Episode 4,
「きも!」何回この言葉を言うんだ。
「初対面の人に悪口を言うとは、教育がなってないようですね。まあいいでしょう。それにしても驚きましたよ、森に入ってから、ここに来るまでの道中、道の中に色々な罠を仕掛けておいたのですが、まさか飛んでここまできてしまうとは。空にも罠を仕掛けておくべきでしたよ。」
「は、はぁ、」もうこれくらいしか言葉が思いつかない。他に何を言えばいいのだろうか。
「ところでその手に持ってる飲み物を捨ててくださいませんか?私のような、ガイコツは炭酸は苦手なのです。」
「あ、はーい、じゃあ飲みます。」そうして、コーラのキャップを開けた瞬間、
しゅっっ、しゅわわーーー!
「わーー!!」大量のコーラが噴き出てきた。そうか、ここに来るまでの間に、振り過ぎてしまったのか。「な、うわ、炭酸が体に、ぁぁぁぁぁぁ、」
やばい俺の体にもコーラがかかりそうだ。長年、俺の勝手で汚さないようにしてきた翼に、炭酸がついてしまう。
まずい、炭酸がかかってしまった、そして炭酸が翼に触れた瞬間、翼が茶色に染まった。
その瞬間、翼から大量のコーラが噴き出した。
「う、ーぁぁぁぁぁ!からだgとけtkー
、、ガイコツが溶けてしまった。
その時にも、俺の翼からはコーラが噴き出し続けていた。