明智十兵衛さんと斎藤内蔵助くん(後編) この二人が飲み友達って設定本能寺の変までを描くシリーズ。それで謀反を起こす条件って何だったの??
前編中編と経て本能寺の変までの
背景を描いた作品の後編です。
('ω')
どういう条件なら謀反を起こす
ことは可能なのか、、
そんなことを話し合うことになった
二人の行く末のお話。。
前編は https://ncode.syosetu.com/n1068mu/
中編は https://ncode.syosetu.com/n2105mu/
『…いや、だから。(;・∀・)
できればの話ですよ。。』
「…あのなぁ、(;´∀`)
そんな大それたことをそんな
冗談めかして言うなよ。。」
『……けど真面目な話、、
ちょっとシミレートしといた
方がいいんじゃないかな。。』
「…たしかに。(・.・;)
今の世の中いつ何があっても
おかしくないからなぁ、、」
『そんじゃ、(`・ω・´)
どうやったら成功するか、
検証してみましょうか、、』
「…だな、(;ーvー)
あくまで仮定の話で、、」
まったく、"(-"v"-)"
いくら仮定の話とは言えまぁ
大それた展開になりました。
織田信長に謀反を起こするなら
どうシミレートすべきか、、
明智十兵衛光秀さんと、
斎藤内蔵助利三くん。。
酔った勢いとはいえそんな
物騒な話を会話をするわけで、、
『まずは…動機ですね。(・n・)
上様または織田家に恨みのある
人って誰がいますが??』
「…おいおい。( `ー´)ノ
そんな人はごまんといるぞ。」
『…ってことは十兵衛さんも
その一人??(-v-)/』
「…かもしれんな。(;´∀`)
饗応接待で罵られたって噂は
ただのデマだとしても…
そんな噂がたつくらい上様には
パワハラされてるから。。」
『…まぁそれを言うなら、、
オレもその一人なのかな??』
「だろうな。(ーvー)
孫九郎殿も当分は四国から帰って
来れないだろうし、、」
『…兄貴は公方さまが追放されて
以降は明智の家臣になったけれど
京は居心地悪かったみたいよ。
長宗我部との交渉役になったことで
のびのびとはできているようでは
あるんですけど、、』
「…けどその交渉が決裂したんだ。
孫九郎殿も居心地悪いだろ。。」
『…なんですよ。(;´;ω;)
長宗我部殿への上様の仕置きの
せいで兄貴も立場を失くして…』
「…たしかにな。(;´・ω・)
長宗我部殿にとって四国制覇は
大きな夢だったのに、、
それを遮った上で討伐軍まで
派遣するんだかっらなぁ。。」
『そうですよ!!(; ・`д・´)
元はといえば三好が怖いから
長宗我部に四国を平らげろって
指示を出したのに、、
いざ三好が弱ったらそっちの
味方ってないでしょ。。』
「…たしかいそうだよな。。」
まぁ…四国討伐までの経緯は
だいたいそんなとこです。
(/・ω・)/
中編でも書いたけど三好家は
天下人同然だった大勢力。。
けどこれが畿内に入ってきた
織田には歯が立たなくて、、
主戦の松永久秀があっさり
降伏したりもあって、、
あっという間に畿内から
追い出されちゃった。(-ω-)/
けど三好はまだ四国には
勢力を残してたから、、
織田からすれば渡海してまで
攻めるのは非効率だから、、
それで明智斎藤を介して四国は
長宗我部に任せたけど、、
いざ長宗我部が四国を制覇と
なったら織田にとって脅威。。
そしてそれ以上に…
長宗我部と明智が組んだら、
織田家の筆頭家老を狙ってる
羽柴にとっての脅威。
(/・ω・)/
そういう経緯があったから、
羽柴にすれば長宗我部の勢力を
削りたかったんだろうけど、、
『それに先程も言いましたが、
上様に不満の実力者となると、
やはり高齢の重臣かと、、』
「…うーん、(・n・;)
そうなると私ももちろん…
柴田殿、滝川殿、池田殿と
いったあたりか??」
『上様より年上かが基準になると
そのあたりでしょうね。。
丹羽殿、羽柴殿、前田殿らは
同世代とはいえ年下だから。。』
「…となると、(・n・;)
私も謀反を起こす可能性のある
一人ってことなのかな??」
『ちなみに俺は同い年。(ーvー)
立場的には微妙かなぁ。。』
「あのなぁ、(-c-)/
私が謀反を起こせば内蔵助も
一蓮托生ってわかるよな。。」
『…けど考えてみれば…
十兵衛さんは上様の後ろを歩く
ことが多いでしょ。。
その時を狙えば簡単に…』
「…それは謀反とは違うよ。
そりゃ後ろからなら刺せるけど、
それじゃただの人殺しだ。。」
『…そう…ですよね。。
戦国時代だってただの人殺しは
重罪ですから、、(-ω-)/』
「…だぞ。(`・ω・´)
武士はあくまで戦って決着を
つけないといかんのだ。。
謀反と言っても大儀を掲げて
挙兵する必要はあるんだ。。」
『けど挙兵となると、、
そんなのできる人が十兵衛さん
以外にいますか??(・n・;)?』
「…私を筆頭に挙げるな。(*ノωノ)
けどたしかに柴田殿も羽柴殿も
京や安土から離れてるから
難しいってのはあるだろうな。」
『けど…場所はそんな重要??
だって上様は動くんだから、
近くにいる時を狙ったら。。』
「それをいったらここ亀岡から
安土城も遠いよ。(-ω-)/
内蔵助の言うとおりなら上様が
京に居る時を狙わないと。。」
『…その機会はあるだろうけど…
それに合わせて兵を集めるのは
難しいだろうな。(・n・;)』
「…当たり前だ。"(-""-)"
何の理由もなく大軍を集めたら
目立って仕方ないよ。。」
『…いや、(・c・;)
そんな大軍は要らんでしょ。。
宿所にいる上様を狙うのならば
千人もいれば充分では??』
「…いや、(・n・;)
それでは後が続かないって。。
誰が上様を討つにしてもすぐに
仇討ちってことで重臣たちに
襲い掛かられるぞ。。」
『…でしょうね。。
大軍をなしに柴田殿や羽柴殿と
戦ったら勝ち目はない。。』
「あと滝川殿もな。('ω')
けど忘れられがちがだ一番の
強敵は徳川殿だと思うぞ。。」
『…徳川殿か。。(・n・;)
そうなると少人数で迎え撃つ
のは絶対に無理だ。。
織田家中はムチャクチャな
ことになるだろうし、、』
「…だよ。(;´∀`)
最低でも一万人以上は集めて
騒動を鎮めないと何ともならん。
主殺しなんてした時点で
追加召集は困難なんだから。。」
『けどそれなら上手いこと大軍を
集められたなら…(・.・;)
謀反は可能ってことかな??』
「…いや、(;ー∀ー)
とても大事な要素を内蔵助は
忘れていると思うぞ。。」
『大事な要素…(・.・;)
と、言いますと??』
「では一つ質問するが…
織田家の当主は誰かな??」
『…そうか。( ゜Д゜)
信長公が目立ってるけど、、』
「そうだ。('ω')
織田家の当主は信忠様だ。。
仮に上様が討たれたとしても、
信忠様が健在ならば、
織田家は揺るがないんだ。。」
『うーん、(;´・ω・)
じゃぁ先に信忠様を討つのが
順序ってこと??』
「…ムチャクチャを言うな。。
信忠様が襲われたら信長パパが
激おこぷんぷん丸だ。(-ω-)/
あっという間にやられるよ。。」
『…あらら。(;´∀`)
けど二人を同時に襲うのって、
二人が同じ場所にいない限りは
ムリでしょ。。』
「…まぁな。(^n^;)
けど最近は二人が地理的に近い
場所にいること自体がない。」
『…ですよね。(・n・;)
それってもしかして謀反を警戒
してのことですかね??』
「…だと思うよ。(;´v`)
私たちでも気づくことだ。
当事者である織田家が気づいて
ないなんてありえんだろ。。」
『…けど、(・n・;)
今はちょっとニアミスしてる
みたいなのでは??』
「…たしかにな。( ーvー;)
もっとも信忠様を京に呼び寄せ
たのは私なんだけどな。。」
『それってまさか…謀反のため??』
「ちゃうわ、"(-""-)"
徳川殿が堺の街を見学するから、
その案内役をお願いしたの。。」
『けどなんで…信忠様に??
上様はお許しになったの??』
「…実は、(;´・ω・)
内々の話なんだがな。。」
本能寺の変の時…
徳川家康が堺見学をしてたのは
有名な話。('ω')
それを勧めたのは織田信長。
けどそうなると当然、、
徳川は暗殺を警戒する。
( ゜Д゜)
本願寺が消え武田が滅び…
上杉が柴田に押されて
毛利が羽柴に敗北寸前で
北条は滝川に抑えられ
長宗我部にまで討伐軍が
派遣される状況においては…
織田にとって一番の強敵は
同盟者である徳川??
(/・ω・)/
少なくともそういう考えは
ありますから、、、
家康が暗殺を警戒するのは
当然のこと。(・n・;)
けどそうなると信長の勧める
場所になんて行かない。
ではどうすれば家康に堺に
行ってもらえるとなれば、、
案内役…という名目の
人質をつける。(;・∀・)
それも思い切り価値のある…
信長からみて家康と同等以上に
価値のある人物と言えば、、
この時点では信忠しかいない
というわけなんです。。
それはいいんだけど、、
『でもそれって、( ゜Д゜)
徳川殿が狙われてる可能性が
あるってことですよね、、
まさか上様は本気で徳川殿を
暗殺するつもりなの??』
「…どうかな、(;ー∀ー)
さすがに信忠様が近くにいる
限りはないと思うぞ。。」
『けどもし…( ゜n゜;)
信忠様が徳川殿から離れたら
その限りでないでしょ。。』
「…たしかに、(;・C・;)
もしそうなったら危険だ。。
同盟者の徳川殿を討つような
ことがあったなら織田家は
今度こそ信用を失うぞ、、」
『…けどもしそうなったら、、
誰かが織田家に本気で謀反する
こともあり得るかも。。』
「…否定しないよ。( ゜N゜;)
上様に信忠殿の件を提案した
私の面目も丸つぶれだ。。」
とか何とか言ってたところに…
(・v・;)
二人に情報が入った。。
織田信忠が[なぜか]急に、
堺の家康のもとを離れて、、、
京の二条城に入るとか。
(;・∀・)
けどそれって…
織田信長が本能寺に入るのと
日程が被るわけで、、
本能寺と二条城はホントに
すぐ近くにあるわけで、、
となるとその。。
『こんなことって…(;・∀・;)
本当に起こりうるんだ。。』
「…おいおいちょっと待て。。
内蔵助おまえまさか本気で
ことを起こす気なのか???』
『だってもし我々が今ことを
起こしたなら、、
予定されている四国討伐は
中止されますよ。。』
「……それはそうだが、、」
『それに、(;・∀・)
今までの条件を整理したら
わかるかもしれない、、』
「ええと、確か条件って、、」
信長と信忠が同じ場所にいる。
これは◎。
強敵の襲撃は怖いけど、、
柴田は北陸。羽柴は中国。
滝川は関東。徳川は堺。。
いずれも今日から遠いから
とりあえず〇。
大義名分は、、
同盟者である徳川暗殺と
長宗我部への仕打ち。。
さらには公方さまの件も
絡めたらたぶん〇。。
あと…兵力は??
『ええっと。(;・∀・:)
たまたまですが今現在、
毛利征伐の支援のためって
ことで集めておりまして…』
「…それで、(;・∀・)
人数はどれくらい??」
『今時点で約一万人。(;・∀・;)
二人が本能寺と二条城に
揃う頃には二万人近くには
なる見込みでしてその、、』
「…毛利征伐って名目ならば
まぁ怪しまれないし…
馬揃えってことにすれば
この大軍を京まで移動しても
警戒されないだろうな。。」
『…っておいおい、(;・v・;)
まさかそんな展開なの??
こんなに条件が揃うことって
ありえることなの??』
「…ってこれ、(;・c・)
言い出した手前もうあとには
退けないってことなの??」
というわけで、、
\(゜ロ\)(/ロ゜)/
本能寺の変は起きました。
(;・∀・)シランケド…
たださすがに十兵衛は前線には
出たくなかったらしく…
本能寺と二条城を襲ったのは
内蔵助だったそうです。。
十兵衛さんは伏見に居て、
信長か信忠が大阪に逃げる
可能性に備えていたと
言われています。。
けどさすがにこの謀反は
行き当たりばったりの部分が
多かったらしくって、、
:;(∩´﹏`∩);:
その後わずか11日ほどで二人は
秀吉たちに討たそうです。
ただ…(・n・;)
意外にもその子孫はけっこう
生き延びたそうです。。
そしてその後はご存じのとおり。
('ω')
秀吉が天下統一します。
その秀吉の四国征伐で
長宗我部は土佐一国に縮小。
さらに九州征伐につきあわされ
長宗我部信親は討死。
内蔵助くんの兄の孫九郎さんは
甥であり娘婿であり主君でもある
信親と一緒に亡くなりました。
(;ω;)
秀吉の死後に関ヶ原が起きて、
長宗我部家はそこで滅びました。
そして将軍になった徳川家康は
孫の竹千代の…
のちの三代将軍家光の乳母を
募集するのですが、、
『お初にお目にかかります。。
この度は乳母に採用いただき
ありがたく存じ奉り、、』
「…まぁもっとお気楽に、(^^)
たしか稲葉殿の御息女にして
稲葉殿の御正室でしたな。。」
『…ややこしい。('ω';)
しかしなぜ徳川様…
いや将軍様は私を採用して
くだささったので??』
「いや、それは、(;・∀・)
先刻申し上げた通りで、、」
はてさて、('ω')
鋭い読者はもうお気づきで
られるでしょうが、、
これは将軍・徳川家康さんと、
のちの春日局、、
稲葉福さんの会話です。。
この福さん。(;・∀・)
父親を亡くしたのちに
母方の実家である稲葉家に
預けられて、、
貴族の三条西家で養育されて
貴族と武家の両方の教養を
身につけたそうです。。
さらには稲葉家の養女として
縁戚の稲葉正成さんという人の
後妻になったそうですが、、
この稲葉正成って人は、
小早川秀秋さんの家臣です。
そして実は関ヶ原の合戦の際、
主君の小早川秀秋に、、
徳川方への寝返りを進言した
張本人の一人だそうです。
\(゜ロ\)(/ロ゜)/
そんな教養と家柄に加えて
夫の軍功まである福さんなら
採用は当然なのかもですが
実はその、、
この福さんってのはその…
『…しかし私は、(・c・;)
斎藤内蔵助利三の娘です。。
謀反人として知られた父の
係累をお世継ぎの乳母などに
採用して大丈夫ですか??』
「…かまわんよ。('ω')
むしろワシは内蔵助殿に
恩返しをするべき立場なの
だからな。。」
『えっ、(;・∀・)
将軍様が父に恩返し??』
「実はあの時…(;´・v・)
織田殿がワシを暗殺しようと
してたとは知らなかった。。
何もなければワシはきっと
あの時に死んでいた。。」
『…そうだったんですか。。』
「…けど、('ω')
明智殿と斎藤殿が信長公を
討ってくれたおかげで…
ワシは命を拾って今があると
いうわけなのだ。。」
『…('v';)』
「内蔵助殿の娘であるそなたに
表立った礼は出来ん。。
だからせめて…
乳母として重用して大事に
したいと思っている。。」
まぁ、('ω')
この辺の会話はTVドラマと
同レベルの創作としても、、
徳川将軍家が明智や斉藤を
大事にしていたことは様々な
史料から明らかなんです。。
もしかしたらその背景には
こんな繋がりがあったの、、
かもしれないってことで。
(@^^)/~~~
てなことでシリーズ完結です。
('ω')
なおこのお話は史実とは一切関係ない
ことではありますが、、
斎藤利三が発案したという説も
一つありかということで、、(^^)/
なお歴史シリーズでは他にも
色々と書いてますのでヨロシク。
https://ncode.syosetu.com/s8665k/
前編は https://ncode.syosetu.com/n1068mu/
中編は https://ncode.syosetu.com/n2105mu/




