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夕飯のあと。

食器を洗いながら、遥花は軽く言う。


「そういえばさ、結婚式であんまり話せなかったからって、来週同窓会やるんだって。」


手が止まる。


「へぇ。」


「行ってきてもいい?」


聞き方は軽い。

許可を求めてるわけじゃない。


共有。


「もちろん。」


笑う。


ちゃんと笑う。


「楽しんできてください。」


完璧。


大人。


かっこいい彼氏。


でも。


心の奥では


“結婚式メンバー”が集まる夜。


直哉もいる可能性。


頭に浮かぶ。


言わない。


言えない。




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