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第七話「錯」

 今朝から降り続いていた絹糸のような雨は、妓楼〈朝日屋〉の前に四人の男達が辿り着くと同時にまるで彼らにおそれを為したかの如くぱったりと途絶えた。

 傘を下ろした片瀬が眼前の家屋を仰ぎ見る。その視界に入ってきたのは拍子抜けする程に静寂が陣取る、平穏に包まれた遊女屋そのものであった。

 だが、見世の前には野次馬どころか猫一匹すらいなかった。片瀬達が駆けつける少し前までの状況を知悉している者がいたならば到底信じられない光景であっただろう。そして、その驚愕はたちまち不穏に包まれてゆくはずだ。もう一つ、本来そこに在るべき何かが途絶えていることに彼らはすぐに気付いたからだ。

「もう片がついたか?」

 背後から皮肉めいた片瀬の一言に蝦蟇蔵は、

「そうであれば、まさに重畳ちょうじょうでございますが」

「やけに静かだな」

 片瀬が面白そうに呟くと、

「物事そう都合良く運んで貰える程、世間様は甘くございませんな」

 半分瞼を下ろした蝦蟇蔵の両眼がある光を帯びた。

「――まったくだ」

 じっと前方を見据える蝦蟇蔵の言葉に呼応するように、片瀬は静かに腰の刀の鯉口を切った――いつもの悪い癖を唇に刻み込みながら。

 時間帯から考えれば、昼見世を直前に控えた今はその準備に追われていても何ら不思議ではない。それが、軒先からは若い衆が一人も姿を見せていない。通りに面して設置された総籬そうまがきと呼ばれる朱色の格子の中を覗いても人の声どころか物音一つ漏れ聞こえてこない。桐油合羽を脱ぎながら片瀬と蝦蟇蔵のやりとりを聞いていた勝吉が何が何だかと要領を得ない顔をすると、

「入るぞ」

 片瀬がそう促した時には先陣を切って竜三郎が暖簾をくぐり、その後に蝦蟇蔵が続いていくところだった。慌てて勝吉、片瀬と続いて入ってゆく。暖簾をくぐると広々とした土間が彼らを迎えた。次の瞬間――冷気が男達の頬を打った。

(ほう・・・・・・これはしたり)

 声なき声で思わず驚きを洩らした片瀬。それも無理はなかった。

 見世の一階は楼主、下級遊女、各種奉公人達の生活の場であり、ほとんど仕切りがされていない為に台所から煮炊きの匂いや湯気が充満し、立ち働いている奉公人の動きまでが丸見えの場である。だが――

「朝日屋さーん!誰か、いないかー!」

 生活臭溢れているはずの場で竜三郎は一階の奥に向かって声を放ったが反応は一切無かった。だだっ広い見世の中に生あるものの気配は完全に消失していたのだ。空気に男達の緊張が走る。

 片瀬が目配せをすると、それを受けて勝吉は十手を腰から抜くや否や、入り口脇に備え付けられた急傾斜で幅狭い階段をゆっくりと上がっていく。

 昼見世を迎える妓楼の中とは思えない、ひんやりと重く充満した空気。命の脈動を全く感じない此処はまるで、色彩全てをぼんやりと水で薄めた幻影的な絵画の世界の如き錯覚を覚えた。微かに生活感の名残はあちこちに留めていながらも突然全ての者が一斉にその動きを遮断され、根こそぎ消滅されたかのような不気味さ。外界の喧騒すら全く聞こえてこない無音に包まれた異様さはさながら、この見世の中だけが外の世界から完全に切り離されたかのようで、常人ならばまず耐えられないであろう。現に、この中に足を踏み入れた瞬間を境に外を飛び交っていた鳥の囀りすら今は一切聞こえてこない。男達の全身の肌を冷たいものが這いずっていった。

「奥を覗いてきます」

 蝦蟇蔵にそう告げると、竜三郎はゆっくりと周囲を警戒しながら一階奥へ歩を進めた。その後ろ姿を片瀬は目で追いながら、

「まさに神隠しだな。問題の旗本連中らしき姿も見えないとなると、一緒に消されたか」

「消された、ですか。では、片瀬様の見立てでは何者かの仕業と?」

「うん――さすが、味付けも悪くないな」

「?」

 蝦蟇蔵の視線は、鍋の中からすくい上げた人差し指を口に含ませていた片瀬に注がれている。その絶妙な味付けに片瀬は深く頷きながら、

「自分から姿をくらます人間がわざわざ、しかも手の込んだ飯の支度をする理由を考えるよりは遥かに納得しやすいと思うがな」

 確かに、自ら姿を消すつもりでいる人間がこんな手間のかかる事をやるはずはない。台所周辺の状況はどこを見ても明らかに、そこで働く大勢の者達の胃袋を満たす準備に慌ただしく追われていたことを物語っていた。

「どう考えても、ついさっきまでは全員普通にこの場所に居たはずだ。それが抵抗する余裕もなく・・・・・・こいつはひょっとして異国の妖術使いか、それとも物の怪の仕業か。いずれにしても、何者かに連れて行かれたんだろうな」

 蝦蟇蔵の反応を試すように、低い笑みを浮かべながら告げる片瀬。先ほどは“消された”と言い放ち、今度はあえて“連れて行かれた”と口にした。その裏に込められていたのは、一連の不可解な事件の背後に見え隠れする計り知れない存在の意思に自分以外の人間がどれだけ気付いているのか、だ。そして、その咎人とがにんが江戸を恐怖のどん底へ叩き落とす事に快感を憶える残酷無慈悲極まりない者であること、を――

 昨日までの自分なら、こんなことは思っていてもまず口にはしない。知らず知らずの内に己自身の何かが変わりつつあるのか。だが、そんな片瀬の言葉に対して蝦蟇蔵は、

「これは異なことを・・・・・・あまりに穏やかではございませんな――ですが、あいにく吉原でそのような噂はおさおさ耳にしませんが」

 と、特に動じることもなく平然と応じる蝦蟇蔵。確かにそんな奇怪な噂が大っぴらになれば、いくら吉原とはいえども死活問題、まさに商売あがったりである。事実であろうとなかろうと、そのような噂は否定するのが必定のはず。だが、片瀬は内心そんなはずはねえさ、と思いながら、

「そうか。だが、大門の外も穏やかじゃなくてな。ここ最近、妙な事件が起きる度に怪しい輩があちこちから涌いて出てきやがる」

「怪しい輩?」

 片瀬はようやく蝦蟇蔵の方へ振り返ると、

「俺にはどうも江戸には今までには無かった不穏な雲が覆い被さっているとしか思えないんだ。信じられないかもしれんが、昨日の晩に実は例の巷の噂になってる鬼を見たし、その前には火の玉の群れが襲ってきて――!?」

 その言葉が終わらぬうちに、片瀬の鼻孔を空気中に混じる何かが突き刺した。甘い香りが屋内に充満していると気付いた瞬間、どこからか周りを白い霧のようなものが漂い始めたのだ。そして、異変はついに彼らに対して静かに牙を剥き始めた。全身を痺れが襲ったのだ。眼前の蝦蟇蔵も鼻と口元を手で押さえたが、やがて低い呻きと共に巨体は前のめりに崩れ落ちた。

「おいっ、しっかりしろ」

 片瀬はふらふらになりながらも腕で口を覆いつつ、何とか蝦蟇蔵の元へ駆け寄った。だが、呼びかけに全く反応がないことに軽く舌打ちすると、片瀬は懐から手拭いらしき布を取り出すと鼻から下を覆い隠すように両端を結んだ。そして、再び右手を太刀の柄に掛けた。その間も全身を間断なく痺れが襲い、視界は徐々に白い世界で染まり、正常な判断力を奪ってゆく。

 あの二人は!?ーー片瀬の脳裡に、一階奥へと向かった竜三郎と二階に上がった勝吉の姿がよぎった。それに呼応するようにばたん!と床を何かが叩く音がした。一階奥の突き当たりへと視線を飛ばした先――白い霧の合間から、うつ伏せ状態で倒れている竜三郎の上半身が見えた。

 その時、頭上から予想外のものが片瀬の耳朶を打った。

「旦那ぁーっ!一人、いやした!!」

 それが二階に駆け上がっていた勝吉の声だと気付くと、

「勝吉ーっ!どこでも構わねぇから、そいつと一緒に部屋の中へ隠れろっ!」

「え!?」

「いいから、さっさと障子を閉めろ!絶対に開けるな。こっちが呼ぶまで下に降りて来るんじゃねぇぞっ!」

「へ、へいっ!」

 事態が飲み込めないまま急いで障子をばん!と閉めた勝吉の様子から、二階には幸いまだ異変が届いていないようだった。だが、おそらく今のこの家屋は密閉状態、二階もこの毒を含んだ白い霧に蹂躙されるのは時間の問題だ。

 そうこうしているうちに全身を蝕む痺れが体力をゆっくりと削り取っていく。ついに、片瀬は片膝立ちの姿勢を余儀なくされた。

 だが、片瀬は確信していた。仕掛けてきた相手の狙いがこちらの命なら、このなかへ足を踏み入れた時から今に至るまでに、いくらでも絶好の機会はあったはずだ。わざわざ、こんな異常な状態のなかで、まるで見計らったように、しかも回りくどいやり方で仕掛けてきたなら狙いは別にあるはず。

 ――その時だった。

 片瀬の周囲が突然、白から黒へと暗転した。空間を充たす全ての輪郭すら視認出来ない、まさに漆黒一色に塗り潰された果ての無い世界――残酷にも色すらも奪われ、闇という名の更なる理不尽に蹂躙されたのだ。

 無音の暗黒に包まれた者はやがて自らの身体に、精神にその黒い浸食がゆっくりと這い上がって来る恐怖に苛まれてゆく。そして黒く塗り潰されたその理性は最後には発狂へと導かれてゆく。だが、片瀬の口元にはこの状況に至っても、いつもの悪い癖――あの不敵な笑みをうっすらと刻み込んでいたのだ。

 まるで、こいつは愉快、とでも言わんばかりに。この期に及んでも、この世のことわりに異を唱える事象への飽くなき好奇と追求の欲望は衰えるどころか、より激しく猛々しく震える程に燃えあがっていた。吉原の面番としての矜持など、もはやどうでもよい――それすらも自覚するまでに。

「こいつは驚いた」

 てっきり誰もいないかと思っていた片瀬の背中を、怖気を感じさせるような錆を含んだ男の声が叩いた。

 振り向いた視線の先には、大きく股を開きながら何かに腰掛けた一人の男。役者のような整った容貌に右目を覆う黒布の眼帯、細い線の身体を包むのは細縞柄の結城袖の着流しという独特な雰囲気を纏った若い男だ。そして、どういう絡繰りか、この男だけは周囲の闇と同化されずにまるで蛍の放つ灯の如く、全身がぼぉっと浮かび上がっていた。

「おっと失礼――あっしは吉原で根付職人をしておりやす夜丞と申します。以後お見知りおきを」

 この時、片瀬はある事に気付いた。あの甘い香りが完全に消滅し、同時に先ほどまで蝕んでいた痺れが嘘のように消えていたのだ。

「・・・・・・今日から面番に詰めることになった片瀬蘭之介だ」

 口元を覆っていた手拭いを外した片瀬の目は夜丞の右手へ注がれていた。その親指と人差し指で摘まんでいた、柔らかそうな白い餅のような物を口元へ持っていくと、夜丞と名乗った男はむしゃむしゃとそれを頬張り始めた。それを見て、

「――永戸屋の“幽月”か」

 この問いに夜丞は口の中をもごもごさせながら、

「・・・・・・これを御存知でいらしたとは、さすが吉原の面番に選ばれたお人だ。いやね、あっしは昔から甘いものには特に目がないもので・・・・・・ひと仕事終わった後はこうして腹ん中に収めないと身が持たねえでござんすよ。殊に、この“幽月”は最高で昔から大好きでね。この、柔らかい餅のような皮に包まれた上品な甘さ・・・・・・こいつの味を一度知ったら余所の和菓子なんざ、二度と口に入れられませんぜ」

 永戸屋は、将軍家にも和菓子を献上し続けている江戸では有名な和菓子屋で、その熟練の職人による匠の技で創られた菓子はどれもまず目で愛で、そして舌で愛でることが出来る秀逸の品と絶賛されている程だ。そのなかでもこの“幽月”は生産量が限られていることから知る人ぞ知る永戸屋の幻の逸品と言われ、そのどことなく妖しい名前からは想像もつかない、上品且つ口当たりのよい甘さの粒あんと、それを優しく包む白い薄皮の口の中で蕩けるような柔らかさとしっとりした色合い。この両者の相性の良さは日持ちこそしないものの美味さの評判は一度も絶えたことがないと噂されている。だが――


「永戸屋の和菓子は確かに美味いし、俺も“幽月”は大好きだ。異論を挟むつもりもない」

「そいつは気が合いますなぁ」

「ただし、今は他に聞きたいことがある」

「――でしょうな。で、何でござんしょう?」

 勿体ないと言わんばかりに指まで舐め取っている夜丞に、

「此処で口にしたのはそれだけか?」

 片瀬の瞳に冷たい光が浮かんだ。

「ほぉ、そこからですか――気になりますかい?」

 不敵な笑みで応える夜丞。

「甘いものに煩いあんたなら、他の味もどんなもんか知ってるかと思ってな。例えば――人の味、とかな」

 片瀬の真っ直ぐにこちらを射抜くような視線に、夜丞は笑いをこらえるように肩を震わせつつ、

「なるほど。つくづく面白いお人だ。近頃のお役人様は和菓子だけじゃなく冗談もお好きですかい」

「冗談も嫌いじゃない。ただ、仕事柄いろんな噂が嫌でも耳に入ってくるのさ――そういえば、此処吉原には自警団たる会所に断りもなく勝手に廓内での揉め事に首を突っ込んでくる、自称〈獄丁〉と名乗る連中がいるそうだな。そのうちの一人はなにやら異常なまでの大飯喰らいで、そいつが姿を見せた現場からは大勢の人間が忽然と消えちまってることもあるとか・・・・・・で、ひょっとしたら今、目の前に座ってる男のことじゃないかと思った次第さ」

 片瀬が言い終えた時、夜丞は懐から取り出した竹水筒の中身を喉仏を鳴らしながら嚥下すると手の甲で口元を拭いながら、

「――そこまで御存知とは、こいつはお見逸れ致しました。やはり、人さまの口に戸は立てられませんな。でも、誤解されてる部分もあるようで・・・・・・一つだけ、よござんすか?」

「何だ?」

「会所は自警団じゃあござんせんよ。あちらさんは由緒正しい番犬で、あっしらは単なる猟犬でござんす」

「番犬だろうが猟犬だろうが、勝手気ままな振る舞いが許されるわけじゃない。そもそも、此処で何をしていた?」

「そうですねぇ・・・・・・どぶ掃除、と言ったところですかね」

「どぶ掃除?」

「吉原にも近頃、不粋な野郎が増えてきましてね。会所だけじゃ、とても任せられないんでござんすよ。でも、そいつは此処だけに限ったことじゃない。おそらく塀の向こう側も同様に、分をわきまえねぇ輩が近頃多いんでございませんか?」

「何が言いたい?」

 片瀬の更なる追求に答えず、

「ただし、今日は思いの外、やっこさんが手強かった。で、ちと狂いが生じましてね・・・・・・情けねぇことに一人だけ逃がすので精一杯でござんした。おまけに、こんな予想外の展開になっちまった。まぁでも、それはそれでまた一興ってやつかもしれません」

「その、いちいち勿体ぶった物言いはするのもされるのも我慢ならんたちでな」

 片瀬の左腰でかちりと鯉口を切る音が静かに響く。

「そうですかい――よござんしょう、そのつもりなら喜んでお相手致します。その方が手っ取り早いでしょう。それにあっしも確かめなきゃならねえこともござんすので」

 夜丞がそう告げた直後、片瀬の耳朶をある異様な音が打った。

 空気中にぴしっと亀裂音が反響したのだ。

 同時に周囲の空間全体に葉脈のような細い光の筋が奔った、次の瞬間――漆黒の壁は硝子の如き砕けた音と共に四散し、無数の黒い光の破片と化して降り注いだ。

 そして、片瀬は更なる異変に気付いた。地の底深くから響いてきた轟音と共にそれはやって来た。

 砕かれたばかりの空間の向こう側から今度はなんと、溢れんばかりの大量の水が荒波の海の如くこちらへ雪崩れ込んできたのだ。激しい水流は先ほどの黒く光る無数の破片を呑み込み、その水位はたちまち上半身近くまで満たしていった。

「やはり、吉原の廓者は只者じゃなかったか――貴様、何者だ!?」

 徐々に水嵩を増してゆくなかを押し流されまいと必死に両足を踏ん張る片瀬の眼光は真っ直ぐ、不気味な笑みを浮かべる夜丞へ不可視の直線を引いた。そして、

「片瀬様――あっしに貴方様の本気がどれ程のものか、今この場で見せておくんなせぇ!」

 そう告げながら夜丞が荒波の中へ呑まれてゆくと同時に、片瀬の眼前に突然、三つの巨大な影が水面を突き破り宙高く躍り出た。それは青黒い獣の形をとって現れた。

「こいつらは――!?」

 それはまるで犬のような、はたまた狼めいた形状の四足獣の姿で、獰猛に牙を鳴らす顎と深紅に燃え上がる両眼を備えた、破壊的な怖ろしさを全身から放射し撒き散らしているようだった。嘴の如く長い上顎と下顎の間からは耳を塞ぎたくなる唸り声と共に鋭い注射針のような舌を蛇のように覗かせ、赤く濡れ光る眼に宿るのはただ一つ、眼下でこちらをじっと見据える獲物への揺るぎない殺意のみであった。



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