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異世界ラブコメ大作戦・キャラクター辞典

異世界ラブコメ大作戦および、同作あふたーに登場するキャラクターについて書いてみました。

大いにネタバレ、メタ話が飛び交いますので、ラブコメ話みんな読んでから読んでくだしあ。

随時更新の予定。

Name:辰之宮隆司

登場話:第1話~

主人公最強タグを支える最後の一線。こいつがいなかったら、主人公最強とか絶対言い張れなかった。

登場当時は戦士的なポジションであったはずだが、ソフィアの登場で一気に変態担当に。当初の予定通りであったとはいえ、若干暴れすぎた気がしないでもない。

メタポジションとしては、作品全体をぐいぐい引っ張っていくポジション。正統派と言えば正統派な、何も考えずに行動する系男子。

男子高校生→謎の剛腕戦士→ラブハンター→真古竜エンシェント・ドラゴンの正当後継者、とよくわからない転身を繰り返し、最終的には竜王と呼ばれるポジションに。たぶん四人中もっとも出世したキャラ。

作中での子供は三人だけど、本人はまだまだ子づくりする気満々である。夢は町一つを自分の子孫で埋め尽くすこと。あるいは悪夢の一つである(恋愛フラグ立てさせられる側にとって)。



Name:琴場真子

登場話:第1話~

まさかの第一妊娠者。サンシター襲って生まれた娘がウェリア。ただしサンシターの体調の関係で、それ以上の子供は作れないらしい。

登場時点では魔法関係を一手に引き受けるチートポジション。彼女がいなければ、勝てなかった戦いもちらほらあったかもしれない程度には重要な立場である。

メタポジションとしては、思い悩み、そして成長する系の主人公ポジション。隆司が悩まないせいで、全ての悩みを背負わされたともいう。ある意味で不幸なポジションだった。

女子高校生→魔族疑いの魔導師→真正魔族、という感じに転身を繰り返し、最終的にはアメリア王国の宮廷魔導師代理に落ち着いている。作中では語れなかったが、フィーネがジョージとの関係でわやくちゃになっているので、その辺を補佐する立場。

サンシターの寿命に限界があり、その研究に腐心する一方で、彼がいなくなった後のことも考えており、漠然と未来に不安を覚えていたりする。が、弱みは見せないし、見せられないとも思っており、若干張りつめた状態で、たまにサンシターに甘えたりする日々である。




Name:櫻野光太

登場話:第1話~

かつてのハーレム担当は、今や立派な愛妻家。彼の結婚に血の涙を流した同級生たちは数知れないとか。

登場時点では、いわゆるモテすぎて困る系の美男子ポジションだった。異世界への移動をきっかけに、礼美とくっつくのを友人たちに期待されており、当初の目的でもあった。

メタポジションは、一応の最終目的。彼と礼美がくっつくのが、隆司と真子の目的だった。途中からは、割とまじめにアメリア王国を救う方向にシフトしていったため、形骸化してしまった感が否めない。

男子高校生→意志力(マナ)を操る剣士、と作中では成長。最終的には元の世界に戻っているため、喫茶店の店主になっている。作中の成長が物語を終えてなかったことになっているのは、いいことなのか悪いことなのか。

調理師としての修行中や金策中にもいろいろあったらしいが、礼美との間に固い絆があったのですべて無視してアメリア・キングダム回転へとまっしぐら。向こうへ移動した影響なのか、怖いくらいにすべてがうまく行っているらしく、少なくとも彼の孫の代までは安泰なんだとか。




Name:春日礼美

登場話:第1話~

かつての逆ハーレム担当も、今は素敵な奥様。彼女の結婚で、いくつか少なくない血が流れたとか流れなかったとか。

登場時点では、比類なき美少女。いわゆる恋愛ものとかだと、大人気な美少女幼馴染みたいなポジションだったが、ルートは隆司と真子の二人によって固定されていた。

メタポジションは光太と同じく最終目的。あとは真子にとっての、成長ポジション。こうしてみると、光太よりは役割が若干多かったように思う。何故だ。

女子高校生→神の奇跡を操る少女、と成長してるんだかよくわからない感じで立場が変わり、最終的には普通の奥様に。魔法少女ものだったと考えると、割と王道な終わり方である。

光太のように様々なイベントが帰った後にも起こったらしいが、全てなかったことのように進行していき、最終的には一児の母に。何もなかったのは、一説には向こうへ移動したおかげで運が強化されたからとか何とか。




Name:アルト・アメリア

登場話:第2話~

アメリア王国の元第一王位継承者にして現国王。そして世界を救ったパーティの一員として、アメリア王国の人たちには認知されている。

登場時点では、現状の解説役で最大の被害者。物語開始直後において、たぶん一番体調がすぐれなかったに違いない。

メタポジションとしては、異国側の主人公。つまり現地で一番最初に仲間になるタイプの人間。四人の成長が主軸に置かれていた頃は影が薄かったけれど、終盤辺りはバリバリ前に押し出していったつもり。作者の予想を超えて成長したタイプでもある。

王子→王、とそのまんまな成長であるが、心身共に大きく成長。今やしっかりアメリア王国を支える国王として頑張っています。

パン屋のシャーロットさんと結婚した後、二児の父となり、そのうち片方が隆司の娘にロックオンされ、苦笑しながらも将来は安泰だなぁとぼんやり思ってるとかいないとか。




Name:オーゼ

登場話:第2話~第204話

アメリア王国神官長。同時にアルト、アンナ、フィーネ、ジョージの後見人でもあり、アメリア王国における重鎮ポジション。

登場時点では、礼美に対する師匠的なポジションだった。魔法の力に対する祈りの力を操る、随一の神官というポジション。

しかし、良く傍にいるポジションはヨハンに取られ、師匠ポジションはジョージに持っていかれ……最終的には歴史解説に一役買って、そして王子の出立を見送るような感じでラスト。物語が終わっても顔を出すことはなかったという……。

特に成長に関わったわけでもなく、情報を小出しに出してくれたという印象が強め。人によっては覚えてないかもしれないと思うと、なんかミスったと思わずにはいられない。

最終的には全てをヨハンに託して隠居。フィーネとジョージの子供の顔を見れないことを残念に思いつつ、世界が救われて十年ほど後に静かに息を引き取ったらしいです。




Name:アンナ・アメリア

登場話:第3話~

アルトの妹として登場。最終的には女神としてアメリア王国に君臨するご本尊様である。

登場時点においては、兄と一緒に世界情勢を解説する係だった。紆余曲折を経て、フィーネたちとの幼馴染設定とかが追加され、最終的に女神に転身。隆司並みに華麗な出世街道かもしれない。

ラブコメがテーマだった本作としては珍しく、本編中において自身にフラグが立つことはほとんどなかった。たぶん、他人の恋愛にうつつを抜かしていたためだと思われる。そう言うポジションに自分で立っちゃうと、盛大ないき遅れフラグとなるのである。

実のところ、誘拐されたのは礼美と一緒だけれど、最初はアンナが誘拐される予定はなかったのである。礼美だけ女神に目覚めたらまずかろうと途中で気が付き、急きょ彼女もいっしょに連れて行かれることとなったのだ。と考えると、最終的にはただの王女としてオーゼと一緒にお留守番だった可能性があったわけで……。やはりその場のノリというのは大切であり、そして極めて危険だと実感させられるキャラだったり。




Name:アメリア王国女王

登場話:第3話

一話限りの登場、女王様。アルトの成長関連の話で顔を出すかと思ったけれど決してそんなことはなかった。

本来政務とかはこの人がやるべきなんでしょうけれど、実はシャーロットさんの様に一般人を先代国王が見初めて王妃に、という設定で、彼女の場合はホントに何もしてない一般市民なうえ、結婚後も先代国王が華を愛でるように接していたため、政務も何も知らないという駄目っぷり。

アルトが国を背負うようになってからは静かに暮らし、孫にも恵まれた幸せな人生を謳歌したとかしないとか。




Name:フィーネ

登場話:第4話~

アメリア王国が誇る宮廷魔導師。実質最強の魔導師のはずであるが、実践はほとんどこなしたことがないという。

登場した時点では、真子と対等のキャラポジション。真子がなにもしなくても強かったため、真子と一緒にアメリア王国の中をいろいろ動き回る立場です。

メタ的には真子の妹分というか、アメリア王国における真子の相方の一人として設定。ほとんどの立場をサンシターに食われていたけれど、魔法方面においては彼女の存在は結構大きかったと思われ。

礼美とのフラグが立ったジョージとの深い関係のおかげで、後半における立ち位置も無事確保。似非ロリババアだったけれど、最終的には普通の女の子になれました。

物語終了後、立場上自分からは決して動けないジョージにいろいろやきもきされているせいで、職務がなんかおざなりになっていて、いまだに真子の庇護から自立できない駄目宮廷魔導師というのが周囲からの認識。成長してください、宮廷魔導師殿。




Name:ゴルト

登場話:第5話~

アメリア王国が誇る王国騎士団団長。アメリア王国最強の騎士であり、狩りにおけるスコアはトップクラスである。

登場した時点における、隆司と光太の師匠的ポジション。実践なんてしたことのない二人にとって、割と重要な戦う術を教えてくれる人でした。

メタ的には、いくつか想定、というか夢想していたラブコメイベント要員。彼は副団長といろいろイベントをやる予定でした。ただ、話の流れでお蔵入り。というか、出番自体が……。

色々と反省点の多い立場のキャラでした。用意したはいいけれどキャラを生かせないというのは、駄目な作者の見本ですよね……。

最終話の時点でも一応現役で、副団長との間に子供をもうけているらしいですが、詳しくは言いません。これ以上は墓穴……。




Name:ヴァン

登場話:第7話他

いわゆるモブ要員。トランプするためだけに呼ばれたキャラです。

ヨハンの弟ってだけで結構出番作れそうだったけれど、作者が存在忘れてたからなぁ……。


Name:メア

登場話:第7話他

いわゆるモブ要員その2.トランプするためだけに呼ばれたはずのキャラです。

けど、ヴァンの1.5倍の出番があると考えると、モブとしては便利だったかもしれない。




Name:ジョージ

登場話:第8話~

速術師(スピード・スペル)の異名を持つ魔導師。先代宮廷魔導師の教え子の一人でもあり、年若くして才気にあふれる逸材だった。

登場時点では小生意気なくそガキポジション。どこの世界にも一人は必ず出てきそうなやんちゃ坊主ってイメージです。

メタ的には、礼美との恋愛イベント関係・負を担う係。いろいろ鬱屈して溜めこんだ結果それを利用されてしまい……というイベントのための要員でした。

しかし思いのほかその後も使い勝手がよく、光太が礼美への想いを自覚するための一端を担っていたりします。良くも悪くも、恋と言うのは人を変えるということだったのでしょう。

最終話の時点でも、一応アメリア王国唯一の専属奴隷の立場は揺ぎ無いものですが、誰もそんなもん気にしておりません。本人だけそれを自覚して、立場を利用してフィーネを弄って遊ぶ日々です。奴隷舐めてんのかこいつ。




Name:リーク

登場話:第9話他

アメリア王国副団長。普段は騎士団長であるゴルトの補佐に徹している。二本の短槍を操る、騎士団のナンバー2。

……という便利そうな設定とは裏腹に、その出番はほとんどなく、しいて言うなら遠征時に皆と一緒に戦ったくらい。最終決戦にもいたはずなんだけどなぁ。

作者が一番ミスったキャラ。主に出番配分を。団長とラブコメイベントを起こすための要員だったはずなのに……。

ちなみに用意していたラブコメイベントは「団長が副団長への愛のあかしとしてベルベルタイガーを狩ってくる」というもの。……今から考えると、どこに入れていいのかよくわからないイベントである。初期のうちに片づけるのが妥当だったろうか。




Name:アスカ

登場話:第9話~

アメリア王国唯一の剣術家にして、王族剣術指南役。王国では唯一といっていい、鋼の剣を扱う、腕利きの剣士である。

登場時点では、光太専任の剣の師匠。団長とは違った目線で光太を鍛えるための人間だった。

メタ的には、光太側の恋愛イベント関係・負を担う係。こっちもいろいろ溜め込んじゃったせいで、敵に利用され、最終決戦における光太の相手役となる。

この子も出番配分を間違えた感が強い。実のところジョージが乗っ取られた際、真っ先に出会いジョージの口を借りたガルガンドに自分の内心を激しく揺さぶられて、自分からガルガンドの呪いを受けに行った……という裏話が。もう一話くらいアスカ視点の話突っ込むべきだった。

最終的にはクロエの手を借りて自殺。けれど隆司が遺体を回収して不死者(イモータル)として復活させられ、永続的に魔王国に仕えさせられる。文字通り死体に鞭打つ行為だけれど、長い時間をかけての償いを、本人は肯定的に受け止めている。きっと。




Name:サンシター

登場話:第9話~

アメリア王国に所属する四等騎士。騎士団の中で見習い以下の存在であるが、彼がいなければ騎士団の雑用が処理しきれないと言われるほどに有能な雑用係である。

登場時点では、隆司の相方ポジションとして設定。隆司とつるんで異世界に関していろいろ回る、そんな感じの役割だった。

メタ的には真子の恋愛の相手。これは初期からの設定だけれど、サンシターの姿自体は二転三転していたり。父性か母性か、大きな包容力で相手を包み込む器の大きな男です。

それ以外でも、細やかな雑用やツッコミ、リアクション芸など、多岐にわたって作品を支えてくれた縁の下的な存在。彼がいなければ、おそらくメリハリがなくなっていたことでしょう……。

最終的には、服用していたクスリの副作用で、ほぼ寝たきりの状態で過ごしておりますが、本人はとても幸せそうであります。




Name:ヨハン

登場話:第10話~

アメリア王国、女神教団に所属する神官の一人。教団内において、神官長以外に特別な立場、というものは特に存在しないが、オーゼがいない場合に教団の取りまとめを行う高司祭的な立場として登場。

登場時点における役割は、女神の再顕現としての礼美に心酔する神官。心酔しすぎてヤバい宗教に片足突っ込んでいるかのような思考が持ち味だったり。

メタ的には礼美に恋するフラグ要員の一人。要するに女神の似姿とも言われた礼美を崇拝していたけれど、いつの間にかそれが慕情に変わっていたパターン。

最終的には光太と礼美の仲を見て、自ら身を引きましたが、崇拝の念までは捨てきれなかった模様。あふたー最終話の時点においても、心の中には礼美がいるようです。

全体的に見てなんか妙に便利なキャラでした。チョロリと出てきてアクセントになるっていうか。なんでだろう、よくわかんねぇ。

あふたーの頃は本物の女神であるアンナの補佐として動き回っています。彼女が自分に向けるひそかな想いに薄々感づいていながらも、自分の中に残る礼美への念を捨てきれない……って書くと、これはこれで一本話ができそうだから困る。




Name:アルル

登場話:第11話~

アメリア王国、魔術師団に所属する属性術師(エレメンツ)と呼ばれる少女。多種多様な属性をコントロールする魔法に長け、様々な状況に対応できるマルチプレイヤー。

登場時点においては露骨に勇者様に色目を使う小悪魔的な女の子として登場。やや間延びした口調のせいでそれっぽさは思いのほかありませんでしたが。

戦闘においても多様な魔法で勇者パーティを援護。少なくとも魔法面においては真子に次ぐ実力の持ち主だったり。まあ、天と地ほどに実力は離れてんですがね!

メタ的には光太に対するフラグ要員の一人。この子の場合は分かりやすいですね。光太にモーションかけつつ、アスカも一緒に煽りつつ。しかして最後は自分から身を引いてしまう辺り、正しい意味での恋多き女でしょうか。フラグブレイク経験回数的な意味で。

最終的に恋に破れ、そして親友まで死んでしまい、ある意味作中で最も報われない立場のキャラです。書きはじめた当初はこうなる予定は……。

最終的にはウェリアの教育係に。良い人は見つけられたかどうかは……作者にはわからんです、はい。




Name:サカー・フォルクス

登場話:第12話~第180話

フォルクス領を所有する公爵。しかしその地位に実力が追い付いているとはいえず、彼の支配するフォルクス領は彼の独裁領と化している。

登場時点において、領地を奪われた可哀そう(笑)な貴族として登場。言いたいことだけを喚く哀れ(笑)な被害者の立場です。

出てきては作中の登場人物の神経を逆撫でし、邪魔をし、そして最終的に醜く散ってゆく。典型的な小物のつもりで描写いたしました。

メタ的には、アルトに対するボスキャラ、という聞いただけなら結構大物っぽいポジションとして登場させました。貴族反乱編までは構想していましたので、その主犯格として。当初の想定通りに描写できた自負があるので、キャラ制作としては成功の部類に入るんじゃないでしょうか。

最後の最後まで自分の事しか考えず、身勝手に暴れて、自業自得に討たれて終わる。見ようによっては哀れなキャラです。同情の余地はありませんが。




2013/05/05:第十二話まで登場したキャラの更新完了。

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