ユーヤ、人助けをする
今回は少し短いです!
「お前らぁ!さっさと降りてこい!」
盗賊が叫びながら馬車に近寄ろうとすると周りの護衛達が止めに入る。
「やめろ!この馬車はローレンピクシーの高貴なお方が乗っていられるんだぞ!」
「げへへ。じゃあさぞ金を持っているんだろぅなぁ。野郎ども!奪えぇ!」
いくら護衛とは言ってもたかだか数人。もともと罠をはっていた盗賊20人以上を相手にもつはずもなく、すぐに斬られて倒れてしまう。そして盗賊が馬車の中から人を引っ張り出した。
「おい!早くしろよ!早く出ろ!」
中からは執事服を着た人と、高級感溢れる服を着たおじさんと、綺麗なドレスを着た麗しい20歳前後の女性、今出て来た女性の姉妹であろう容姿の15歳前後の少女、メイド服を来た女性2人の合計6人が出て来た。
「お前ら金目の物と女を置いて下がれ。」
馬車に乗っていたおじさんが反論する。
「金目の物は全て渡してやるから、どうかおなご達は見逃してはもらえまいか。」
「駄目だね。俺達は人数がかなり多いくせに、女がほとんどいやしねぇから皆溜まってんだよ。それにお前らが口答えできる立場か?おお?」
おもむろに剣を抜くと、振り回して脅す盗賊。するとそこに妹であろう少女が泣きながら訴え出る。
「お願いします‼︎許してください‼︎私達はどうしても行かなければならない所があるのです!」
「そんなこと許さねぇって言ってるよなぁ?聞き分け悪いから男達は殺すか。お前達!やれ。」
残りの盗賊達21人は武器を抜くと執事服の人とおじさんに向かって走り出す。刃が当たる瞬間少女と姉であろう女性が前に出て身を盾にする。
もう軌道上よけられないと悟った2人は目を閉じて身構える。が、いつまでたっても痛みや衝撃がこないので恐る恐る目を開けてみると温かみのある力を纏った男が刃を止めていたのだ。ちなみにユーヤである。
「おじさん達?女性が泣いているのにそれに攻撃を加えるのはどうかと思うよ?」
「ああ⁉︎なんだてめぇは⁉︎邪魔するならぶっ殺すぞ?」
「僕?僕は通りすがりの冒険者だよ。そして今はおじさん達を邪魔する、この人達のナイトです。どうぞよろしく。」
淡々と答えるユーヤにバカにされていると理解した盗賊達は、怒ってぶきを全てユーヤに向ける。
「なあ、あの顔って、最近登録したのにもうXランクになったやつじゃねぇか?」
「そんなこと知るか‼︎とりあえず死ね‼︎冒険者さんよぉ‼︎」
「『創破の理=神格言霊』『動くな』」
いきなりピタッと止まった盗賊達は自分の体が動かないことに戸惑いと、それを起こした男に対する恐怖で混乱していた。
「『喋るな、武器を落とせ、ここにかたまれ』」
盗賊達が武器を落として1ヶ所にかたまるという光景に唖然とする一同。
「おじさん達、ここら辺の盗賊達の仲間でしょ?その盗賊達なら結構捕まえたから戻っても誰もいないよ?」
「 ⁉︎ ‼︎」
声が出せないから何も言えないのでとてもイラついているのだろう、青筋が何本も浮き出ている。
「他の人達と同じ所に送るから、『気絶しろ』入れ。」
盗賊達をしまうと馬車に乗っていた人達が近寄って話しかけてきた。
「助けていただいて有難うございました。本当ならお礼をしなくてはいけないのですが、私達は今ある目的のためにほとんど、金品を持っていなくて・・・」
(ここで助けると言えばフラグが立ちそうだけど、もう良いよね?)
「そうですか、大丈夫です。護衛達の傷はさっきなおしておきましたので、いずれ起き上がってきます。それでは。」
「まってくだ〈ヒュン〉さい。行ってしまいましたか。」
おじさんが寄ってきて話しかける。
「今のは誰なのだろうか。」
「確かXランクと呼ばれていました。」
「な⁉︎なんと⁉︎それは一人しかいないぞ⁉︎」
皆黙っていると護衛達が起き上がってきた。
「敵はどうなったのでしょう?」
「お前達⁉︎傷は大丈夫なのか?」
致命傷を食らっていたのに平然と起き上がってきた護衛達に驚くおじさん。
「なぜか傷跡すらなくなっています。」
「凄い、もしあの方が手を貸してくれるのなら私達の目的を果たせるかもしれませんね。」
行く先々で盗賊や襲われている人に会うユーヤの力ww
それと、 負けるが勝ち
を新しく書いたんで暇で、読む物がなくて、気が向いたら読んでみてください。




