(け)結婚
結婚というのを小説にすると、恋愛小説ではわかりやすい形のハッピーエンドがあると思います。
しかし、単純に結婚がゴールという話を書くにしても、そこに至るまでには多くの困難がある、という話のほうがやはり盛り上がりますね。
ロミオとジュリエットのように、二人の恋が簡単には実らない状況であればあるほど恋愛は燃えます。
逆に結婚という題材でドロドロした戦いを描くというのも、結構嫌いではないです。
結婚式に乗り込んできた元カノや浮気相手。
幸せの絶頂がいきなり修羅場と化す!
いや~、見てるほうとしては面白いですよね~。
しかし、小説内で結婚を書くのはちょっと難しいところがありますね。
元々妻帯者という登場人物とかならいいのですが、途中で作者の趣味だけで誰と誰をくっつける、みたいなのは、それなりに伏線が張ってあればいいのですが、そうでない場合、読者の反感を買う可能性があるかもしれません。
あの人には、フリーでいてほしかった! とか、あの人とくっついてほしかった、とか。
カップリングとか、人それぞれ好みってありますよね~。
「花より男子」でいうところの、司なのか類なのか、っていうね。
まあ、そんなことは気にせず、結局は自分の好きなように書けばいいとは思いますけど。
どっち? 主人公はいったいどっちを選ぶの!?
というのも恋愛ものの醍醐味ですし。
ちなみに三角関係とか、シチュエーションとしては大好きです(笑)
私が恋愛ものを書くと、かなりの確率で三角関係になります。
結婚式といえばドレスですが、やはり純白のウェディングドレスのイメージですね。
プリンセスドレス。マーメイドドレス。ロングベール。ブーケのカサブランカ。
女の子の夢ですね~。
サムシングフォーという、ヨーロッパのおまじないもロマンチックでいいですよね。
「なにかひとつ古いもの、なにかひとつ新しいもの、なにかひとつ借りてきたもの、なにかひとつ青いもの、そして靴の中には6ペンス銀貨を」
という、マザーグースの言葉からきているそうです。
青は青い鳥でもあるように幸せを運ぶ色だそうです。
結婚式はチャペルもいいですが、お寺とかで和装も素敵です。
ちょっとおごそかな雰囲気がして。
まあ、現実の結婚生活はいろいろあると思いますが、物語では幸せな結婚を書きたいものですね。