人物設定 zwei
人物設定第二回です。
なんと登場人物は40名を突破……。
ガイストやリッターを細かく説明すると50名を超えます。
人物整理がきつくなって来た…。
でも、お気に入りをわざわざして下さっている方の為にも完走まで頑張ります。
それではどうぞ。
尚、イラストは、勇さん提供です。有難う御座います。
小説 風の吹くままに
人物設定（第二十章時点）
杜神
当物語の主人公。「かの方」により「神」としての力を強制的に与えられ、別世界「ノンテーサンザード」にて旅をすることになった女性。現実主義的で前進的な考え方の女性。悲観的に考えることに対してトラウマがあった。外見年齢は16～20歳程度。身長149cm体重46kgスリーサイズは86,62,87白銀の美しく長い髪と鮮やかな赤い瞳が特徴の美しい女性である。杜志郎（剣志郎）と婚姻する。
ミル＝フェリシア
神によって創られた「使い魔」。楽観主義の能天気娘。ただし、与えられた命令はそつなくこなす能力者でもある。神が世界を旅するに当たり助け手及び話し相手として創られた。外見年齢は20台。身長199cm体重102kgスリーサイズは104,76,105やや浅黒い肌と燃えるような赤い髪、エメラルドグリーンの綺麗な瞳が特徴的。実は神が元居た世界の姉がモデル。レネアの保護者兼恋人のような関係に為っている。
かの方
当物語の裏主人公 真の「神」といえる存在。神が旅をする原因となった張本人。
初老の人物
かの方に仕える存在。直接かかわりのある人物のようだが、現時点では詳細不明。
アーレフ＝レミアルト
レミアルト王国第三王子。よく言えば「いいとこの三男坊」(笑)。温和な人物で信仰心が厚く国が立てた教会の神官として修行をしてきた。身長179cm体重80kg黒い髪黒い瞳の好青年である。今現在の年齢は18歳。日向 晶と婚姻した。
大天使
ノンテーサンザードの「天」にて責任ある立場にある人物。大天使は称号であり名前ではない。詳しいことは現在不明。
杜志郎 （剣 志郎）
優れた体術を習得し、それを武術として磨き上げ、冒険者として名を馳せている人物。ある依頼から神に出会うが依頼遂行より神についていくことを選ぶ。基本的に現実主義的で神曰く「カッコいいおじ様」。身長167cm体重70kgやや褐色がかった黒髪にモスグリーン系の瞳を持つナイスガイである。外見年齢は40歳。神と婚姻した。それにより彼も「神」の一員となる。今は能力が低いが神と共に居ることでその能力は高められるであろう。
ラミュア(レスフェミュナシュア)
神が入手した魔道具である「核」を使用して創り上げた、特殊魔法生命体。元の名前はレスフェミュナシュア(神を狩る者)という名前であったが神がラミュア(刃となる者)と言う名を与えた。「核」が神の作品ではないため感情表現が希薄で神曰く「模擬的な心」の持ち主。外見は非常に可愛い少女の姿をしている。身長155cm体重50kgスリーサイズは88,68,89藍色の髪に蜂蜜色の美しい瞳、透けるような色白の肌が特徴的な少女である。外見的年齢は13－17歳程度。十話の時点でコアは取り除かれ神により新たなコア（完全品）が入れられて生まれ変わった。
晶=日向＝レミアルト（日向晶）
レイグラード大陸の東にある島国 皇の国の巫女。叔父の勧めで世界見聞で叔父の仕事を手伝いながら旅をしていた矢先に叔父と死に別れしかも悪魔崇拝の一団に拉致されてしまう。魔族を宿すという驚異的な事象を経験するもアーレフの神器を使った行為で九死に一生を得る。実は、魔術も武術もそつなくこなす女性。非常に長い黒髪を持ち、淡く輝く灰色の美しい瞳をしている。身長162cm体重58kgスリーサイズは78,58,80。今現在の年齢は17歳。アーレフと婚姻した。
グラニデウス
ある人物が書物に書かれた方式で強制召喚された魔族。非常に強い「力」を持っており、声を発するだけで耐性の無い人間は気絶するほど。彼曰く「休んでいる」時らしく、あまり「力」を発することは無かった。神の力で無理やり召喚された状態を解除されて「元」の世界へと帰って行った。彼が「起き上がった」時はどうなるのか・・・。補足として、魔族とは天界の住人には属さない知的精神生命体全般を主に指しており、一般的に言う悪魔は、その中でもかなり低級なものである。彼らの中には「神」に匹敵する者たちもおり「魔神」と呼ばれる。因みに神から与えられた姿でダビデ像の様な筋肉たくましいダンディーな外見をした肉体を今はつけている。勿論これはかりそめであるが。
グランモスキャメラウル（グラム グラン爺）
オーソストラム平野など、一定地域の竜族を束ねる長の一人。古代竜の一人でもある。三千年程度は生きている長老竜で高い「力」も有している。普段は、ある山の中腹にある洞窟内で結界を張ってそこで静かに暮らしている。人型に変身することもありその時は老人の姿をとっている。
ディルサイヴ
冒険者の初老の男性。魔法使いを自称している。アーキレストの街でラミュアと出会う。ラミュアの成長に貢献する。また彼自身、魔道具の探求者でラミュアに好意を寄せる。それは父親のような愛情でありそれがラミュアに対して優れた働きをした。重病で余命が少なかったが神の介入で余分な寿命を得ることが出来た。
ラグレム
冒険者のドワーフ。男性である。アーキレストの街でミル、晶と出会う。
レネア
非常に若いエルフ。出身はアーキレストの北にある彷徨う森のエルフの郷。淡いブロンドの髪に耳が鋭く立ち非常に優れたスタイルをしている。瞳は淡い緑色。身長150cm体重44kgスリーサイズは72,60,73。今現在の年齢は98歳。明るく快活な女性だが、同姓愛好者という変わった側面を持つ。ミルが依頼していた女性に御執心だったがミルを見て一目惚れしてしまい今はミルにゾッコン状態となっており付きまとう毎日を過ごしている。実は彷徨う森のエルフの郷の長ランヴェルサイラーヴの末娘である。人間的な外見年齢は16歳程度に見える。ミルと恋人関係となっている。
杜惺
鮮やかな長い黒髪、綺麗な銀色の瞳をした少女。身長130cm体重30kgスリーサイズは65,54,66。外見年齢は8～10歳程度。言葉遣いが「俺」言葉を使うのが特徴。惺は神と志郎の二人によって「創られ」た娘で彼女も「神」の一人である。生まれたばかりで能力は志郎とあまり大差がない。セレナと一緒になる道を選んだ。
杜玲
鮮やかな漆黒とも闇の色ともいえる髪、右目が輝く緑色、左目が輝く血の色をしている。外見年齢は16～20歳程度。身長149cm体重46kgスリーサイズは86,62,87。神がグラニデウスの「力」を貰いそれを使用して彼女の「娘」として造り上げた存在。左目のみが開いているときは「闇」の側の性格が、右目のみが開いているときは「神」の側の性格が、両目が開いているときは「融合した」性格が出る特異な性格の持ち主。姿形が神に非常に似ているため、髪の色が違わなければ見間違えるほどである。エミリアを可愛い妹兼僕として引き取るようになった。
セレナ＝レミアルト
レミアルト王国息女。現国王の唯一の愛娘。箱庭育ちの典型的なお姫様だが教育をしっかり受け入れて育ってるのかかなりのしっかりものである。最近は、国王一族が命を狙われているため自由が少なくそのことがストレスになっていた。身長160cm体重54kgスリーサイズは81,65,85。黒い長い髪黒い瞳をもつ美しい女性である。現年齢は14歳。実はレオンハルトが舌を巻くほどの武術など戦闘系能力に長けた人物だったりする。惺に思いを伝えて一緒になる道を選んだ。
レオンハルト＝フェイグラシェイム
レミアルト王国筆頭将軍。40台で国軍のトップに躍り出ている超エリート軍人。もちろん能力も高く軍では驚異的な支持がある。政治面などには全く興味を占めさない無骨な性格で真面目な人物。しかし、遊び心を忘れないナイスガイでもある。現在の年齢は42歳。身長190cm体重93kg淡いプラチナの髪にダークグレイの瞳が美しい好青年である。志郎とは長年の友人で親友、悪友とも呼べる間柄。八年前に奥さんと他界しており現在娘も離れてしまい一人身状態。第二十章にてライザからの気持ちを受け入れた。
エミリア＝フェイグラシェイム
レオンハルトの娘。現在16歳。幼い頃から優れた父を見てきたせいで一般の男性には興味が無い側面がある困った少女である。以前までは志郎を結婚相手に考えていた。母親に似て非常に美しい女性でしかも、「お嬢様」である。身長156cm体重51kgスリーサイズは81,65,84。綺麗なシルバーの髪に鮮やかなマリンブルーの瞳が美しい少女である。ひょんな事から玲に惚れ込んでしまった困ったお嬢様。今は玲の妹兼僕として献身的に付きまとっている。
セイル＝グラハム
サディルウム帝国帝国軍第三遊撃部隊隊長。階級は大佐。「切り込みのグラハム」というあだ名を持つほどの遊撃作戦に優れた名将。帝国の腐敗振りを憂いている人物の一人。独自に帝国の浄化が出来ないか努力をしているが腐敗が著しい帝国ではどうしようもない状況と為っており、気が沈む原因とも為っている。身長181cm体重75kg。グレイの髪を持ち鮮やかなマリンブルーの瞳を持つナイスガイである。現年齢は31歳。
アイランズ
元帝国軍人。軍内部の腐敗に呆れて退役した人物。帝国の状態には憂いて居るが自分の非力さを僻み日々盗みなどで生計を立てていた。身近な知り合いにレミーナが居る。
レミーナ
出仕不詳の女性。今は帝国帝都で盗み等を生業としながら生活している。アイランズとは盗み時代からの知り合い。
ライザ
レオンハルトの副官。非常に有能な女性でレオンハルトの両肩に掛かる面倒な事務処理全般を肩代わりする程の女性である。女性軍人らしくショートカットヘアで凛々しい顔立ちが美しい。年齢は28歳。身長161cm体重54kgスリーサイズは91,69,95。真面目ゆえに浮いた話の無い女性でもある。実は、レオンハルトの事が好きなのだが彼はシャリー一筋の為に思いは伝えられないで居るある意味可哀想な女性。だったのだがエミリアのお節介により第二十章でレオンハルトに思いを打ち明ける。軍の上での立場は国軍大尉。
シェレーヌ
レミアルト王都で情報屋を営む女性。非常に能力の高い工作員の一人。普段は老婆の姿をしているがこれは仮のもので実際は淡いピンクの美しい長い髪を持つ非常にグラマーな美女。本当の状態のときは身長172cm体重62kgスリーサイズ99,69,100。美しい褐色の瞳も特徴的。志郎とは冒険者の頃からの知り合いで彼女も彼を狙っていた一人。今回神と出会って神の提案に乗り帝国に対する工作を開始する。
ラーナ
サディルウム帝国帝国軍第三遊撃部隊隊長副官。階級は大尉。セイルの傍で細々とした面倒な仕事そつなくこなす女性。他聞に漏れず彼女も上官であるセイルに好意を持っている訳だが、そう言う苦労は報われないのも定石と言う所か。身長160cm体重54kgスリーサイズは88,68,90。ダークグレイのショートヘアに淡い緑色の瞳を持つ才女である。現年齢は27歳。
ランカスター
帝国皇帝の傍で助言役の立場に居る人物。以前神に消された（実際に消したのは玲だが）グレイハワードが言っている人物と同名だが、果たして？詳細は不明。
ヴェルザイライド十四世
現サディルウム帝国皇帝陛下。第四十四代目に当たる。軍備を整えては領土拡張をしていた。南方侵略が一段落し、この度レミアルト王国へ侵攻を開始する。国政にあまり介入をしようとはしないが、気に入らない者、役に立たない者に対する処断は厳しい人物。其の為、普段は権力に腐心する人物ですら彼の前では縮こまると言われる。身長190cm体重91kg。ブロンドの鮮やかな長髪を持ちダークグリーンの綺麗な瞳を持つ貴公子でもある。現年齢40歳。
ジェネット
サディルウム帝国帝国軍第三遊撃部隊隊員。階級は少尉。諜報関係専門のエキスパート。セイルが信頼を置く部下の一人。小柄な男性で、見た目は気弱でひ弱そうに見えるが、かなり豪胆で強靭な身体の持ち主。変装が得意で小柄なため女性や子供によく変装する。今回はシェレーヌと接触し、セイル以下仲間達を神の側に引き込むきっかけを作ることに為った人物。褐色の髪に鮮やかな赤い瞳が特徴の可愛い（？）男性。現年齢は25歳。身長150cm体重51kg。
ローギュンター
サディルウム帝国帝国軍第三遊撃部隊隊員。階級は中尉。非常に大柄な男で、部隊では味方（仲間）の防衛からセイルの切り込み時の重要な壁や補佐として活躍する人物。其の体格故に生傷が耐えないだろうと思いきやかなり敏捷な人物でもあり実はそんなには無い。見掛けと違い、大人しい人物であまり喋る方では無い。しかし、行動力は素晴らしく、彼のお陰で仲間が助かる場面は両手では数えられないと言う。身長210cm体重120kg。浅黒い灰色の髪に紅茶色に見える美しい瞳をした好青年である。現年齢29歳。
レミアルト二十四世
現レミアルト王国国王。現年齢56歳。三人の息子と一人の娘を持つ、普通のおじ様である。しかし、能力は統治者として秀でており、父|（アーレフの祖父）から受け継いだこの王国を無駄を殆ど無く維持し有効に活用してきたのであった。国外に対しては友好政策を取り、侵略等は一切行わず。国内ではきちんとした統治機構の整備を進め、昔以上に「良い」政治を行ってきた政治家として模範的な人物である。故に、家庭を顧みる事が出来ない事に彼自身は些か不満を持っている様だ。温和な性格で、且つ裁断する時はしっかりとする、メリハリのある人物。身長170cm体重73kg。黒髪に淡い灰色の瞳を持つおじ様である。
ガイスト
ガイストとは影、精神と意味する語でここでは玲が自分を手助けする僕として創り出した「影」を指している。全部で七名居り、隊長格のアイン、以下ツヴァイ、ドライ、フィーア、フェンフ、ゼクス、ズィーベンの七名である。基本的に精神生命体である為、はたから見ると影のように見えるのが特徴である。エミリアが幽霊のように見えたのはこの為であった。玲と親密に繋がっており玲から指示された様々な任務をこなす執事のような存在である。
リッター
リッターとは騎士を指す言葉では在るが、このリッターは玲がエミリアを守護させる為に創り出した特殊な存在である。輝く翼を持ち「天使」の様にも見えるのが特徴である。普段は翼をしまっており陰日向にエミリアを守るべく働く。三名存在しており、シェルエル、ライエル、ウィサウレルと言う。シェルエルが代表格でリーダー的万能型。ライエルが武闘派的直接攻撃型、ウィサウレルが魔術的支援特化型である。美男子執事の様でありお嬢様らしいエミリアには似合うものとも言える。
ログマウヤル＝グラフェルト
サディルウム帝国帝国軍大将軍。帝国軍での最高位の持ち主。但し、軍的実力で得た地位というよりは政治的謀略で得た側面が大きい。故に、彼の姿を見て人は「豚」と評する。汚い政治ゲームに明け暮れる帝国の暗部を代表するかの様な人物。ある意味可哀想な者とも言えるであろう。体格からも想像できるように戦闘能力はほぼ皆無、戦略能力も人いわく「豚」並みである。しかし、実権があるだけに有能な部下を使い、今のところは現在の地位を保持している様である。現年齢は53歳。
ライル＝レミアルト
レミアルト王国第一王子。現年齢22歳。跡取りとしてしっかりした教育を受け、また本人も義務を理解しながら頑張っているしっかり者の王子様である。兄弟の仲は非常に良く、成人してからは忙しい公務をする毎日である。身長180cm体重81kg黒い髪に黒い瞳を持つ好青年である。
シメオン＝レミアルト
レミアルト王国第二王子。現年齢20歳。次男故に、言葉遣いは多少乱暴だが、非常に気が利くしっかり者。ライルと同じく成人してからは公務で忙しい日々を過ごしている。身長173cm体重76kg黒い髪に黒い瞳を持つ好青年である。
サイス ガイル ジェニー
レミアルト国軍兵士。お互いが知り合いで同部隊の仲間。サイスはやや心配性、ガイルは冷静沈着、ジェニーはやや直情的、どこかで見るような三人組構成である。
大精霊シャレニューム
レネアが「契約」している精霊。エルフは其の類まれな精霊力と魔力により特定の精霊と契約を結び強力な力を借りる事がある。レネアは風の大精霊の一人シャレニュームと契約を結んでいた。大精霊は、通常の精霊魔法に対して絶対的な影響力を持ち、悉く無効化や強化をする事が自在に出来る。但し、自分に属する精霊力に対して、だが。第二十章では魔法が掛かった矢を防ぐ為に風による矢を防ぐ魔法防御幕を展開し矢を悉く防いだのであった。
以上。第二回人物設定を終わります。
次は魔法や術式に関する設定について、くどくどしく解説を入れます。
あたしの頭にある事が少しでも皆さんに分かって貰えたら嬉しいですね。
それでは次もどうぞ。
