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第2話

「ねぇ、もしかしてだけどこれって」

「落ちてますね、ごめんなさい、やっ、ぱり、失敗、しちゃ、った、座標、が、ずれ、てる」

「だよね学校の真上にいるよね?これ」

「す、すみ、ません」

「いいよ、気にしてないし、そうだねここらで私も活躍しないとですし、活躍の場面をくれてありがとうとでも言えば良いのでしょうかね」

「え?」

「風よ舞い上がれ」

「わぁ、ゆ、ゆっくりになった」

「はい、これで安全に着…陸ー」

「あ、ありがとう、ございました」

「間に合ったけど急がないとだよ」

「は、はい」

「…顔、」

「ど、どうし、ました?」

「顔真っ赤だよ!」

「あぁこういう、魔術、使う、といつも、なっちゃう、ので」

「はぁ、ちょっと乗りな」

「えぇ、せ、背中、にです、か?」

「ほら、ほら」

「え、あ、はい」

「よっし、行くぞ」

「あ、ちょっとそこの君体育館あっち」

「急いでるんで〜」

「えぇ…土足で駆け抜けて行ったぞ」

「入学式もうすぐで始まるって言うのに」

ガラガラ

「先生いますか?」

「はいはいいますよってどうしたの土足で」

「この子が熱あるみたいで…」

「えぇ?じゃぁすぐ帰らないと」

「い、いえ、た、ただの知恵熱、ですから」

「そ、そうです!私が困ってる所を助けてくれたんですその時に不慣れなのに魔法を使ってそれで一緒に来たんですけど校門に入った時ぐらいに変だなって思ったら顔が真っ赤で」

「はいはいわかったわかったあなたは元気なんでしょ?早く靴履き替えて入学式に出てきなさい、そしてあなたは今日の授業…いや入学式が終わるまでに熱が下がらなかったら帰ってもらうからね」

「は、はい」

「だから…貴方の両親に連絡しないとだね特徴教えて」

「わかり、ました」

「それじゃぁ失礼しましたー」

「まだ居たのねあなた」

「えへへ」


「靴は脱がないとだねー」

(おかしい…だって彼女はゲームに一切出てこないモブ中のモブというか存在するのかすら怪しい存在する。でもゲームが始まったのは入学式から主人公は少し遅刻しそうになったということしかわかってないその前に会ってたら…分からないもんなー)

「おい!あんた早くしないと始まる時間少し遅れてるんだぞ」

「えぇ、あぁすみません」

「あら、やっと私のお隣さんが来たのね、てっきり体調でも崩したのかと思いましけれど」

「あはは、申し訳ないです」

「あら、別に私は貴方のこと責めてるわけではありませんのよ」

「あ、そうですかなら良かったです」

「さっき廊下を猛スピードで走っていたのは貴方ですわよね」

「あれはちょっと色々あって」

「まぁ別にいいですわ、私の名前はレイヤ・プリンセント、令嬢ですわ」

「えっと私の名前は…」

「入学式が始まりますわ、後でにしましょう」



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