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斜め上行く召喚士  作者: 管理人のTOM
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巻き込まれた竜騎士! 帰還止められる(害獣編)

未完成ですが投稿します。


気が向いたら修正します。


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私はグレイス・ワールト


現在、周囲の草や水に至るまで毒まみれと言う話を聞き、脂汗が止まらない。


あぁ、なんでだろ…水が飲めないと分かると、余計に喉が渇く。


ベオンが語り始めた。


「毒を気にするなら、害獣を狩った方が手っ取り早いな、多少、毒はあるが、内臓食べなければ恐らく大丈夫、たまにヤバイ奴いるけど…」


サンタナが注意する様にボソっと言った。


「あんたらなら、狩るまでが死闘…」


この森の猛獣の登場…想像したくない。


ベオンは語る。


「まずは最弱候補のポイズンキラーラビット、因みに、ここにいる猛獣は、殆どポイズンと言う名が付き、その後にマッド、インフェルノ、ドラゴン、のいずれかの名前が付く…あっ、例外でもっと弱い奴居たわ、アーマードベア、子供のおやつキングキラービーと爆弾蟻の中の蜜蟻」


アーマードベア1匹…冒険者小一隊

キングキラービー1匹討伐…軍隊小一隊

爆弾蟻塚攻略…軍隊中一隊

我が国での基準でそのぐらいの人数が推奨されているが…それが最弱?


サンタナは語る。


「アーマードベアがオススメたな、奴は毒が無い上に、弱い!」


イヤイヤ、弱くないでしょ!


ベオンがツッコミを入れる。


「でも、簡単に狩れるから、最近、狩り過ぎて、ほとんど見かけないが?」


「害獣でないので、子供の小遣い稼ぎの為、大人達が狩らないで残していたが、やはり無理があったか…最近の子供等は自制を知らないな、このままだと絶滅するかもしれない。」


あの猛獣を、絶滅寸前まで追い込むこの街の子供らが怖い…。



ベオンはニコニコしながら語り始めた。


「キングキラービーの奴等は集団で飛んでくるから、直ぐに必要な量が貯まるしな…素揚げや唐揚げは美味い!沢山いるから子供のオヤツや酒のツマミに困らない、ほら、あそこの屋台で売っているだろ」


…美味い以前に、人の頭ほどの大きさの獰猛ハチが集団で襲ってくる時点で、恐怖そのものしかない。


サンタナが忠告する


「買って食べるなよ、毒抜きしていないから、毒耐性が全く無いと丸一日痺れて動けなくなるぞ!」


ベオンが反論する


「あの痺れが無いと食った気にならんだろ!慣れれば癖になる!」


慣れる前に衰弱死しそうだ…。



更にベオンは笑いながら語り始めた。


「爆弾蟻は面白いぞ~よく根性試しで、兵隊蟻が自爆攻撃してくるのを、どんだけ耐えられるか酒を賭けて競ったものだ!」


…バーサーカーでも、そんな事はしない。酒を賭けて人間サイズの爆弾蟻の自爆攻撃に耐えて時点で頭逝かれているだろ!


「爆発が途切れてきたら、蟻塚壊して蜜蟻ゲットだぜ!」


…蜜蟻ゲット以前に、普通の人は、一発喰らえば重症です。人間辞めてますよね?



サンタナは語る


「あとは、湧く様にいる害獣ポイズンキラーラビット…毒の息や毒牙が厄介な上に毒耐性ないと食べられない、全身、毛に至るまで毒だしな」


ベオンにツッコまれた。


「ここの住民と同じレベルの毒耐性付くまで食べるってどうよ?」


嫌です…勘弁して下さい。



私は、聞いてみた。


「空を飛んで行けば大丈夫なのでは?駄目ですか?」


「上位神竜の縄張りを無断で飛行するの?勇気あるね~死ぬよ」


「まだ、夫婦喧嘩しているドラゴンはまだマシよ!」


「それ以外にとんでもない竜がいる…」


サンタナは悔しさを絞り出すように叫んだ。


「あの糞ドラゴン、消えて無くなれば良いのに…非常に、非常に!不愉快だ!!」


「全くだ!」


ここまで言われる竜がいるのか…。


ベオンは額に青筋立てなから語り始めた。


「ムカつくから糞ドラゴンと言っている訳ではない…ガチで糞だからだ!」


「言っている意味が分からないのですが…」


「ホワイトドラゴンの一匹が、晴天の清々しい朝を破壊するがごとく、ウンコ漏らしながら、この街を通過しやがった!」


サンタナも語り始めた。


「しかもだ!その糞に病原菌がいた為、街がクラスター感染!病院とトイレが大混雑し、大騒ぎだった…勿論、治療法が発見されるまで、外食産業は自粛、1ヶ月続いた!」


確かに糞ドラゴンだわ。

メチャクチャ洒落にならん…。


サンタナは更に語る。


「街の住民は、何とか耐えたが、よそ者は半分は糞尿ゲロまみれで死んだ…」


想像の斜め上行った!

非常に嫌な死に方だ…。


ベオンが陽気に語り始めた。


「安心しろ!因みに、1年前の話だからな。イザとなれば…そこにある草あるよな、わかる?そう、それ!その草枯れるまで5回毒素変わる内、2回目の時に収穫して、あそこのキノコと煮込めば治療薬が完成…ただし、副作用がある」


「どんな副作用ですか?」


「体臭と息が、ゲロウンコ臭くなり、効力が無くなるにつれて、全身猛烈な痒みに襲われる様になり、頭の毛が抜ける…完全に薬効無くなれば痒みはおさまり、また生えてくるから、死ぬよりマシだろ?」


「壮絶ですね…因みに副作用の期間は?」


「う〜ん、3ヶ月位かな?」


絶対罹りたくない!


流石、狂気の森にある街「カーレス」ヤバ過ぎるレベルの話に、全力でこの地域を理解しないと本当に危険だと改めて思ったグレイスだった。


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次回は…まだ考えてません。


気が向いたら更新します。

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