(う)宇宙
宇宙。
138億年前にビッグ・バンがあって私たちの宇宙が生まれました。
宇宙は今も広がり続け、その果てを知る人はいません。
宇宙はどうやって生まれたのか。これからどうなっていくのか。
壮大です。そして深淵です。
宇宙というマクロな事象を考えると、自分という存在が本当に小さなものに思えてしまいます。
宇は三次元的空間のこと、宙は時間的空間を意味します。
宇宙のことは、昔からたくさんの学者が研究を重ねていますが、それでもわからないことがたくさんあるというくらい、未知の世界がそこには広がっています。
難しいことはそういう偉い学者さんの本を読めばいいと思いますので、ここでは小説に関することで書いていきたいと思います。
宇宙といえば、SFですが、この項目ではスペースオペラというジャンルに視点を定めて考えることにします。
スペースオペラといえば、真っ先に思い浮かぶのは田中芳樹先生の「銀河英雄伝説」でしょうか。
あと私が知っている宇宙ものの小説は、ジュール・ヴェルヌの「月世界旅行」、茅田砂胡先生の「スカーレット・ウィザード」くらいです。
他、漫画になりますが、「僕の地球を守って」も好きでした。「月の子」とか「宇宙兄弟」。あと、ガンダムも宇宙ものですね。
あとは映画になりますが、「スター・ウォーズ」、「2001年宇宙の旅」、「猿の惑星」、「ゼロ・グラビティ」なんかは観たことがあります。
すみません。実はあんまりSFくわしくないのでこんなものです。
とにかく宇宙を舞台にした物語というのは、すごく不思議な世界観がありますよね。
宇宙という真っ暗な空間。
宇宙船という見たこともないような乗り物。
宇宙服や無重力空間とか、そういう未知の世界のことを書くのは、相当な想像力が必要だと思います。
けれど、そのぶん自由度はかなり高いジャンルでもありますね。
地球から遠く離れた惑星には、人間に近い高等な知能を持つ宇宙人が存在しているとして、彼らの物語を書くのもいいですし、地球人と宇宙人との間でなんらかのドラマを作ったり、あるいは星間戦争なんかを書けば、壮大なスペーススペクタクル巨編が出来そうです。
わー、私は絶対書けません! でも妄想するだけならできるので、壮大な宇宙の物語を想像して満足しようと思います。
とりあえず、宇宙をネタにすれば、それこそ無限大にストーリーは作れそうですね。
ただし、多少は宇宙の決まり事を念頭に置いて書いたほうがリアリティは出るように思います。
私の場合は、宇宙を舞台にというよりは、地球から夜空を見上げ、キラキラと輝く星々に思いを馳せるようなそういう身近な人物を書くほうが性に合っているような気がします。