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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

超弩級シリーズ

紅き薔薇の夢の果て

作者:みなと
※超弩級チート悪役令嬢の華麗なる復讐譚第二章です。
※コミカライズ版とは一切の関係はございません。

逃げられた、解放されたんだ、そう思っていたのに。

彼女が目を開き、一番最初に見たのは知らない天井。

「ここ……どこ?」

どういうこと、と頭の中を巡っていく思考は止まってくれない。目の前にいる王太子は、勝ち誇った顔で問いかけてくる。

「どうした、昨日お前に伝えたことがそんなにもショックだったのか?」

彼女をバカにしたように見ている王太子と、王太子の腕の中にいる令嬢の勝ち誇ったような顔に、何故か見覚えがあったのだ。

「違う、私は……解放された、はず、なのに」

どうして、と悲観する彼女ーーセラフィナは、その場にへたり込んだ。
ああ、また同じ世界にやってきてしまったのか、と絶望したセラフィナは決意する。

「そうよ、……あなたがそうやっても良いんだ、って教えてくれたのよね。なら、遠慮なんかしてやる必要はないんだわ」

幸い、セラフィナはとても高いステータスを保有している。
だったら、やることは一つだけ。

家族はセラフィナの味方だから、何も遠慮なんかする必要はない。
容赦もしてやらない、そう決めた。
目覚めたのが本物の悪魔だとは知らないかつての婚約者は、彼女を断罪しようと画策したものの……?

「さようなら、皆様」

目を覚ましたのは、かつてゲームの設定上の『悪役令嬢』。
助けてもらったけれど、きっと私もこうする。あなたが、そう、教えてくれた。

ただ、それだけで彼女は全てを壊すと決めたのだ。

巡り巡った先で出会った『体』と『魂』は、やがて一つになり、もう一度大輪の深紅の薔薇を咲かせる。
自分の意思で、心で、『彼女』は未来を選び、つかみ取るために再び立ち上がり、一歩を踏み出したのだった――。
1:私の選択肢
2026/01/10 09:00
3:嵐の前
2026/01/10 18:00
4:登校
2026/01/11 12:00
5:昼休み
2026/01/12 12:00
6:逃亡者
2026/01/13 12:00
7:婚約破棄
2026/01/14 12:00
8:『聖女』
2026/01/15 12:00
10:犯罪者
2026/01/16 12:00
11:到着
2026/01/17 12:00
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