第24話「仮先生追い出し作戦」
生徒会準備室。
林檎と会長、全員の姿はそこにあった。
「仮先生、追い出し作戦!」
パパァ~ンとアニメのタイトルを軽く言った感じだったのだが、みんなには受けなかったらしい。
みんな、真剣な顔つきで私を見ている。
「それで、仮先生をどうやって追い出すのかしら」
「そこが問題なんだよね、どうしようか」
夕陽が聞いて、私は考えた。
そこで、林檎は言った。
「私に提案があるのだけれど」
「提案?」
みんなが林檎を見つめる。
「みんなで仮先生に邪魔をするのよ。正し、姿を見られてはいけないの」
「姿を見られずに邪魔をするのってできるの?」
夕陽が聞いた。
隣では優芽が不安そうに話を聞く。
「もちろん、私を誰だと思ってるの? 元スパイよ」
そうだった、というふうにみんなが納得した。
「計画はこう、排気口からみんなは仮先生に攻撃するの。攻撃といっても、ゴミを投げたり、ロボットで作られた動物などで邪魔をするのよ」
「意外と簡単そうね」
「簡単そうに見えても、見つかったらおしまいなのよ、夕陽さん」
「あら、それは大丈夫よ。なにせ、みんながいるグラウンドで優芽を落としたことがある経験者なのだから」
それを言うと、優芽は慌てて夕陽にとりついた。
「あわあわ、それはダメェー///」
ふふふ、と隣で夕陽は笑う
いつ見ても、絶えない光景だ。
「それじゃ、林檎のいうとおり、その作戦でいってみようか。それで大丈夫ですよね、生徒会長」
私は生徒会長に聞いた。
「ええ、その作戦でいきましょう。とりあえず、これをみんな持っていくといいわ、林檎さんに言われて用意しておいたの」
会長から渡されたのは無線機だった。
これならみんなと連絡取れながら、作戦に集中できるだろう。
「よし、行こう!」
仮先生追い出し作戦が始まった。
お久しぶりです。
うおっ、と思い、よく見てみるともう続き書いてから一年が経ったんですね。
あっという間です。
中々小説が書けない日々が続いております。
でも、少しだけ書いてみました。
設定とか内容とか忘れ気味なので、違和感があるところがあると思いますが
ご了承ください。
もし何か変化があったら教えてくださると嬉しいです。
では、お楽しみに。