ユーヤ、対魔人族後編
今日はあと1っポン頑張りたいと思います。無理かもしれないですけど。
「助けてもらってから1度もお会いできなかったからお礼が遅くなってしまいました。今更ですがあの時助けてくださって、ありがとうございました。」
オウカはやっと会えたユーヤに感謝とまだ気付いていない感情を抱いていた。
「いえ、前回お会いした時に会いに行くと言ったのに今回まで会いに行かず申し訳ありませんでした。」
ユーヤとオウカはそのような会話をしていると魔王が割って入ってきた。
「何でもいいが勇者はまだなのか?」
オウカは若干顔をこわばらせながら答えた。
「何を言っているのです。呼んだ側の人間である私が言うのもおかしいですが、あなたが他国を侵略しようとしなければ勇者様達は人生を壊してまでこちらに呼ばれることはなかったのですよ。」
「フン、私は導者たちに言われたことをやったまでだ。」
(導者?)
ユーヤは魔王の話を聞いて裏にいる奴だと当たりをつける。そうこうしていると見張りの一人が勇者達が見えたと声を上げる。
「じゃあ魔王さん、行きましょうか。」
「ああ。」
ユーヤはゲートを開いて魔王だけを送る。
「ユキナ達はここにいてね。」
「「「「「 な!?なぜ(ですか)。!? 」」」」」
連れていってもらえると思っていたオウカを含めた5人は驚いて理由を聞く。
「あの戦いは僕と勇者の問題なんだ。そこに君達を巻き込むわけには
「僕たちは!!貴方の妻です!!どんな問題も5人で解決したいです!!」・・・そうか。なら僕がやろうとしていることを聞いてもまだそんなことがいえるのかな?」
「たとえこの世のすべての生き物を滅してでもユーヤといるぞ。」
「「「僕もです。俺もだ。我もだぞ。」」」
ユーヤは少し笑った後、何をやるか説明してから6人でハイスクーラーと魔王の戦いを見にいった。
「待っていたぞ。」
5人はいきなり現れた男に警戒する。
「おなたはだれですか?」
「私か?私は魔王だ。名は無い。」
「なんでこんなところに魔王が!?」
「色々あってな。ここまで来るのに割と苦労したぞ。(なんせ私の軍はほぼ壊滅状態だからな。)」
5人は宣言する。
「本当に魔王なら、私達は貴方をたおすわ。」
「ここですべての因縁を終わらせる。」
「フン、神に頼らねば何も出来ぬわっぱどもが。」
5人はそれぞれユーヤからもらった剣などを構えながら聞く。
「神に頼るってどういう意味だ?」
魔王は勇者達が知らなかったことに可笑しさを見せながら答える。
「知らないのか?お前らの持っている武器はみな神製だぞ。しかも最上神より上のな。」
「どういうこと?」
今のユーヤのことを知るためには剣を本当の意味で解放しなければならない。しかしまだトレーニングを積んだとは言え、今ユーヤが神だと知っているのは龍花と炎鳥だけだ。だから知らなかった3人は驚きが大きいのだ。
「どういうことも何も、それを授けたやつは神だってことだ。」
「そんな、じゃあユーヤは私達にそんな大事なこと言ってくれなかったってことか!?」
「待って!ここで嘆いたらあいつの思うつぼだよ。」
炎鳥は今チームワークが崩れてはいけないと必死になってとめようとするが亀彦達は止まらない。
「でも俺らはユーヤは神になったことを教えてもらえなかったんだぞ?」
「神って言ってもユーヤはユーヤじゃない!」
龍花も止めようとするがさらにヒートアップする亀彦。
「それでもユーヤは俺達に打ち明けてくれなかっただろ!?ふざけるなよ!信じてたのに!」
ユーヤの身に起きたとても大事なことを教えてくれなかったことを、本当に仲間じゃないと思われているから教えてもらえなかったとおもいこんだのだ。
「お前らだって知ってて教えてくれなかったんだろ?もう何が仲間なんだよ。」
「それは・・・」
知らなかった3人はモチベーションが一気に下がる。そこに丁度話し終えたユーヤ達が来た。
「あれ?まだ戦ってなかった?」
聞き方によってははやく戦っておけよと聞きとれるニュアンスにさらにイライラする亀彦。
「裕也!お前は俺達の親友じゃなかったのか!?なんで教えてくれなかったんだよ!?」
ユーヤは何があったのか炎鳥と魔王に聞くために目線を向ける。
「何があったの?」
「なにがも何も私はこいつらに御主が神だと伝えただけだよ。」
「・・・ああ。その通りだ。」
魔王は淡々と、炎鳥は渋々答える。それですべて理解したユーヤは答えるために口を開いた。
「前にも言ったと思うけどもう一度だけ今度は詳しく言うからよく聞いてね。
僕は君達とは違って自分の意思でこの世界に来たんだ。神様のいざこざざでね。そこで力をもらった。だけど君達は呼ばれてきた。そこで戦うか戦わないか選べたはずだ。そして君達は魔王と戦うことを選んだ、5人でね。本来なら僕とは合わずに、つまりその手にしている武器すら無い状態で魔王とその部下10万人と戦わなければならなかったんだよ?それなのになぜ僕は文句を言われなくてはいけないのかな?君達を結果的に助けたのは同郷のよしみだったからだけだ。」
自分達ですべて選んで行動しなければいけなかったのに、その行動の責任をユーヤに求めてしまったのだ。だから何も言い返せない。
「自分達の選択の責任の重さくらいは味わうべきだよね?『剣よ折れろ。』自分達の力だけで戦ってみてよ、そうしたらわかるはずさ。どれほどの重みから逃げようとしていたのか。」
いきなり手にしている武器が壊れて焦る5人と驚く魔王。
「よいのか?今のままならぎりぎり私の方が強いぞ?」
「大丈夫ですよ。彼らは自分の意思で道を切り開けると信じていますから。」
たがいにしか聞こえない大きさで話す2人。
「そうか、なら試してみよう!行くぞ勇者達よ!」
ついに魔王対勇者達の戦いが始まった。
戦い始めてから10分ほどたったころ、
「まだまだいくぞ!『光を塗りつぶす闇よ、集まり玉となれ、闇玉圧縮砲!!』」
『『水属性補助魔法!』』『『天剣!!』』
「『守りの水よ、敵の攻撃を防ぎたまえ、流水障壁!!』っつは!剣無いとキッツ!」
6人は一進一退を繰り広げていた。
(確かに予想より強いな。だが、)
「まだまだだ!!『雷電槍』この属性ならそれを貫けるぞ!」
魔王というだけあって魔法は1通り使えるのだ。
「く!そが!!」
6人の戦いを見ているユーヤ達は感想を述べる。
「あいつら、ちゃんとトレーニングはしてたみたいだな。」
「そうですね。なんとか食らい付いている感じですね。ん?何かを狙ってる?」
「確かに妙に動きがおかしい気がする。」
「あ!何かやりはじめたよ!!」
魔王を中心とした星形になっていることに気が付いた。
「おら!!」
魔王に吹き飛ばさればらばらに散った五人は同じ詠唱を始めた。
「っく!?これは!?」
『『『『『疾風吹きて火炎燃え盛り、流水流れて地脈の糧となりて大地から光の力を空へと上げよ!!五点制空光!!!!』』』』』
「くそが!!『究極闇纏!!』ぐああぁぁぁ!!!!」
大地から空に向かって巨大な星形の光が打ち上げられた。そのなかから出で来たのは左半身を無くした魔王だった。
「く、そ。たえら、れな、かった。」
そういうと倒れてしまった。一方五人も超全力を出し切ったのに倒せなかったからか全員倒れてしまった。
「まさか五対一とは言えあい打つなんてね。」
いきなり魔王のそばに九体の闇が広がった。それに築いたユーヤ達は一瞬で五人の横に行き話かける。
「貴方?達は誰ですか?」
「ん?我らは邪神だ。」
それぞれ上位属性をつかさどっているらしい。
「それで、邪神さん達は何しにここへ?」
「決まっている。お前達を殺しにだ。」




