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裕也、母を見つける後編

やっと終わりました。^ ^

この回の話をどうするか考えていたらすごい時間かかってしまいました。ごめんなさい。

装備の準備を整えて、確認が終わったから2人に声をかける。


「2人にこれをあげよう。絶対に外さないでね。」


裕也は2人に指輪をあげる。


「これは?」

「うん?婚約指輪だよ。僕のいた世界では婚約時と結婚の時に指輪をあげるんだ。更にその指輪には対攻撃無効の神法がかかっているから。」


「わかった‼︎」


「じゃあちょっと行ってくるよ。」


「おう!行ってらっしゃい。」


「私なんかのために、迷惑かけてごめんなさい。」


裕也はユキナの前に行き目線を合わせる。


「ユキナ?君は誰の妻になるのかな?」


「えっ?」


その唐突な質問にユキナは答えられなかった。


「君は僕の妻になるんだろう?だったら喧嘩もするし、仲直りもするし、いずれは愛し合うだろう。だから君の重荷は僕も背負うよ。その覚悟は婚約を決めた夜にしてある。だから君は僕に迷惑をかけてごめんではなく、〈一緒に背負ってくれて、ありがとう。〉と言って欲しいな。」


と優しく微笑む。やっと質問の意味がわかったユキナは、戦闘準備で眼鏡を外し髪を上で止めている裕也の顔を見ても顔を真っ赤に染めずに泣きながら応える。


「お願いします‼︎お母さんへの思いを一緒に背負ってください‼︎」


ユキナとモミジを抱きしめながら応える。


「任せとけ‼︎」






ウォーリヤ領主館の前にある道のど真ん中で仁王立ちをする裕也。あと200mぐらいで門に着くところでだいたい1500人ぐらいの私兵達と相対していた。


「そろそろ宣言していた12の刻の鐘がなるけど結論は出た?」


返答がい代わりに全員が武器をとった。


「つまり、逃げずに僕に殺されると?」


「この人数で勝負になるとでも思っているのか‼︎馬鹿め!」


「舐められたものだな。僕のランクを知らないのかな?」


「ああ⁉︎ランクだあぁぁ?どうせBがせいぜいだろ!こっちには虹の魔法団っていう団

長が全員Aランクの人達がいるんだ‼︎お前なんかすぐにお陀仏さ‼︎」


「そうか、こいつらが昨日僕達を殺そうとして来たから捉えておいた。それで?虹の魔法だんがなんだって?」


裕也は無限BOXから紫崎達を取り出す。


「‼︎紫崎団長⁉︎」


「なぜ⁉︎」


「そんな!!団長が傷一つ負わせられずに負けたのか⁉︎」


「ふっふん!どうせせこい技を使っただけだろう!お前ら恐るな!敵は一人!こちらは1500だ!絶対勝てる!」


「「「「うおぉぉぉぉ!!」」」」


私兵達は雄叫びを上げる。


「全く、情報は命だよ?〈ゴーンゴーン〉あ、鐘が鳴った。これで君たちは全員殺すことになったから。最後に君たちに教えてあげるよ、情報は大事だってことを。『破壊纏』」


前にモミジを助けた時みたいに左眼と左眼の周りが変わった。


「お前ら覚悟はできてるよな?俺の二つ名は〈ニ極神〉、俺の身内を泣かせたんだ。謝っても遅いからな。」


ニ極神と聞いた1500人達は全員唖然としている。


「ま、まさかSランク様だなんて思わなかったんだ!ゆ、許してくれ、いやください!」


「それはお前らの情報不足だ。猶予はやった。もう待たない。行くぞ。『破壊×錬=破錬』」

裕也が触れたところから原子も消滅する勢いで粉々に死んでいく私兵達。裕也は鬼ごっこをしている鬼のイメージだが捕まると死ぬので必死に戦おうとしたり逃げたりする。


しかし防具も盾も武器も、あまつさえ魔法すら消してしまう裕也の前になすすべがない。


「いやだ!まだ死にたくない‼︎」


大体600人ぐらい殺したところで1人がそう叫んだことによって皆逃げ出していく。しかし裕也の前から逃げ出すことなど出来はしない。


「目印セット。目印送喚。」


私兵達全員に目印をつけ、その目印をつけているやつを特定の場所に送る神法だ。


「なんだ⁉︎いきなり丘に呼ばれたぞ⁉︎」


街から500キロぐらい離れたところに900人ぐらいの人達が一斉に現れた。そこに神法を叩き込む。1度姿を戻し直径10キロぐらいの巨岩を創造する。なぜ戻ったかと言うと、破錬の間は破壊と錬が一瞬で使える代わりに複雑な創造がむずかしくなるのだ。最も一瞬でオンオフが出来るが。


「さてと行くよ?『隕石×10倍重力創造』」


「うわああぁぁぁ‼︎」


全員隕石の下敷きになった。


「さてと行くか。『破錬』」


裕也は屋敷に向かって行った。







丁度隕石が落ちたところから500キロほど離れた街ちにクエストの終了照明をしに行っていた炎鳥達も隕石を見ていた。


「嘘⁉︎あれって自然現象?」


「いや、かなりの魔力みたいな力がここまで届いてた。」


「てことは何か?あれは魔法だってのか?前戦ったジーボックさん達騎士団長でもボールぐらいのを作るのに全力だったのに?」


「わからない。あれを何人でやっているのか。しかし実際にできる奴はいるんだろう。あれが証拠だ。」


「あんなの出来るの神しかいないよ⁉︎もしあんなのが魔王側にいたら私たち勝てないよ?」


「神ねぇ?、!もしかしたらあれは二極神の仕業かも‼︎」


「これをギルドに出したら見に行ってみるか。」


そう言ってギルドに行った後の予定を立てる5人であった。







ウォーリヤの屋敷についた裕也は、門を破壊し、更に足を止めずに屋敷に入ろうとしたら、中から6人出てきた。


「あの人数を1人でしとめるとはさすがだな。だけどお前の魔力は結構減っただろう?そんな状態で残り6人の団長達を相手に出来るかな?」


確かに虹色から紫を抜いた色のマントをそれぞれ着ていた。


「おまえらごときが俺を止められると思っているのか?」


「強がるな‼︎『荒ぶる火よ、敵を燃やし尽くす豪火となりたまえ、不知火』」


恐らく各色ごとに得意な魔法に分かれていると推理した裕也は一気に方をつけるために反撃した。

『魔法の速度を破壊、概念破壊=方向転換、』


相手がはなった魔法の速度を止めて、更に跳ね返した。


「何⁉︎」「うわ、帰ってきた⁉︎」


「ぐはっ!」


「お前らは殺さない。しにたきゃ自分でしねよ?『背骨破壊、概念破壊=魔法を使えず、受け付けず』」

6人とももう一生首からしたが動かなくなり、更に魔法も使えない上にきかなくなった。つまり回復魔法が効かないのだ。


「じゃあな。俺を怒らせたんだ、一生苦しんで死ね。」

と言って屋敷に入っていく。


「しかし広いな、もういいか、ここ崩すか。『破壊』」


そう言って1万坪以上ある屋敷を破壊した。


「ぐは、この!くそ!なんだ⁉︎」


崩れた屋敷からウォーリヤが出て来た。


「お前は俺を怒らせた。だからしね。」


「ぐっ、そうだ!金をやろう!女もだ!いくらでもやるぞ!更にわしの下で働かせてやる!どうだいいだろう。」


「そうだなぁ。」


「じゃあ!「死ね。」何⁉︎ぐぁぁぁぁ。」


「お前を許すとでも思ってるのか?俺の大切な者の大切を壊しておいて?ふざけるなよ?お前は他のやつより苦しむべきだ。『創破の理=輪廻越痛幻、音破壊』」


「、 ! ⁉︎!」


音が発せなくなったのでただのたうちまわってるだけになったウォーリヤ。


「ふん。あっけないな。うん?あれは・・・」


瓦礫のしたに地下へ通じる道があったのを気付いた裕也は行って見ることにした。






「ここは・・・」


牢獄みたいな場所だった。そこに沢山の人が入っていた。そこにユキナを大人にしたようなひとがいた。


確認してみるともう亡くなっていることがわかった。隣の人にこの人の名前を聞いてみると、震える声でコナユキさんと教えてもらった。


「そうですか、彼女が。」


コナユキさんの遺体を見ていると、ふと声が聞こえた。それを聞いた後無限ボックスに遺体を入れてから他の人達にはかしかける。

「皆さん聞いてください。ウォーリヤとその一味は僕が全滅させました。もうあなた達は自由です。」


そう言って牢屋の檻と手錠を全て壊した。自由になった人達は泣いて喜び裕也に感謝を言って街に帰って行った。






その夜、飯屋でご飯をご馳走になった3人は、星がよく見える草原に来ていた。


「どうしたんですかユーヤさん?こんなところで?」


モミジにはもう話してあるので聞かれなかった。


「実はユキナに会わせたい人がいるんだ。」


無限ボックスからコナユキさんの遺体を取り出し、ユキナの前に出す。


「お母さん?お母さん!」


ユキナがまた泣き出しそうだったので早く自分の要件を伝える裕也。


「僕は人を生き返らせることはしない。終わりがどんなに良くても辛くても、その人の人生だから。全てを壊せる僕だけど、それは壊してはいけないと思う。だけど夫としては、義母の最後くらい幸せであって欲しいから、少しだけ時間を取ろうとおもう。『死魂召喚=時限』」


コナユキの遺体から光が出て来て、それが収まると半透明のコナユキによく似た人が立っていた。


「ユキナ。ひさしぶりね。大きくなったわね。」


優しい顔と声で話しかけるコナユキ。まだ何が何だかわからないユキナは黙って声を聞く。


「貴女の夫になる人から少しだけ時間を貰ったの。」


「ユーヤさんから?」


やっとの事で話せたユキナ。


「そう。だから聞いて欲しい。お母さんの最後の思いを。」


「うん!うん!聞くよ!」


がんばって涙を堪えて懸命に一字一句覚えようとするユキナ。


「本当はその涙を私の胸の中でこぼさせてあげたかった。だけどそれはもう出来ない。だから言葉を贈るわ。貴女は私の宝だった。死んでもその思いは全く変わらないわ。だからユキナ。貴女は一生懸命生きて!たとえ辛いことがあってもめげないで、勇気を出して立ち上がって!それでも辛い時は私じゃなく、旦那様を頼ればいい。きっと力になってくれる。だからユキナ、貴女は生きて!」


そう言って触れぬ腕でユキナを抱きしめる。


「お母さん!僕は元気に生きるよ!ユーヤさんとモミジと一緒に!だから心配しない

で」


泣きながらも自分の思いを告げるユキナ。


そろそろ時間なのかコナユキの体が少しづつ天に帰っていく。最後の言葉をユキナにかける。


「貴女を愛しているわ。ずっと。」


と言い終わると完全に消えた。


「お母さ〜〜ん‼︎うわぁぁぁん!」


後ろからモミジと裕也で抱きしめる。


「君たちは僕の妻だ。絶対に苦しませないから。辛くなったら言って欲しい。必ずその苦難を打ち砕くから。」


こうしてユキナの母との最後の会話は終わったのだった。

裕也は人の命を生き返らせるのは嫌いだという設定にしました。その方がユキナも強くなるし、この後の話的に仲間が沢山蘇ったらどうかなとおもったのでこうしました。


次はドラゴノイド帝都に行きます。



ちなみにキシカマナカの王都の名前はキシカマナカです。後で変えるかもしれませんが

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