐して殺してしまう。
ユキナリを助けにきたテツとシャナに抵抗もできずに殺された。
・トパージ
人を痛めつけると興奮するという性癖を持つ快楽殺人者。
ゴンゾウに雇われてユキナリ誘拐に協力。最初から金には興味がなく暴力をふれるという理由により参加した。
同性愛者であり、力のない男の子や無抵抗な男性を一方的に痛めつけるのが好きな変態である。
・ゴンゾウの配下のゴロツキ共
スラム街でよくいるゴロツキ共。大金が手に入るという話しでヒョイヒョイ着いてきた結果皆殺しにあう。
・ダイアナ フレッチャー
創世記に何か恨みを持っていそうな天才教授。魔王ユキが架空の存在だったという証拠を発見した。
・リッカ
アルベニーク新聞社という報道機関に所属する記者。スクープを求めてダイアナ教授に独占取材を敢行する。
ご覧いただきまして有難うございます。
次話より3章に入っていきます。
引き続き宜しくお願いいたします。




