第59話「圧力」
「それで無理な話って何でなんですか?」
感動の再会を味わってるところを麻友は聞いた。
「伊織会長の両親はこの高持の学校を潰そうと考えてるのよ」
「はと、どこでその情報を?」
会長は初めて知ったらしくはとに問い詰めた。
「伊織会長のお姉さんから聞いたの」
姉から聞いたと聞き伊織は顔色を変えてはとに聞いた。
「琴音は無事なの!?」
「安心して、琴音さんは無事よ。ただ今は海外にいるの」
「海外……」
「自分も高持を滅ぼすのが目的で関わってると思われたくなくて逃げてたみたいなの」
「そうだったのね…」
伊織は姉である琴音が無事と聞き安心したのか体を脱落させた。
その行動を見て会長は声をかける。
「伊織、この学校に転校することは難しいけど貴方と琴音さんは守ることくらい出来るわよ」
「え、でもどうやって」
「高持家を甘く見てもらっては困るわ。まだ存在は薄いけど少し遠く離れた所に共学なんだけれども学校があるのよ。そこでだったらお姉さんと伊織で学べると思って」
「ちょっと待った!!」
会長の誘いに林檎はストップをかけた。
「どうしたの?」
良い雰囲気になっていたところを止められ麻友は聞いた。
全員が林檎に注目する。
職員室内で授業の準備をしていた先生は教室で会話するように圧を発信していた。
高持女子高生徒会は書いてて思うんですけど最終話を書かないで100話とかお話が続きそうです。
そんな気がする、いや絶対。
でも書いてて楽しいので雰囲気だけは無くさないようにしていきたいですね。
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
それでは。