第26話「夕陽&優芽作戦」
生徒会室まであと半分といったところ、そこには、夕陽と優芽がいた。
どこにいるのかというと、ロッカーの中である。
「はぁ…はぁ…」
熱い吐息がロッカーの中で混じあう。
「優芽…ここはどう?」
「きゃっ…うっ、うぐぅ…」
優芽は夕陽が触れた手で感じていた。
何をしているかというと、見ての通り、イタズラである。
仮先生にイタズラするはずが、夕陽は優芽にイタズラしていたのだ。
無線では、林檎に、順調通り交戦していた。
ピィーピィー、無線のノイズが走る。
「こちら林檎、そちらの様子はどうかしら?」
「はぁ…はぁ…ふふ、順調通りよ」
「そう、何か変化があったら教えてちょうだい」
「はい」
プチンッ。
林檎からの無線が切れた。
「さぁ、優芽、これからを楽しむわよ」
「ちょ、ちょっと待って…仮先生にイタズラをするんじゃ…はぁ…はぁ」
「そうだけど、何だかこっちのイタズラをしたくなってきちゃったのよ。優芽、可愛いから」
「もぉ…」
二人がそうこう会話してる内に、仮先生は来ていた。
そう、ロッカーの前に。
カツンカツンカツン、ハイヒールの音が廊下に響き渡る。
「まったく、ひどい目にあったものだわ。早く終わらせて帰りましょ」
ぶつぶつ呟きながら、仮先生は、夕陽と優芽がいるロッカーの前を通り過ぎた。
すると?
仮先生に何かしら、変化があった。
「うぎゃっ!」
一人廊下で雄叫びをあげる。
何をしたかというと、それは、夕陽が紐を使って、ある物を引っ張りだしたのだ。
そのある物とはいうと、恋愛小説であった。
そう、仮先生は恋愛小説が好きらしい。
「あぁ、これはあの有名な小説じゃないかしら。どうしてこんな物がここに」
うっとりとその恋愛小説に見とれていた。
夕陽は自分も恋愛の真っ最中なので、仮先生にも恋愛で楽しんでもらおうと考えたのであった。
でも、恋愛小説が好きなのは、今、初めて知ったのである。
「仮先生、恋愛小説が好きだったのね。意外と乙女じゃない」
「ゆ、夕陽、今、どんな状況なの?」
夕陽が仮先生の姿を監視してる間、優芽が話しかけてきた。
「うふふ、私たちと同じように恋愛にはまってるわ」
「え、どういう意味?」
「いいのよ、さあ、私たちの役目はこれで終わり。続きをしましょ」
「ちょっ、続きって、きゃん」
夕陽と優芽のイタズラはこれで終了した。
二人がロッカーの中でイチャイチャしてる間、仮先生は、姿を消していた。
無線ではというと。
「こらーっ!? ちゃんとしなさい!」
林檎が怒っていたのであった。
このまま、夕陽と優芽は二人だけの世界にはまったという。
ダ、ダダン!
仮先生、生徒会室の前に到着する。
お久しぶりです!
ああ、振り返ってみると、第一話から、だんだんと字数が少なくなってますね。
忙しくて、考えられなくなってるので、すみません。
でも、高持女子高生徒会のイメージは忘れていませんよ。
そろそろ仮先生も終了して、新しい話題に入りたいですね。
でも、その話題が思いつかないんですよね、困った困ったw
修学旅行でもいいかなと思ったりw
よく考えてみると、修学旅行という話題は死神パートナーで使ってるんですよね。
何かいいのがないか、うーん。
これ書いてくださいという話題募集しております、もし、よかったら、話題をください!
よろしくお願いします。
一話から読み直そう(*'ω'*)