第1話 原油採掘と取得
第1話 原油採掘と取得
(1案)日本で採掘
軍事や内政小説の原油を日本で採掘する方法を考える。
2025年日本で苫小牧油田の生産量は1日200kL,月に6000kL、年72000kL。
1940年日本の新潟県・・・年210000kL、秋田県・・・200000kL、他県で数万kL。
ここから空想開始、
苫小牧から根室に至る大油層を想定・・・
別の目的を標榜し味方勢力で現地支配を進める。
機械工場や容器生産工場を先行し建設、名目は漁船修理や魚介物工場。
苫小牧で本格的な油田開発を実行し原油精製工場を建設稼働、精製残渣で石油コークス生産。
(2案)初歩的な採掘と利用法
原油の湧出地を探し当て人力で穴を掘り、原油ため池を建設、
原油を常温のタンクで水と原油を分離し、雨を避け大甕や大桶で保管し混在物を沈殿。
小規模の蒸留塔を竹と粘土と陶器の管で製作、ガスを利用し原油タンクを約350度に加熱、
自然流下で蒸留塔に供給する。
ガソリンや灯油の容器として大小の桶を間に粘土を使い周囲上下を気密にする。
出し入れの穴は自然樹脂や粘土で密閉。
灯油は照明に、重油は燃料や防腐剤に利用、最終残渣は石炭の様な燃料に用いる。
ガソリンは火攻めや籠城戦で敵に使用・・・
(3案)石炭から合成石油を作る方法。
FT合成(フィッシャー・トロプシュ法)
石炭を加熱して水素と一酸化炭素のガス(合成ガス)にし、
触媒反応で液体炭化水素に転換する技術。
石炭はまずガス化炉にて高温でガス化(COとH2の混合ガスに変換)
次にFT合成反応器でこの200~300度の温度領域、1~50気圧で
鉄やコバルトなどの触媒を用いて液体炭化水素を生成する。
(4案)
植物油を使う、
大豆油、ひまわり油、ゴマ油、菜種油、ピーナッツ油、アケビ油・・・
アブラヤシ、ココヤシ、椿、オリーブ、油桐(アブラキリ・防虫・防水剤)
ポンガミア(アイアンツリー・種子油から航空燃料)バオバブ、榧マカダミア、
ヒバ(有毒)松(テレピン油)
コパイバ(ディーゼルツリー・幹に穴を開けるとディーゼル燃料が出て来る・抗炎症作用・
傷修復・乾燥肌や老化肌・天然忌避剤・油絵具や陶器の絵付け・精油は石鹸や香水・
カポック、マニラエレミ、石油ナッツ、
●コパイバ利用、
収量は12000L1ha(100mx100m)1本で40L取れる、種子で増殖、樹高20~40m、
高温多湿、熱帯土壌、発芽から5年以降に少量油採取、数十年後に普通量油採取、
70年後に大量採取・・・長いです。
異世界に転移した機甲部隊や車両の燃料はエルフから買えば良い、かも?
内政で領地を調べ油の木を見つけ種を植えて5年待つ・・・も使える。
(5案)
動物油を使う、
家畜類、魚類、獣類、クジラ類、鳥類、蛇油、カイコ等の昆虫類、
(6案)
瀝青やアスファルトから石油つまり軽油やガソリン等を得る。
道路の表層材アスファルトは異物を含むのでアスファルト自体は5%ほど。
瀝青やアスファルトを石油に転換する①②の方法
①熱分解
低温熱分解、400~500度、液体に効率よく分解する。
高温熱分解、500~600度、揮発成分に効率よく分解。
②重質油水素化分解
アスファルトを前処理する、溶剤脱瀝法等で触媒毒となる
金属分やアスファルテンを除去し脱瀝油(DAO)にする。
脱瀝油(DAO)を水素化分解、200~430℃・圧力約70~210kg/cm²で水素供給する。
触媒としてシリカ・アルミナなどの担体にニッケルやタングステンなどの
活性金属を載せた触媒を用いる。大きい分子を小さい分子・・・石油に分解。
原料に対して水素追加で110〜120%程度の液状製品を得られる、
水素添加で硫黄分の少ない良質燃料を得られる。
出来た液体を蒸留塔に送りガスや油種に分離する・・・
日本で物質としての石油を得るなら道路のアスファルトを使える、たぶん。
全国のアスファルト舗装を10億トンと推定、アスファルト5%として5000万tの分解油、
30万tタンカーで166隻の量、日本の原油消費量1日50万tとして100日分・・・ですね。
分解エネルギーに高温ガス原子炉を利用すれば950度ぐらいまでの熱源に出来る。
高速中性子利用燃料増殖原子炉も1次ナトリウム出口温度530~550度を熱分解や水素化分解に使える。
高速増殖炉を実用化すれば石油やガスをエネルギーとしてる贅沢を廃し、貴重な物質に全量利用可能。
30マントンタンカーはC重油1日500トン使う、中東から片道20日として消費量10000トン、
中東へ航行する燃料を半分として5000トン・・・30万t1隻で15000トン消費、30万t2隻で日本1日分。
要するに原油輸送に1日30000トンのC重油を燃やしてる、毎年1100万t燃えてる・・・です。
アスファルトを石油に分解した後の残渣が生コークス・別名グリーンコークスです、超格安が特徴、
生コークスを1300~1400度で焼いた(煆焼は
不純物の少ない高級石油コークスであり電極材や溶融鉄に加炭材で利用されてる。




