裕也、気付かれつつある
あついですね‼︎ふろで3時間ほど寝落ちしてました、
炎鳥達がキシカマナカを出発してクエストに向かってから22日経ったころ、裕也達はキシカマナカと獣人の国[ドラゴノイド帝国]の間にある街で旅の休憩をしていた。
「それにしても、随分来たな。」
「本当ですね。だいたい1万キロぐらいですか?」
「もうそんなに来たのか〜?俺まだそれの半分ぐらいだと思ってた。」
と軽い食事を取りながら話している。そこに先に来ていた客3人が話していることを小耳に挟んだ。
「なんでもキシカマナカが勇者を召喚したらしいぞ。」
「俺見たことあるぞ!エンチョーとかセイテンとかいう名前のやつだった。歳は17ぐらいだと思うぞ。」
「確か5人ぐらい召喚したんだっけ?」
それを聞いた裕也は椅子を倒しながら立ち上がりその事について聞く。
「すいません!今の話詳しく聞かせてもらえませんか?」
突然言われたので3人ともビッツクリしたが、酒を飲んでいて気分が良かったので教えてくれた。
「ああ、なんでも魔王討伐のために、異世界から勇者として17歳ぐらいの男女5人を呼んだらしい。それで城で訓練してたけど、もうある程度強くなったからクエストに向かったらしい。でもどうしたんだ?勇者にでも興味あるのか?」
「まあそんなところです。ありがとうございました。」
お礼を言って座席に戻る。と心配そうな顔を向けるユキナとモミジにどうしたのかと聞かれた。
「今の話聞いていたかい?」
2人とも頷く。
「多分そいつらは僕のいた世界の友人達だと思う。」
「それは。ユーヤさんはどうされるのですか?」
「こっちに来ていて、勇者としての使命を自分達で受け入れて、やろうとしているなら会う必要はないと思うんだけど、もし操られていたら解いてやらなければならない。だから1度ばれないように接触するべきだと思う。」
とそこでモミジは気付いた。
「俺思うんだけど、ギルドでユーヤの事ってわかるんじゃ無いの?だって今ユーヤのランクSでしょ?俺達はAだけど、あのギルドマスターなら事情を分かってくれているから大丈夫だけど他のところで聞かれたらばれないのかな?今この世界でギルドランクSってユーヤ含めて2人でしょ?しかももう1人はもう戦えないから名誉職みたいなものらしいし。」
もう1人のSランクの保持者は片腕をSランクとの防衛戦で持って行かれていて、更に高齢のため戦えないのだ。
「そうか、そりゃ確かにバレるな、よし登録1からし直そう。ありがとうモミジ教えてくれて。」
と頭を撫でる。
「えへへ!」
それを見ているユキナが無言のじと目で僕もと訴えてくる。
「ありがとう心配してくれて。」
と撫でる。
(そっか、あいつらもこっちにきてるんだな、最悪剣くらいならあげても問題ないよな?・・)
勇者サイド「キシカマナカギルド内酒場」・・・
「こっちに来てからもう1月経つのか、」
「そうか、もうそんなか。そろそろAランクのクエストに行きたいな。」
「でも私達だけじゃまだ危ないよ?だってパーティランクBになったばかりだし。」
「そうね、あ!じゃあ長期で高ランクの人に依頼するとか。」
皆それだ!という顔になる。
「良いな、それ。とりあえずどんな人がいるのかそこの受付で聞いてみる?」
「頼んだ亀。」
「了〜解。」
以前裕也の登録案内をした受付の男性に聞く。
「あの、長期で一緒にクエスト行ってくれる高ランク冒険者っているか教えてもらえますか?」
「そうですね、長期とはどれぐらいですか?あとどれぐらいのランクを希望しますか?」
「とりあえず3ヶ月、10クエストくらいには着いて来て欲しいと思ってます。ランクはA以上でお願いします。」
「そうですね〜、少々お待ちください。」
そう言って調べる。待っていたら他の4人が受付に来た。
「見つかったか?」
「今調べてもらってる。」
そう言っていると、見つかったと教えてもらった。
「はい。今この国の近くにいるのは、[豪脚][雷電]あとパーティーで[ニ極天]がいらっしゃいます。」
「ニ極天のメンバー構成ってどうなってますか?あとリーダーの名前を教えてください。」
「リーダーの男性1人、女性2人のパーティーです。男性はこの世界に2人しかいないSランク保持者です。名前は、え〜と、あ、すいません。言えないようになっています。」
名前をあかせないと言われ5人とも怪しむ。
「名前は教えられないんですか?」
「はい。なんでも教えると指名依頼が後をたたないそうでこのギルドのマスターと約束しています。」
「そうですか、では二つ名を教えてもらえませんか?」
「はい、それなら。えっと、[ニ極神]ですね。」
「うわっ、名前に神を入れているんですか?大胆なんですね。」
「見た目はごついおっさんとか。」
「いえ、見た目はあなた達と同じぐらいの歳に見えましたね。顔はメガネをかけていて、黒髪でした。神の名をつけたのは周りの人たちですよ。」
それを聞いた5人は少し反応する。
「眼鏡で黒髪?同じぐらいの歳?おいおいそれって、」
「まだ決まったわけじゃない。すいません。その人の名前[裕也]じゃないですか?」
名前を当てられた受け付けの男は少し戸惑いながらもなんとか答えた。
「名前はわかりません。」
「でも見た知ってたってことは名前も知ってそうだよな?」
「それをここまで言われて言えないとなると故意に言えないようにしている。」
「すいません、その冒険者と連絡とれますか?」
受け付けの男は完全に参ったという顔になりながらもなんとかわかったと答えた。
テーブルに戻った5人は同じことを思っている。
「なあ、ニ極神って。」
「確証はないけど、裕也かもしれないな。」
「でも、向こうで死んだって!」
「分からないことはあってみればわかるだろ。」
裕也が名前を変えるより早く気付かれつつあった。
この後どうしようかまだ迷ってます。
その後の流れは出来つつあるですけどww




