裕也達、種族が
暑いです‼︎ヤバイです。座ってただけなのにしたに汗の塊がしたに!
トレーニングを始めさせてから1週間ほど経った。2人は今近くにいる魔物を50体討伐するという最終試験の一つをやっている。裕也が最後の試験の一つの準備をしていると2人とも森から戻って来た。
「ユーヤ!50体狩って来たよ!」
「結構簡単に終わりました。」
2人とも狩って来た魔物のランクがAランクやらSランクばかりだった。どうやら自分たちに喧嘩を売って来た奴だけ仕留めたようだ。この1週間2人の連携とそれぞれの魔法に訓練を集中させていたので、コンビネーションはバッチリだ。
ちなみに今の2人の魔力量はこのようになっている。
”ユキナ、100億。モミジ、110億”
神力換算だと1千万だ。
だいぶ増えてきた。というのも毎日限界量突破の裕也の濃〜い神力を入れられ続けたからだ。今の2人は裕也を抜いたら世界最強である。
最終試験とは裕也と1対2のバトルで傷をつけること。簡単そうだが裕也は神力を2割解放すると言い放っており、要するにサクラやラインハルトの軽く見積もっても5倍以上、下手すると10倍以上の存在なのだ。そんなのと戦うのである。普通ならまいる。だけど今や2人とも普通ではない。勝率は今の裕也なら100回中凄く運が良くて2回ぐらいは取れる。
「この試験に通ったらこの前のこともう一回やってくださいね‼︎」
「俺も絶対勝つ!」
この前のこととは1度だけ言うことを聞くというやつだ。それで裕也は2人にキスをさせられた。そういう行為は結婚してからと裕也に言われていたのだがそれでもと押し切ったのだ。今回もそれが商品として提示させられている。
「僕に勝てたらね。」
若干焦りながら裕也は答えた。
「じゃあ今から石を投げるから、これが地面に落ちたら始める。勝つ条件は相手を戦闘不能に追い込むこと。それか参ったと言わせると。行くよ?」
石を投げた。落ちた。その瞬間、ユキナとモミジは消えた。すごく早く移動してるとかじゃなく、純粋にいないのだ。答えは裕也がよく使っている時空間だ。
ユキナは入口を想像して、モミジは入口を壊してそれぞれ入った。
裕也はにっこり笑って全身の力を抜く。そして新しく創造した技を使う。
「『創破の理=錬【レン】創造。』」
と言った瞬間裕也から莫大な量の連が吹き出した。錬とは身体能力の強化に特化した力のことである。実は裕也は身体能力がそこまで高くない。神法を使えばそもそも必要無いのだが。この世界どころか全宇宙と神を合わせても使えるのは今の所裕也1人だ。それもそうだろう、この世界での錬は本来命を燃やして初めて使える力だ。それを裕也は概念を破壊して使えるようにしていたのだ。裕也は、このテストは本当はこの錬の試しだったりする。
流石に2人で魔の森を余裕で生活できるぐらいにはさせたのだ。もう十分である。それを見ていた2人はピリピリした錬を感じる。1週間前なら倒れていたが、今ならなんとか耐えられる。
もちろん裕也の2割でだが。と、いきなり裕也は腕を振り抜いた。そうしたら空間が割れてユキナとモミジがいるところまで見えるようになってしまった。流石に見つかると思っていたが、そんなやり方とは思ってなかったので、2人とも固まっている。
「どうする?まだやる?」
戦っていないのに勝てないと思わせられるぐらいの実力差がまだあった。2人は膝をつき泣き出した。
「ううっ、勝てなかった。」
「キスして欲しかったのに。」
2人してどん底まで凹んだような顔になってしまったのでしょうがないと思いながらも、2人の頬にキスをする。今回はここ。また今度がんばってね。そう言って笑いかけると2人とも嬉しそうな顔になった。
「「はい!」」
と突然裕也達3人に念話が届いた。
《裕也久しぶりね。ユキナとモミジは始めまして。創造神サクラです。》
《同じく破壊神のラインハルトだ。よろしくな。》
2人はとても驚いている。裕也は余裕だ。
「どうしたの?もう起きれたの?」
《一時的にね、下界で私達の力が使われていれば嫌でも起きるわ。》
《今回は違うけどな。新しく神になった奴が出てきたから起きたんだ。本当なら後100年ぐらい寝てる。》
「新しい神様?それがなぜ僕に関係があるんです?」
《気づいていないのね。自分のステータス見て見なさい。》
嫌な汗を書きながら自分のステータスを見て見る。
天道裕也。種族、神《二極神》
体力、無限
神力量、無限
・
・
・
と出た。
え?何これ?僕紙になったの?あっ神か。
「って、えぇぇぇー⁉︎」
「すげえ、ユーヤ本当に神様になっんだ!」
「本当にすごいです!」
《いや、お前さん達もな。》
ユキナ達は
種族、女神、《ニ天神、【二極神の従属神】》と出た。
《お前ら結婚の約束しただろう?それの意思が全員MAXまで行ったからな。ちなみに2人の神格は俺たちより若干下、つまり全ての神中、3番目と4番目の力をもっているということだ。あ、4と5か。どっかの誰かさん、俺たち追い抜いたからな。》
《まあそういうこと。特に何もないだろうけど気をつけてね。ちなみに裕也は私達の息子ってことで。その方が色々楽でしょ?じゃあそろそろ寝るわ。おやすみ。》
と言って念話が切れた。
すごいことが起きる日だった。
はい!ついに種族が神になりましたー。
ニ極神は、2人の極まった神、ではなく
2つの技を極めた神の略です!
2天神はそうですけどねww次からは少し主人公以外の話を進めようと思っていて、今内容考えてるんで更新は少し遅れるかもしれません。どんなに遅くても今日の夜から明後日までには更新します‼︎




