Episode 2,
俺は家から出て、少し上から眺めてた。やっぱりいたよ、最近ここを荒らしてる謎の集団「SILENT」ちなみに意味は静かなという意味だが、やってることは正反対だ。しかし、目の前に能力警察が来ると、霧のように静かに消えてしまう。行動も目的も謎に満ち溢れている極悪集団だ。本当に休日の朝からうるさくなるのはやめてほしい。「SILENT!」能力警察が来てしまった。そして案の定SILENT達は消えてしまった。
「あーゆう連中のこと考えてると頭痛くなるし、ジュースでも買いながら散歩しますかー」
そしてコーラを飲みながら歩いていたら子供たち3人がふざけて、どこかの森の中に入ってしまった。せっかくだし、空を飛びながら子供達の哀れな冒険でも見ようかね。
そうして子供達はどんどん森の奥へ進んでいく。
「あれ?」、、、子供達が見えなくなった。急に目の前に霧が出てきたのだ。
「子供達は大丈夫かな」そうして心配と好奇心には勝てず、俺も霧の中に入っていく。
「お!いた!大丈夫かー!」
大丈夫、ちゃんと4人いる。「こんな霧の中にいたら危ないから、俺の上に乗りな」
「キモ!」子供にいきなり言われてしまった。なんて辛辣な子供なんだ。
「ねー、変な人ー」「変な人言うな」「あれみてー」
子供が指差した先には、遠くから見ても目に収まりきらないほどの、大きな大きな塔があった。