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第81話「推測」

「ただいま、戻りました」


卓球部の部長から部費のことを確認し終えると麻友たちは生徒会室に戻った。


「おかえりなさい、あら、夕陽さんも一緒だったの」


「ちょっとね、ねぇ麻友」


夕陽は先程のことを麻友に念を送り会長に話すようにテレパシーを送った。


「何かあったの?」


「それが、さっき体育館であったことなんですけど」


麻友は先程のことを会長や林檎に全て話した。


「謝られた?」


意味が分からない内容に林檎は声を上げた。


「突然脇から出てきてもうしませんからって謝られたんですよ。さすがに驚きましたよ」


「でも、何に対して謝ったのかしらね?麻友、夕陽さん何か心当たりはないの?」


会長の問いに麻友と夕陽は首を振った。


「全然ないです。あ、でも、夕陽なら何かあるんじゃない?ここ最近じゃファンクラブっていうのも出来てきてるし」


「ファンクラブっていっても会員証を作って競い合ってるだけよ。それに最近出来たばかりだから活動も少ないわ」


麻友や夕陽が原因ではないことに生徒会メンバーは考えた。


「いくら考えても分からないわね」


「うーん。あ、そういえば部費のことは何て言ってたの?」


肝心の卓球部の部費について会長は麻友に聞いた。


「それが使った覚えはないのに足りないって言ってるんですよ」


「そう、部費と謎の女の子について問題が次々と出てくるわね」


「あっ!!!!」


突然林檎は大声を上げた。


「どうしたのよ」


林檎の声に夕陽は心配して声をかけた。


「その部費と謎の女の子についてもしかしたら関係あるかもしれないわよ」


「どういうことなの、林檎さん」


「つまり、謎の子は卓球部の部費を盗んだ、それを使っちゃったから謝ってたのよ」


「そんなことあるわけ…」


麻友はそんなことないと思い生徒会室の入り口を見ると例の女の子が立ってるのを見かけた。


「あっ!」


麻友に気づかれ女の子はすぐその場から逃げた。


「待って!」


麻友は慌てて生徒会室を飛び出した。

それを見た夕陽も後を追いかけた。


タイトルの推測ですが林檎がその通りに言ったのでそういう結果になりました、というか、そのまんまです笑

完全にネタバレですね笑

面白く書くって難しいものですね、最近は病気のほうがあまり良くないので連載した当初より想像力や妄想力が無くなりお話も浮かんでこなくなりました。

でも、何とか病に負けず少しでも多くお話を書きたいと思ってます。

それでは。

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