表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/74

第56話「夕陽の両親」

翌日、問題の子と決闘する日がやってきた。

問題の子と彼氏が体育館に集合する。

他の全校生徒はというとまばらであった。

興味がない生徒は帰宅していくしその気の生徒は体育館に集まり騒いでいる。


「本当にするのね、夕陽」


体育館の舞台のカーテン近くで千香は夕陽にそう言った。


「これしかないのよ」


千香と夕陽は二人きりで会話していた。

その頃、校門ではとある大人が来ていた。


「ここが夕陽の通ってる学校か」


「貴方、ここで乱したりしないでくださいね。唯一の高持家で関わってる学校なんですから」


「分かってるよ、僕たちの希望だものね」


ルンルン気分で夕陽の父親はスーツ姿で横にいる夕陽の母親と歩いていた。

夕陽の母親は赤いスーツでちょっと場的に合わない気がする。

だが、それが本人の個性なのであろう。


「貴方が夕陽さんの母親ですね」


突然歩いてると問題の子が夕陽の母親に話しかけていた。

さっきまで体育館にいたが、夕陽の両親が見えて問題の子は慌てて出ていた。


「ええ、貴方は何なの?」


「夕陽さんの友達ですよ」


「まあ、あの子に友達がいて良かったわ。いつも学校のことは喋らないし誰も家に遊びに来たこともないから」


「噂なんですけど、夕陽さん、女の子と付き合ってるらしいですよ」


「まあ!? うちの子に限ってそれはありえないわ」


本当のことなのであろう。

夕陽の母親は自信たっぷりにそう言った。


「でも、私は学校で女の子とイチャイチャしてる姿を見てきました。これは学校の全員に聞けば分かることですよ」


「まさか。いいわ、本人に聞いてみることにしましょう。貴方、行くわよ」


後ろにいた父親を連れ母親は体育館へと向かった。

その足取りはとても早く真実を聞きたいと焦っている感じであった。

その後ろでクスッと問題の子は笑っていた。


ここでネタ先バレになっちゃいますが千香を登場人物にプラスするかそれとも男性を入れてプラスにするかで悩んでます。

女子高だし千香を登場させたほうがいいのかなとは思ってるのですが千香と男性どちらが映えするか分からないですね。やはり読者の皆さんは女性を登場させたほうがいいのでしょうか、それとも、男性でしょうか。なろうにアンケート機能があれば助かるんですけどね。

それでは。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ