一話 また出てくるんだね
初めてかな?恋愛物を書きました。
相変わらず拙いと思いますがよろしくお願いします。
その記憶は昔の記憶。でも、色褪せる事なくずっと覚えているのに何で裏切ってしまったんだろう何で今頃になって君は夢に出るんだろう。やり直せれるなら何を引き換えにしてもいい俺はそう思うほど君の事が好きだった。
「あぁ……今日もあの夢か……」
俺は身体を丸めてまた夢に戻りたいと強く願い夢に落ちる。
「どうしたの? 選ぼ?」
「あ、あぁ沢山種類あっていつも悩むんだよなーコンビニって」
彼女の心優は微笑んで少し先を歩く。
俺はおにぎりを選び心優はサンドイッチを選び俺の手を取りお店を出るここで俺は一瞬違和感がよぎったが心優に話しかけられる。
「じゃあ、食べよっか」
「うん」
心優が食べる姿を見る。上手に食べるいや、違うあの時のままだなぁと俺は思う。少し丸顔で肌は白く目は大きく唇は綺麗なのにきっと彼女のから映る俺は、あの時の俺では無く現実世界の俺が写っているはずなのに何も言わずこちらをみながら美味しそうに食べる。
時折、口の端に付いたソースを小指ですくいこちらを見ながら口に運びにっこりと笑いまた食べ進めていく。
「美味しかった。ねぇ、心優」
「何?」
あぁ、視界が狭まってきた急がないと。
「ごめん時間ないみたいこっちに来て」
「うん」
何も聞かず身体と顔をこちらに近付けてくる。
この世界は有利にもなり不利にもなる。
何より時間が足りない。
もう顔だけしか見えないでも、充分だ俺は口を近付け唇と唇が触れるキスをする凄く幸せだまた心優にキスが出来て嬉しそうな顔が見れてそうだ良く笑う子だった。
「心優! また会いに来るから!」
涙が止まらないもう瞼がかなり落ちてきて見えるのは口だけ時間がない。
「うん、待ってるね」
そう言い口の端が上に上がった。あぁ、また微笑んでくれてるのか最後にちゃんと見たかったな視界が更に狭まり真っ暗になる。
開けたくない開けたくない開けたくない開けたくない開けたくない開けたくない開けたくない開けたくない開けたくない開けたくない開けたくない開けたくない。
段々と感覚が戻ってくる。頬に違和感を感じる目を開け起き上がり手で頬を触れる。
「涙だ……」
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い心が痛い。
あの後更に少し泣いた後、微笑んでくれた心優の顔を思い出し何とか立ち上がりシャワーに入った。また日常が始まる明日はまた心優に会えるだろうかいや、もう会いたくないのも本音なのにだがまた夢で心優を見ると行った事ない所に行けて言った事のない言葉が聞ける言える。夢の記憶が残るようになってしまったのが辛いそれこそ起きて忘れていたらどれだけ楽か胸が苦しくなる。
デスクに座りパソコンに電源を入れ壁に掛かっているカレンダーにコンビニ、河川敷と記入する。
「本当に夢の中は自由だなコンビニを出たら河川敷で座ってるんだから」
カレンダーを見る今日も行った事がない所だった。出掛けた所何て数えるほどしかないはずなのに頭が割れそうになる……。
今日も仕事を始める職業は作家ラノベや文芸小説などを書いている。
遅咲きだったが一応夢が叶ったのは嬉しい読者には感謝しかないだからこそ今日も新しく小説を書くタイトルはこれを読んでくれた貴方なら分かるだろう。
「夢でしか会えないんですかなら会いたくない苦しくなるから何で苦しくなるんでしょう」
読んでくれてありがとうございます。