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現実は小説より奇なり  作者: 雪月 蒼紅
第一章 幸か不幸か
7/40

第4話 それぞれの進む道…的な

今回は少し(結構?)短いです。



「ほぇ~…」


着いた…ここが町かぁ~…

うん、何て言うか…デカイ…うん。


あの後俺達は町へと向かって歩いていくことにしたんだけど、さすがに20人で移動するとなると、何事!?みたいになりそうだったので、あの馬車を奪って行くことにした。


ちなみにあの二匹のおっさん達は普通に盗賊だったそうなので、死んでいるのか確認してから袋に詰めて町へと運ぶことにした。何故なら懸賞金が貰えるらしいからだ、無一文の俺達にとってはありがたい事だった。


で、魔物に一匹も出くわさずに(正直いうとちょっと残念だった)町まで無事にたどり着いたっていう感じだな。うん。


で、今門番が近づいて来たわけだ。


「お前達、通行証は持っているのか?」


面倒くさそうに通行証の有無を聞いてきた…こんなやつが門番で大丈夫なのか?この町…とか思っているとカインが対応してくれた…


「いえ、持っていません。」


「なら検査をさせてもらうぞ?」


「えぇ。お願いします。…それと、実は私達盗賊に奴隷として売られてしまいそうになったんです。」


そう言うと門番は少し疑うような顔をした。多分、俺達のことが怪しいとでも思っているんだろうな…


「盗賊に?どうやって逃げたんだ?」


「えっと…信じてもらえないかもしれないんですけど…首輪を…この子が壊して…」


そう言うとカインは俺のことを引っ張って来て門番の前に立たせた。


「この子が?まさか?こんな子がどうやって魔道具であるという首輪を壊せるんだい?」


やっぱり信じて無いみたいだな…


…っていうか壊し方を聞いたよね、今?なら教えてあげようじゃないか!!


「ふふふ…勿論魔力を首輪に流し込んだのさ!!」


「「………」」


あれ?門番さんもカインくんも反応がないぞ?おおーい…


「…こんな子がどうやって首輪を壊せるんだ?」


「いえ、それがこの子が首輪に魔力を流したら壊れたんです…」


あれれれ?俺の発言が無かったことに!?


止めて!それだけは本当に!それが一番痛いよ!!


うわぁぁぁ~ん…







「……よし、通っていいぞ。」


あれ?俺が心のなかで泣いている間に話が終わっていた?まぁ、いっか!


そんな感じで俺達は門をくぐった…




それから二時間半位たった頃…



懸賞金などを受け取って、町の観光を楽しんだ、俺の両手とポケットの中にはお菓子やらなんやらで一杯になっていた(勿論口の中も…)





次はギルド回の予定です。


両手に一杯のお菓子…(*´∇`*)


お腹すいたなぁ…

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