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第55話「元カノとの電話」

「夕陽、それ嘘だよね?」


「私はいつでも本気よ」


そう言うと夕陽は距離を詰め千香の前に立った。


「ちょ…やめっ」


「千香は私が近づくと弱いのよね、まだその癖直ってなかったのかしら」


「……私は強くなった、いい加減人の弱みを攻めて落とすのはやめなさい」


千香はそう夕陽に言うと玄関のドアを閉めた。


「…ったく、あの子ったら何なのよ」


ドアを閉め千香はぽそりと呟く。


「それでどうするの?元カノさんは力になってくれなさそうだし」


麻友は顎に手をかけ考え事してる夕陽に声をかけた。


「攻めるしかないわ、今夜電話をかけてみる」






夜、夕陽は自分の部屋で携帯を見つめていた。

電話のアドレス帳には学校の友達、親、親戚、そして、元カノや優芽の連絡先があった。


「もう関わりのない人とは着信拒否してたのに、解除するしかないのね」


見つめる先には千香の電話番号が書かれてあった。


画面には着信拒否済みと表示されてある。

だが、夕陽はすぐさま解除し電話番号のタップを押した。

受話器から呼び出し音が聞こえる。


「……はい」


「千香、ちょっと話があるの」


「あのね、今日言ったはずでしょ、興味がないって」


「でも、あなたしかいないのよ」


「どうしてそこまで私に頼ってくるの?夕陽ならもっと相手がいるでしょ」


「あなたが元カノだからよ」


「それだけの理由で?別に私じゃなくても元元カノとかいるはずなのに」


「まだあなたのこと好きだって言ったらどうする?」


「え?」


「冗談よ、それより何が何でも協力してほしいのよ」


「分かったわ、協力する。それで何をすればいいわけ?」


「それは」


夕陽は電話で伝えるとありがとうとお礼をし一日を終えた。


 



お久しぶりです。

一昨日から1話から読み直してここまで書けました。

少しずつ雰囲気もつかめてきたので頑張ればどんどん書けると思いますが体調がよくならないのでまだまだ本調子じゃないなと考えてます。

でも小説を書くことは1話から同じなように好きなのでこれだけは消えてなくならないで良かったとホッとしています。

短いですが楽しんでいただけたら嬉しいです。

それでは。

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