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明智十兵衛さんと斎藤内蔵助くん(後編) この二人が飲み友達って設定本能寺の変までを描くシリーズ。それで謀反を起こす条件って何だったの??

作者: ふみた
掲載日:2026/09/23

前編中編と経て本能寺の変までの

背景を描いた作品の後編です。

('ω')

どういう条件なら謀反を起こす

ことは可能なのか、、


そんなことを話し合うことになった

二人の行く末のお話。。


前編は https://ncode.syosetu.com/n1068mu/

中編は https://ncode.syosetu.com/n2105mu/



『…いや、だから。(;・∀・)

 できればの話ですよ。。』

「…あのなぁ、(;´∀`)

 そんな大それたことをそんな

 冗談めかして言うなよ。。」


『……けど真面目な話、、

 ちょっとシミレートしといた

 方がいいんじゃないかな。。』

「…たしかに。(・.・;)

 今の世の中いつ何があっても

 おかしくないからなぁ、、」


『そんじゃ、(`・ω・´)

 どうやったら成功するか、

 検証してみましょうか、、』

「…だな、(;ーvー)

 あくまで仮定の話で、、」



 まったく、"(-"v"-)"

 いくら仮定の話とは言えまぁ

 大それた展開になりました。


 織田信長に謀反を起こするなら

 どうシミレートすべきか、、


 明智十兵衛光秀さんと、

 斎藤内蔵助利三くん。。


 酔った勢いとはいえそんな

 物騒な話を会話をするわけで、、



『まずは…動機ですね。(・n・)

 上様または織田家に恨みのある

 人って誰がいますが??』

「…おいおい。( `ー´)ノ

 そんな人はごまんといるぞ。」


『…ってことは十兵衛さんも

 その一人??(-v-)/』

「…かもしれんな。(;´∀`)

 饗応接待で罵られたって噂は

 ただのデマだとしても…

 そんな噂がたつくらい上様には

 パワハラされてるから。。」


『…まぁそれを言うなら、、

 オレもその一人なのかな??』

「だろうな。(ーvー)

 孫九郎殿も当分は四国から帰って

 来れないだろうし、、」


『…兄貴は公方さまが追放されて

 以降は明智の家臣になったけれど

 京は居心地悪かったみたいよ。

 長宗我部との交渉役になったことで

 のびのびとはできているようでは

 あるんですけど、、』

「…けどその交渉が決裂したんだ。

 孫九郎殿も居心地悪いだろ。。」


『…なんですよ。(;´;ω;)

 長宗我部殿への上様の仕置きの

 せいで兄貴も立場を失くして…』

「…たしかにな。(;´・ω・)

 長宗我部殿にとって四国制覇は

 大きな夢だったのに、、

 それを遮った上で討伐軍まで

 派遣するんだかっらなぁ。。」


『そうですよ!!(; ・`д・´)

 元はといえば三好が怖いから

 長宗我部に四国を平らげろって

 指示を出したのに、、

 いざ三好が弱ったらそっちの

 味方ってないでしょ。。』

「…たしかいそうだよな。。」



 まぁ…四国討伐までの経緯は

 だいたいそんなとこです。

 (/・ω・)/


 中編でも書いたけど三好家は

 天下人同然だった大勢力。。


 けどこれが畿内に入ってきた

 織田には歯が立たなくて、、


 主戦の松永久秀があっさり

 降伏したりもあって、、


 あっという間に畿内から

 追い出されちゃった。(-ω-)/



 けど三好はまだ四国には

 勢力を残してたから、、


 織田からすれば渡海してまで

 攻めるのは非効率だから、、


 それで明智斎藤を介して四国は

 長宗我部に任せたけど、、



 いざ長宗我部が四国を制覇と

 なったら織田にとって脅威。。


 そしてそれ以上に…

 長宗我部と明智が組んだら、


 織田家の筆頭家老を狙ってる

 羽柴にとっての脅威。

 (/・ω・)/


 そういう経緯があったから、

 羽柴にすれば長宗我部の勢力を

 削りたかったんだろうけど、、



『それに先程も言いましたが、

 上様に不満の実力者となると、

 やはり高齢の重臣かと、、』

「…うーん、(・n・;)

 そうなると私ももちろん…

 柴田殿、滝川殿、池田殿と

 いったあたりか??」


『上様より年上かが基準になると

 そのあたりでしょうね。。

 丹羽殿、羽柴殿、前田殿らは

 同世代とはいえ年下だから。。』

「…となると、(・n・;)

 私も謀反を起こす可能性のある

 一人ってことなのかな??」


『ちなみに俺は同い年。(ーvー)

 立場的には微妙かなぁ。。』

「あのなぁ、(-c-)/

 私が謀反を起こせば内蔵助も

 一蓮托生ってわかるよな。。」



『…けど考えてみれば…

 十兵衛さんは上様の後ろを歩く

 ことが多いでしょ。。

 その時を狙えば簡単に…』

「…それは謀反とは違うよ。

 そりゃ後ろからなら刺せるけど、

 それじゃただの人殺しだ。。」


『…そう…ですよね。。

 戦国時代だってただの人殺しは

 重罪ですから、、(-ω-)/』

「…だぞ。(`・ω・´)

 武士はあくまで戦って決着を

 つけないといかんのだ。。

 謀反と言っても大儀を掲げて

 挙兵する必要はあるんだ。。」


『けど挙兵となると、、

 そんなのできる人が十兵衛さん

 以外にいますか??(・n・;)?』

「…私を筆頭に挙げるな。(*ノωノ)

 けどたしかに柴田殿も羽柴殿も

 京や安土から離れてるから

 難しいってのはあるだろうな。」


『けど…場所はそんな重要??

 だって上様は動くんだから、

 近くにいる時を狙ったら。。』

「それをいったらここ亀岡から

 安土城も遠いよ。(-ω-)/

 内蔵助の言うとおりなら上様が

 京に居る時を狙わないと。。」



『…その機会はあるだろうけど…

 それに合わせて兵を集めるのは

 難しいだろうな。(・n・;)』

「…当たり前だ。"(-""-)"

 何の理由もなく大軍を集めたら

 目立って仕方ないよ。。」


『…いや、(・c・;)

 そんな大軍は要らんでしょ。。

 宿所にいる上様を狙うのならば

 千人もいれば充分では??』

「…いや、(・n・;)

 それでは後が続かないって。。

 誰が上様を討つにしてもすぐに

 仇討ちってことで重臣たちに

 襲い掛かられるぞ。。」


『…でしょうね。。

 大軍をなしに柴田殿や羽柴殿と

 戦ったら勝ち目はない。。』

「あと滝川殿もな。('ω')

 けど忘れられがちがだ一番の

 強敵は徳川殿だと思うぞ。。」



『…徳川殿か。。(・n・;)

 そうなると少人数で迎え撃つ

 のは絶対に無理だ。。

 織田家中はムチャクチャな

 ことになるだろうし、、』

「…だよ。(;´∀`)

 最低でも一万人以上は集めて

 騒動を鎮めないと何ともならん。

 主殺しなんてした時点で

 追加召集は困難なんだから。。」



『けどそれなら上手いこと大軍を

 集められたなら…(・.・;)

 謀反は可能ってことかな??』

「…いや、(;ー∀ー)

 とても大事な要素を内蔵助は

 忘れていると思うぞ。。」


『大事な要素…(・.・;)

 と、言いますと??』

「では一つ質問するが…

 織田家の当主は誰かな??」


『…そうか。( ゜Д゜)

 信長公が目立ってるけど、、』

「そうだ。('ω')

 織田家の当主は信忠様だ。。

 仮に上様が討たれたとしても、

 信忠様が健在ならば、

 織田家は揺るがないんだ。。」


『うーん、(;´・ω・)

 じゃぁ先に信忠様を討つのが

 順序ってこと??』

「…ムチャクチャを言うな。。

 信忠様が襲われたら信長パパが

 激おこぷんぷん丸だ。(-ω-)/

 あっという間にやられるよ。。」


『…あらら。(;´∀`)

 けど二人を同時に襲うのって、

 二人が同じ場所にいない限りは

 ムリでしょ。。』

「…まぁな。(^n^;)

 けど最近は二人が地理的に近い

 場所にいること自体がない。」


『…ですよね。(・n・;)

 それってもしかして謀反を警戒

 してのことですかね??』

「…だと思うよ。(;´v`)

 私たちでも気づくことだ。

 当事者である織田家が気づいて

 ないなんてありえんだろ。。」



『…けど、(・n・;)

 今はちょっとニアミスしてる

 みたいなのでは??』

「…たしかにな。( ーvー;)

 もっとも信忠様を京に呼び寄せ

 たのは私なんだけどな。。」


『それってまさか…謀反のため??』

「ちゃうわ、"(-""-)"

 徳川殿が堺の街を見学するから、

 その案内役をお願いしたの。。」


『けどなんで…信忠様に??

 上様はお許しになったの??』

「…実は、(;´・ω・)

 内々の話なんだがな。。」



 本能寺の変の時…


 徳川家康が堺見学をしてたのは

 有名な話。('ω')


 それを勧めたのは織田信長。

 けどそうなると当然、、



 徳川は暗殺を警戒する。

 ( ゜Д゜)


 本願寺が消え武田が滅び…

 上杉が柴田に押されて

 毛利が羽柴に敗北寸前で

 北条は滝川に抑えられ

 長宗我部にまで討伐軍が

 派遣される状況においては…


 織田にとって一番の強敵は

 同盟者である徳川??

 (/・ω・)/


 少なくともそういう考えは

 ありますから、、、



 家康が暗殺を警戒するのは

 当然のこと。(・n・;)


 けどそうなると信長の勧める

 場所になんて行かない。


 ではどうすれば家康に堺に

 行ってもらえるとなれば、、



 案内役…という名目の

 人質をつける。(;・∀・)


 それも思い切り価値のある…

 信長からみて家康と同等以上に

 価値のある人物と言えば、、


 この時点では信忠しかいない

 というわけなんです。。


 それはいいんだけど、、



『でもそれって、( ゜Д゜)

 徳川殿が狙われてる可能性が

 あるってことですよね、、

 まさか上様は本気で徳川殿を

 暗殺するつもりなの??』

「…どうかな、(;ー∀ー)

 さすがに信忠様が近くにいる

 限りはないと思うぞ。。」


『けどもし…( ゜n゜;)

 信忠様が徳川殿から離れたら

 その限りでないでしょ。。』

「…たしかに、(;・C・;)

 もしそうなったら危険だ。。

 同盟者の徳川殿を討つような

 ことがあったなら織田家は

 今度こそ信用を失うぞ、、」


『…けどもしそうなったら、、

 誰かが織田家に本気で謀反する

 こともあり得るかも。。』

「…否定しないよ。( ゜N゜;)

 上様に信忠殿の件を提案した

 私の面目も丸つぶれだ。。」



 とか何とか言ってたところに…

 (・v・;)

 二人に情報が入った。。


 織田信忠が[なぜか]急に、

 堺の家康のもとを離れて、、、


 京の二条城に入るとか。

 (;・∀・)


 けどそれって…

 織田信長が本能寺に入るのと

 日程が被るわけで、、


 本能寺と二条城はホントに

 すぐ近くにあるわけで、、


 となるとその。。



『こんなことって…(;・∀・;)

 本当に起こりうるんだ。。』

「…おいおいちょっと待て。。

 内蔵助おまえまさか本気で

 ことを起こす気なのか???』


『だってもし我々が今ことを

 起こしたなら、、

 予定されている四国討伐は

 中止されますよ。。』

「……それはそうだが、、」


『それに、(;・∀・)

 今までの条件を整理したら

 わかるかもしれない、、』

「ええと、確か条件って、、」



 信長と信忠が同じ場所にいる。

 これは◎。


 強敵の襲撃は怖いけど、、

 柴田は北陸。羽柴は中国。

 滝川は関東。徳川は堺。。


 いずれも今日から遠いから

 とりあえず〇。


 大義名分は、、

 同盟者である徳川暗殺と

 長宗我部への仕打ち。。


 さらには公方さまの件も

 絡めたらたぶん〇。。


 あと…兵力は??



『ええっと。(;・∀・:)

 たまたまですが今現在、

 毛利征伐の支援のためって

 ことで集めておりまして…』

「…それで、(;・∀・)

 人数はどれくらい??」


『今時点で約一万人。(;・∀・;)

 二人が本能寺と二条城に

 揃う頃には二万人近くには

 なる見込みでしてその、、』

「…毛利征伐って名目ならば

 まぁ怪しまれないし…

 馬揃えってことにすれば

 この大軍を京まで移動しても

 警戒されないだろうな。。」


『…っておいおい、(;・v・;)

 まさかそんな展開なの??

 こんなに条件が揃うことって

 ありえることなの??』

「…ってこれ、(;・c・)

 言い出した手前もうあとには

 退けないってことなの??」



 というわけで、、

 \(゜ロ\)(/ロ゜)/


 本能寺の変は起きました。

 (;・∀・)シランケド…



 たださすがに十兵衛は前線には

 出たくなかったらしく…


 本能寺と二条城を襲ったのは

 内蔵助だったそうです。。


 十兵衛さんは伏見に居て、

 信長か信忠が大阪に逃げる

 可能性に備えていたと

 言われています。。



 けどさすがにこの謀反は

 行き当たりばったりの部分が

 多かったらしくって、、

 :;(∩´﹏`∩);:


 その後わずか11日ほどで二人は

 秀吉たちに討たそうです。


 ただ…(・n・;)


 意外にもその子孫はけっこう

 生き延びたそうです。。



 そしてその後はご存じのとおり。

 ('ω')


 秀吉が天下統一します。


 その秀吉の四国征伐で

 長宗我部は土佐一国に縮小。


 さらに九州征伐につきあわされ

 長宗我部信親は討死。


 内蔵助くんの兄の孫九郎さんは

 甥であり娘婿であり主君でもある

 信親と一緒に亡くなりました。

 (;ω;)


 秀吉の死後に関ヶ原が起きて、

 長宗我部家はそこで滅びました。


 そして将軍になった徳川家康は

 孫の竹千代の…


 のちの三代将軍家光の乳母を

 募集するのですが、、



『お初にお目にかかります。。

 この度は乳母に採用いただき

 ありがたく存じ奉り、、』

「…まぁもっとお気楽に、(^^)

 たしか稲葉殿の御息女にして

 稲葉殿の御正室でしたな。。」


『…ややこしい。('ω';)

 しかしなぜ徳川様…

 いや将軍様は私を採用して

 くだささったので??』

「いや、それは、(;・∀・)

 先刻申し上げた通りで、、」



 はてさて、('ω')

 鋭い読者はもうお気づきで

 られるでしょうが、、


 これは将軍・徳川家康さんと、

 のちの春日局(かすがのつぼね)、、


 稲葉福さんの会話です。。



 この福さん。(;・∀・)


 父親を亡くしたのちに

 母方の実家である稲葉家に

 預けられて、、


 貴族の三条西家で養育されて

 貴族と武家の両方の教養を

 身につけたそうです。。


 さらには稲葉家の養女として

 縁戚の稲葉正成さんという人の

 後妻になったそうですが、、


 この稲葉正成って人は、

 小早川秀秋さんの家臣です。


 そして実は関ヶ原の合戦の際、

 主君の小早川秀秋に、、


 徳川方への寝返りを進言した

 張本人の一人だそうです。

 \(゜ロ\)(/ロ゜)/



 そんな教養と家柄に加えて

 夫の軍功まである福さんなら

 採用は当然なのかもですが

 実はその、、


 この福さんってのはその…



『…しかし私は、(・c・;)

 斎藤内蔵助利三の娘です。。

 謀反人として知られた父の

 係累をお世継ぎの乳母などに

 採用して大丈夫ですか??』

「…かまわんよ。('ω')

 むしろワシは内蔵助殿に

 恩返しをするべき立場なの

 だからな。。」


『えっ、(;・∀・)

 将軍様が父に恩返し??』

「実はあの時…(;´・v・)

 織田殿がワシを暗殺しようと

 してたとは知らなかった。。

 何もなければワシはきっと

 あの時に死んでいた。。」


『…そうだったんですか。。』

「…けど、('ω')

 明智殿と斎藤殿が信長公を

 討ってくれたおかげで…

 ワシは命を拾って今があると

 いうわけなのだ。。」


『…('v';)』

「内蔵助殿の娘であるそなたに

 表立った礼は出来ん。。

 だからせめて…

 乳母として重用して大事に

 したいと思っている。。」



 まぁ、('ω')

 この辺の会話はTVドラマと

 同レベルの創作としても、、


 徳川将軍家が明智や斉藤を

 大事にしていたことは様々な

 史料から明らかなんです。。


 もしかしたらその背景には

 こんな繋がりがあったの、、



 かもしれないってことで。

 (@^^)/~~~



てなことでシリーズ完結です。

('ω')

なおこのお話は史実とは一切関係ない

ことではありますが、、


斎藤利三が発案したという説も

一つありかということで、、(^^)/


なお歴史シリーズでは他にも

色々と書いてますのでヨロシク。

https://ncode.syosetu.com/s8665k/


前編は https://ncode.syosetu.com/n1068mu/

中編は https://ncode.syosetu.com/n2105mu/


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