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生者の日記  作者: elfriede
1/1

4/19日 自宅にて


22:16



今日から日記をつけようと思う


“今日から日記をつけよう”


そう思ったのは何回目だろう


初めて日記をつけたのは5歳

※myメモリーof脳 によれば


年に数冊、1〜5日くらいの、特に面白みもない

日記帳が増えていく


今、手元にあるものは7冊程だろうか


日記は毎日つけなければならない と、


そうきめた人がいるのだろうか


数ヶ月 間隔があっても、同じ日記帳に書いて

よかったのではないのだろうか


生活に困っているわけではないが、


数分で読み終えるほどのボリュームの日記帳を


定期的に買うのはいかがなものかと


ふと、思ってしまった


そこで、このような形で記録に残すことにした


便利な時代、


この時代に生まれてよかった、 と、


心から思う



22:21



心、


どこにあるのだろうか


脳 なのかな



22:22



ふと視線を向けたとき


少し嬉しく(?)なる


これがデジタルの良さだと私は思う



22:23



「今日から日記を つけよう と思う」


なぜ、日記を  つける  なのだろう



22:38



今日は早く寝るつもり


明日は朝から予定がある



22:41



予定は何かって?


明日の私がまだ、この日記の存在を覚えていたら

わかるだろう



22:45



特別な、一生涯思い出に残るような用事ではないが


寝坊して、1日を台無しにしたくはない


できるだけ早く寝たい



22:47



と、言いつつ


ベッドに座り、30分が経ったみたい



22:58



外からサイレンが聞こえる


目は空いていないが赤色灯の光が瞼に浮かぶ


治安が特段よいわけではないのだが


非日常を感じる



22:59



サイレンが遠ざかっていく


音源が遠ざかっているのか


それとも現実から私の意識が離



23:03


不定期更新


まだ始まっていない


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