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リュミュレ

作者「え~。「風の吹くままに」は今回で完結(一旦終了)と為ります。」


しの 「は?!聞いてなかったわよ?そんな事。」


作者「うん。急遽決まったし。」


しの 「相変わらず、行き当たりばったりなのね。」


作者「うん。」


しの 「そんな処ばかり、素直に納得するなぁ!」


作者「ギャ━━━━(〃▽〃;)━━━━ス!!」


しの 「しかも、今回は濃厚なHシーンばっかりみたいだし……(ぽっ)。」


作者「まあ、そう言う事よ。描く事が其れ位しかなくなったと言うか。」


しの 「如何描いても同じ展開に為るって奴ね。」


作者「うん。作者の技量が無いせいもあるけれど。(しの)は万能過ぎるからねぇ。」


しの 「そう言う話で始まったから仕方が無いか。」


作者「うん。では、お楽しみ下さい。はっきり言ってHシーンしかありません。」


しの 「だから、そう言う表現が嫌な人は絶対に見ないでね。」


作者「それでは、本編をどうぞ。」

小説 風の吹くままに

第二十六章 リュミュレ




(前回と同じ、ロギュールミュントの街外れの木々が生い茂る場所の外れで)



 草花の上を、鮮やかに煌く花飾りを頭に付けた緑の髪の可愛い存在が、踊っていた。髪と同じ様な緑と土の様な綺麗な茶色の美しい色彩の服を纏い、煌く瞳を輝かせながら。


「嬉しそうに踊っているわ。」


 其れを見ながら(しの)がそう言う。そう言っている間に、草の上に転び、其の侭、横に転がっていく。そんな行為ですら、其れ、つまり、リュミュレにとっては楽しい様で、笑っているのであった。そんな様子を志郎は、


「お、おい……リュミュレ……楽しいのは分かるが、余り派手にすると怪我をするぞ……。」


 まるで、可愛い我が子を見守る父親の様に、おろおろとしながらそう言っていた。(しの)はそんな様子を見て、


「何か、リュミュレがねたましくなるわねぇ。」


 志郎に向いてそう言った。志郎は、苦笑して、


「お、おいおい……。俺はだな……。リュミュレは、可愛い子供の様なものでだな……。」


 そう、言い訳をしようとした。其処へ、(しの)は志郎に顔を近づけながら、


「そんな事は分かっているわよ!あたしが問題にしている事は、そんな事じゃないわ。」


 語気をやや強めてそう言った。志郎は、(しの)が何を言いたいのか読み切れずに、


「え?!じゃあ、一体なんだと言うんだ?俺には、御前が何を求めているのか分かっていないんだが……。」


 そう言っていた。(しの)は、顔を背けて、


「もう……さっきから、そう、リュミュレを創り上げてからよ。ずうっと、リュミュレばかり……。そうよ!ずっと、リュミュレしか見てないのよ!もう、あたしは要らなくなったのね……。」


 そう言って、泣き始める。志郎は其の様子を見て困惑し、


「ちょ?!ちょっと待てよ。別に俺は、御前が要らないとかそんな事は微塵も思った事は無いぞ。如何してそう言う結論に為るんだよ。」


 そう言った。(しの)は志郎の方に向き直り、


「じゃあ、今、貴方の心を占めているのは、誰?あたし?それともリュミュレ?さあ、どっち?!答えなさいよ!」


 そう、強い語調で言いながら迫り寄る。志郎はやや後退りをしながら、


「お、落ち着け……、わ、分かった、俺が、些かリュミュレに傾倒していた事は認めるって。だからと言って、御前を愛している事を止めている訳じゃないんだぞ。」


 そう答えた。其の答えに(しの)は、ニヤリと笑みを湛えつつ、


「言ったわね……志郎。じゃあ、あたしを愛して頂戴な。今直ぐ!」


 そう言って、にじり寄る。志郎は驚いて、


「は?!ちょっと待て……此処って……こんな野ざらしの場所でか?!人目ってものがあるだろう?!」


 やや素っ頓狂な声を出しながらそう言う。(しの)は、志郎に抱きつく様にして、


「大丈夫よ……周りに見えない様にするから。リュミュレ~!貴女も一緒にしましょう~。」


 そう言って草地で遊んでいた、リュミュレを呼ぶ。志郎は更に驚いて、


「なぁ?!(しの)……まさか御前……。」


 そう言って、顔面がやや青くなる。(しの)は、顔をにやけながら、


「そうよ。リュミュレにも参加して貰いましょうかね。」


 そう言った。志郎は、戸惑いながら、


「ま、待て!俺は御前を愛してやるから……、リュミュレまで巻き込むな。」


 そう言った。(しの)は首を振りながら、


「駄目よ。区別なんてさせないわ。あたしも、リュミュレも、志郎、貴方を愛するんだから。」


 そう言って、志郎に寄り添った。其処へリュミュレが来て、


「あ……、あの……何でしょ……うか。(しの)様……?」


 おどおどとそう言っていた。(しの)は其の姿を見て、


「やっぱり可愛いわねぇ!リュミュレ、貴女も志郎の事を愛しているでしょう?」


 そう言う。リュミュレは、徐に頷きながら、


「あ……あの……はい……マス……ターを愛……してお……ります……。」


 顔を真っ赤にして、俯きながらそう言っていた。(しの)は其の姿を見て微笑みながら、


「うんうん。可愛いわ、リュミュレ。なら、一緒に志郎を愛しましょうか。」


 そう言った。リュミュレは、顔を更に真っ赤にしながら、驚いて、


「え?えぇ?!あ……あの!……あ……あたしは……そ、その……えっと……ま……マスターは愛し……たいので……すけれど……。」


 しどろもどろに為りながらそう言っていた。(しの)は微笑みながら、リュミュレを自分の傍に寄せて、


「大丈夫。志郎も恥ずかしいだけだし。貴女にして貰えば喜ぶわよ。あたしだって、貴女が一緒で嬉しいのよ?だから、一緒に楽しみましょう。」


 そう言って、リュミュレの服を脱がし始めた。リュミュレは、硬直しつつ、


「あ?!……あの!……し……(しの)様……あ、あたし……恥ずか……しい……。」


 そう言う。(しの)は其の姿を見て、興奮しながら、


「か……可愛い!もう、此れは、是非リュミュレにも張り切って貰わないと!」


 そう言いながら、更にリュミュレの服を脱がしきった。創られたのと同じ状態、そう美しい綺麗な身体が露に為る。緊張して、全身がやや高揚してやや赤く火照っているのが更に美しさに拍車を掛けていた。そんな、可愛い姿を見て、志郎も興奮してしまい、


「あら?……ほら、リュミュレ、志郎もあなたを見て喜んでるわ。こんなに為ってる。」


 (しの)がそう言う。志郎は、息子を大きく立たせてしまい、ズボンから露に為る程に為っていた。志郎は慌てつつ、


「いや……その……うん……リュミュレ、可愛いぞ。その……こ、此れはだな……。」


 そう、一生懸命に言い訳をしようとしていた。(しの)は苦笑しながら、


「この期に及んで、何を言っているのよ!さっさと、リュミュレに見せて、可愛がって貰いなさいな!」


 そう言って、ズボンをずらし始め、志郎の息子が露に為る。其れは、元気に自己主張をしていた。其れを見て、リュミュレは恍惚とした顔で、


「あ……此れが、マ……マスターの……。」


 そう言いながら、志郎の息子を一生懸命握り、口を当てて、舐め始めた。一生懸命にする其の姿を見て、(しの)は興奮しながら、


「いいわね、志郎。そろそろあたしもして欲しいわ……。」


 そう言って、着ている服を脱ぎ始める。志郎は、身動きが出来ない状況と為り、リュミュレに、息子を掴まれて、喘いでいた。


「ま、待て……そんなに……ん……くぅ!」


 一生懸命に舐めまわす、リュミュレの舌捌きに、快感を訴えながら志郎はそう言っていた。(しの)はそんな姿を見て、興奮しながら自分のアソコに手を当てて弄り始めていた。


「可愛いわ……リュミュレ……一生懸命で素敵……んあ!……あたしも、欲しいな……。」


 (しの)はそう言いながら一生懸命に自分のものを弄繰り回していた。其の手は次第に激しくなる。志郎はそんな姿を見て更に興奮していく。リュミュレは其れによって硬くなって行く志郎の息子を見て興奮しながら、


「マス……ター……興……奮してる……硬い……もっと気……持ち良……くなって……。」


 そう言って、更に、志郎の息子を舐め回し始めた。其れから来る感覚に、志郎は、


「ぐ……リュミュレ……もう……俺は……我慢出来ない……行くぞ……。」


 そう訴える。そして、志郎の息子から激しく液体が噴出す!それは、みるみるリュミュレの顔や全身に掛かっていく。リュミュレは、其の掛かった液体を手に掬って舐めながら、恍惚とした笑みを浮かべて、


「あ……マ……スター……熱……い……美味し……い……。」


 そう言っていた。(しの)は、そんなリュミュレを捕まえて、志郎を寝かせてから其の顔の上に座らせて、


「さあ、リュミュレ……志郎に舐めて貰いなさい。そして、気持ち良くして貰うのよ……。」


 そう言った。志郎は、リュミュレのアソコを徐に舐め始める。リュミュレにとっては大きな、志郎の舌が、当たって、悶え始め、


「んあぁ!……マ……ス……ター……気……持ち……いいで……す。も……もっと……御願……い致し……ます……。」


 そう言う。腰を揺らし始め、志郎の口や鼻に当たる様に一生懸命に揺らし始めた。そんな様子を見て(しの)は興奮しながら、


「ああ……あたしも、欲しく為っちゃった。志郎、あたしも貰うわよ!」


 そう言って、志郎の息子の上に乗り上げて自分のアソコに志郎の息子を入れようと捕まえる。そして、


「ん……んあぁ!……い、いい……いいのぉぉぉぉ!」


 そう言いながら、アソコに入れて悦びの声を上げる!志郎は、迫り来る快感に耐えながら、一生懸命に舌を使っていた。リュミュレは其の快感に、叫びを上げつつ、


「はっ……ま……マス……ター……あ、あた……し……もう……駄……目か……も……。」


 そう言っていた。志郎は激しく、リュミュレのアソコを舐め上げる!迫り上がった快感にリュミュレは全身を痙攣し始め、


「は……はぁぁぁぁぁぁぁ!」


 そう言って、叫びを上げる!そして其の侭、リュミュレは、志郎の顔の上に倒れこんだ。(しの)は其の姿を見ながら、腰を使い志郎の息子から快感を絞り上げる。しかし、其れだけでは満足出来ず、腰は振りながら、リュミュレを抱え込むように抱き寄せて、リュミュレの胸とアソコを優しく弄り始めた。


「未だよ、リュミュレ……此れからなんだから……。志郎をうんと愛しましょう……。」


 (しの)はそう言って、リュミュレのアソコと胸を優しく弄りながら、其の全身を舐め始めた。リュミュレは、快感に上がったばかりの身体を更に震わせて、


「はぁっ!……(しの)……様……や……やめ……て……気持……ち良……過ぎ……て……おかし……く為……っちゃ……う……。」


 そう訴える。そんな姿を見て、志郎は、リュミュレと唇を重ね、其の快感に酔いしれる。快感に震えるリュミュレを見て(しの)は更に興奮しながら腰を激しく振り始めた。貪るほどに志郎の息子から、快感を得ようとしていた。


「可愛いわ、リュミュレ……、あたしも、一杯感じているわ……志郎……あたしにも一杯頂戴……。」


 (しの)はそう言い、激しく腰を上下にも振りながら、更なる快感を貪ろうとした。志郎はとうとう、耐え切れなくなり、


「行くぞ!(しの)……くぅ!」


 そう言い、息子から激しく液体を噴出させた。それは(しの)の中に入っていく。(しの)は其の感覚に酔いしれながら、


「あぁぁぁ……いいわぁぁぁ……。」


 そう言いながら、恍惚として、快感を喜んでいた。志郎は、出しすぎたせいか其の侭くたばってしまう。リュミュレは、快感に身を委ねつつ、(しの)の身体を今度は舐め始めていた。


(しの)……様……も……美味……しい……。」


 既に恍惚とした顔に為って、リュミュレはそう言っていた。(しの)はリュミュレを抱きかかえて、志郎の上から草むらに降りる。そして、更に二人は、快感を貪るように愛し始めるのであった。(しの)は、リュミュレのアソコを舌で優しく舐め上げ、リュミュレは、身体を伸ばして、(しの)の乳首を一生懸命に吸い上げていた。


「いいわ……リュミュレ、もっと強く……。」

「ん……(しの)様……あむ……。」


 二人はそう言いながら、快感を貪りあう。一心不乱に愛し合う二人を余所に、ゆっくりと起き上がる者が居た。そう、志郎である。志郎は、熱烈に愛し合う、(しの)とリュミュレを見て微笑み、その後、立ち上がって根っ転がっている(しの)の足元に来ていた。暫く、二人の様子を見て、興奮した後に、徐に、(しの)の足を掴み、自分の息子を(しの)のアソコに入れ始める!


「ん……えっ?!……あぁ?!し、志郎?!」


 (しの)は驚いて、リュミュレを舐めていた舌を離し、そう叫ぶ。急にやってきた快感に、身体を反り上げて応える。乳首が硬くなったのを見て、リュミュレが興奮しながら、


(しの)様……興……奮して……る……もっと……感じ……て……。」


 そう言い、強く乳首を噛み始めた。二つの場所に来る、強い快感に、(しの)は、


「や、やぁぁぁぁぁぁぁ!お、おかし……く為っ……ちゃう……止……めて……。」


 そう訴えた。然し、志郎は、


「ふっ……さっき、御前は俺に如何したんだったかな……御前も同じように為って貰うぞ……リュミュレ、御前も楽しめ!」


 腰を激しく振って、(しの)に快感を与えながらそう言った。リュミュレは、其の声に頷きながら、更に激しく(しの)の乳首を弄り回す。(しの)は、涙を流し、涎も垂らしながら、快感に溺れていく事を示していた。


「かっ……はっ……も……う、あた……し、駄……目……かも……。」


 (しの)はそう訴え、快感が最高潮を迎える事を伝える。其れを聞いて志郎とリュミュレは更に激しく(しの)を攻め立てた!そして、


「よし、一回目だ、いってこい!」


 志郎はそう言って、力強く突き上げた!其の感覚に、(しの)は、全身を戦慄わななかせ、


「ひぃぃぃぃあぁぁぁぁ…………。」


 そう叫びながら、力尽きた。志郎は、(しの)の中から自分の物を抜き出して、


「リュミュレ、此処を丁寧に舐めてあげなさい。其のうち(しの)が気付いて、又快感に酔いしれるから。」


 そう言い、(しの)のアソコを指差して示した。リュミュレは、頷いて、


「分か……り……ました、……マス……ター……。一生……懸……命に……勤めさ……せ……て貰……いま……す……。」


 そう言い、直ぐ様、言われた事柄をし始める。志郎は、(しの)を起き上がらせて、自分は(しの)を抱きかかえる様にし、(しの)の足を広げて、リュミュレに舐めさせれる様にした。そうして、一生懸命に行う、其の様子を眺めていた。リュミュレは、(しの)のアソコを丁寧に舐めながら、


「ん……(しの)……様の……ア……ソコも……美味し……い……マス……ターの……味……もする……。」


 そう言い、酔いしれる様に舐め上げる。暫くして、(しの)が気付く。


「ん……。え?!リュミュレ?や、やだ……そ、そんなに舐めないで……ん……気持ちいいの……。」


 (しの)は、始め驚いてそう言うが、次第に快感に酔いしれながら口調が変わっていく。


「あ……はっ……此処も御願い……。」


 (しの)は、逆に、して欲しい場所を指定する程に、快感に再び酔いしれ始めていた。その時、後ろで抱いていた志郎が、自分の物を、徐に(しの)のアソコに入れ始める。そして、其の上をリュミュレが丁寧に舐め上げていく。


「え?!……あぁぁぁぁ!し、志郎?!そ、そんな……未だ、あたし敏感で……んあぁぁぁぁぁ!」


 (しの)は急に来る快感にそう訴えるが、志郎はそんな言葉を無視して、静かに(しの)の中に自分の物を突き上げていく。そして、奥まで突き入れた後で、一旦止まる。其処を、リュミュレが丁寧に舐めていた。(しの)は、其処から来る感覚に悶えながら、


「もう……止……めて……あた……し、お……かし……く為っちゃ……う……よぉ……。」


 そう訴える。そんな、(しの)の耳元で志郎が、


「まだまだ、(しの)には楽しんで貰うさ。さあ、(しの)、リュミュレを可愛がってやれ。リュミュレ、其処はもういいから、今度は(しの)の乳首を噛んでやれ。」


 そう囁く。(しの)は、虚ろに為りながらも頷いてリュミュレを抱きかかえ、リュミュレのアソコを弄り始める。リュミュレも、抱きかかえ上げられた事で、(しの)の乳首を噛み上げ始めた。志郎は其れを見てから、ゆっくりと(しの)の中に入れた物を動かし始めた。三人は声を上げて快感を貪りあう。


(しの)様……、気……持ち……い……いで……す……。リュミュレお……かし……く為り……そ……うで……す……。」

「あぁ……また……又来るの!……又来るのぉ!……あぁ……ああぁ……あぁぁぁぁぁ!」

「はっ……いいぞ……(しの)……俺も、又行きそうだ……。」


 三人はそう言い、快感が絶頂に向かう事を伝える。最後に叫びを上げて、お互いに痙攣を起こし、快感の余韻に酔いしれながら、草の上に横たわった。






 其処では、静かに、撫でる様に、優しく風が吹いていた。






(ノンテーサンザードとは異なる、「荘厳な」領域にて)



 其処は、「普通」ではなかった。「荘厳な」場所で、「聖なる」場所であった。其処にはある人物がいた。其処へ、初老の姿をした人物がやってくる。そして、


「御報告致します。」


 其の人物は、其処に居た人物にそう言った。初老の姿をした人物に、頷いて其の人物は次を語るように促す。其れによって、初老の姿をした人物が答える様に言い始める。


「ノンテーサンザードに送り出した「あかなししの」の件に関してです。」


 そう言って、一旦区切る。ある人物は、答えて、


「報告を聞こう。」


 短くそう言った。そう言われて、初老の姿をした人物は一礼をした後で、


「はっ。今回は、「良い」方向へ作用している様です。腐敗していた国家を浄化したり、困窮している人を助けたりしております。又、急激な変化をせずに、当人は、人間の範疇はんちゅうで楽しみながら、行動している様です。また、人間や魔族など、既に存在していた種族と交流を持ちつつ、「神」としてのコミュニティーも広げつつあります。今回はそう言う観点から「良い」結果に為ったかと。」


 そう報告した。其れを聞いて、ある人物は、


「其れは良かった。今後とも、「良い」方向へ進んで欲しいものだな。前任の者は途中で「道」を外してしまったが故に「処分」せざるを得なくなってしまったからな。今度は「良い結末」を得たいものだ。」


 そう言う。初老の姿の人物は、其の言葉に頷く。ある人物は、其れを見つつ、


「では、他の面に関しても聞こうか、つづきよ。」


 そう、つづきと言う人物に対してそう言った。つづきと言われた人物は答えて、


「畏まりました。(しの)様。「神龍シャイレオン」が存在するあの世界の件についてですが、再び「魔王ゲイブリオン」が出現し「混沌カオス」を巡る戦いが再び激化しそうで御座います。此の度は「神龍シャイレオン」も「混沌カオス」に抵抗すべく活動しているようです。しかし、世界全体の人の傾向が、あまり「良い」とは言えず、状況は混沌としている様ですな。」


 そう言う。其れを聞いて、(しの)様と言われた人物は暫く考えた後に、


「そうか。まあ、あそこは「神龍シャイレオン」に任せてある。「混沌カオス」に還るかどうかをゆっくりと眺める事にしよう。そういえば、「(もも)」はどうしたのかな。最近姿が見えないのだが。」


 そう言う。其れに答えるようにつづきは、


「はっ。(もも)様は、時空を旅しながら人々に接しておられるようです。基本的に、余り「介入」はされてはいないようですが。」


 そう答える。(しの)はそれに対して、


「成程。まあ、(もも)らしいと言えるか。暫くは好きにさせておこう。「人間」が「気付く」様にしてやりたいのだろうな。あやつとしては。」


 感慨深くそう言った。つづきは頷いて、


「恐らく左様かと。(もも)様は、態度とは裏腹に御優しい方で御座いますから。」


 そう言う。苦笑しながら(しの)は、


「そうだな。「色々」あるものだ。さあ、次はどんな「色」を示すか楽しみな事だ。出来得るなら「神」に相応しい「色」を示して欲しいものだな。」


 何やら、謎めいた言葉を残しながら(しの)はそう言っていた。つづきは、それに対し、


「はっ。又、今暫く眺めて参りましょうか?」


 そう尋ねる。其れに、(しの)は頷いて、


「うむ。つづき、又面倒だが、頼むぞ。」


 そう言った。つづきは其れに、恭しく一礼をするのであった。

 荘厳で神聖な其の場所は、一人の存在の栄光を称えつつ、永遠の輝きを見せていた。其処では、「永遠」が文字通り存在しているのであった。物語は再び紡がれるのかも知れない。今度はどの様に紡がれるのだろうか?

作者   「お疲れ様。」


しの    「は、激しすぎたわ……。」


リュミュレ「……楽し……かった……で……す……。」


志郎   「流石に連戦はきついな……。」


玲    「私達も激しくしたかったわねぇ。」


エミリア 「残念ですわ。」


セレナ  「(しずか)!今度はしの様の真似をしましょう!」


(しずか)    「ちょ?!セレナ、御前最近過激すぎだぞ?!」


ミル   「あらあら、楽しそうですねぇ。」


レネア  「ミル様。あたしたちも色々やりましょ~。」


作者   「まあ、こんな感じで彼女たちは楽しみながら今後も「旅」をして行くでしょう。又、描く機会が出来たら第二部として書いていきたいと思います。拙い文章を最後まで読んで頂き有難う御座いました。」


一同   「又、宜しく御願いします!」


貴方にも良い風が吹きますように。



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