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裕也、決闘の場に。

今回は少し長くして見ました。

読みにくいもしれません。それはすいませんでした。

女の子を拾った裕也はまず自己紹介をする。


「俺は裕也だ。お前は?」


「僕はユキナ。ユーヤはなんでここに?」


「マルマジロの討伐クエストに来た。それと一つ聞いて良いか?」


「?どうぞ?」


「ユキナ、お前は人か?」


そう聞いた瞬間にビクッと肩を震わせ、首をゆっくり横に振った。


「な、なんでわかったんですか?」


「腰の部分が盛り上がっている。恐らく尻尾か何かだろう。それと帽子で耳を隠しているからな、特徴が何個かあったからかな。」


「そうですか。確かに私は人ではありません。人間以外の4種族の血が混ざっています。それで、どうするんですか?」


「どうするか?とは?」


「私を売るんですか?それとも嬲ってから殺しますか?」


うつむいて、今にも泣きそうな声で聞いて来た。


「なぜそう思うんだ?」


「私達混血はあまりよく思われませんからね。それに魔人と妖精の血が入っているのもあります。それら全てが迫害の対象なんです。」


今更ながらこの世界の勢力争いの図は、

魔人族=亜人

、 ×、、、Ⅱ

妖精族=獣人



=は友好的

×は敵対的


なのだ。人間族はどの種族とも険悪でも友好的でも無い。半端だからだ。だからどの種族かばれてしまえばどこでも待っている運命は同じなのだ。だが裕也はこの世界の常識を持ち合わせてなかったので、逆に質問を返した。


「そっか。君はどうしたい?」


「へ?」


何を言われたのかわからなかったユキナは間抜けな返事をしてしまった。


「いや、君の望む通りにしてあげようと思って。君が俺と別れて1人で生きるならそれもよし。売って欲しいなら君を売ろう。」


そう言って一度言葉を区切り、もう一つの案を単語ごとに区切って、心に響くように伝えるのだった。


「だけど、もし、君が、僕について来たいというのなら、君を守ろう。あらゆる苦難から、君を守ろう。例え神を相手にしてでも、君を守ろう。」


そう言われたユキナは我慢していた涙をこぼしながら、


「ぼぐがぞばにいでもびびんですか?まもっでぐれるんでずが?(僕がそばにいて良いんですか?、守ってくれるんですか?)」


と完全に泣きながら裕也に抱きつくのだった。


「一度した約束は、死んでも守る。」


と抱き返して頭を撫でながら言った。






「ユーヤさん!行きましょう?」


そう言って頬を赤く染めて恥ずかしそうに手を握ってくる。

「んー?あ!やべっ、ユキナ?今から僕がやることは他言無用でよろしくね?」


話をしたりご飯を食べたりで今、14の刻を過ぎたあたりだったので15の刻に決闘があるのを思い出し急がなくてはと能力を使うのであった。


『創破の理=時空間創造』


破壊は単独で使う時の方が使い勝手がいい。


創造は2人以上の時の方が使い勝手がいい。破壊の方が若干破他人を破壊してしまう可能性があるのだ。


「え?え?これなんですか?ユーヤさん!?」


いきなり目の前に穴が空いて、その先に町が見えるのだ。見たことない魔法(厳密には神法)に頭がついていかないのだ。


「後で質問には全部答えるから、今はついて来て。」


そう言ってユキナを連れてギルドの前えまで出た。






ギルドの受付にいる前と同じ男の人にクエストの終了の証であるマルマジロを出した。


「今から決闘なんでこれの鑑定をお願いしておきます。」


「はい、確かに。お疲れ様でした。後と気をつけてください」


そう言ってギルド職員は言ってくれた。






「へっへっへ、逃げなかったのか?その何も知らない頭がついてるのはかわいそうだなぁー。」


「本当だぜ。せめて命があることを祈るんだな。ん?てめえ、珍しいガキ連れてるじゃねえか?まだ若いけどそれもいいな、決闘に負けたらそいつをよこせよ。ぎゃはははは。」


「確かに。まだ11ぐらいだけど、あと5年ぐらいしたらベッピンになりそーだな。それまで使って売ってやるか。」


裕也に勝った気でユキナについて話しているAとBに少しいらっとした裕也。


「では僕が勝ったらあなた達の大切なものを全て破壊します。」


そう言って挑発する。


「あぁ?なめんなよ?」


「審判‼︎さっさとはじめろ!」


審判を急かせて決闘を始めさせようというAとB。


「ユーヤさん。負けないでね?」


ユキナに心配された裕也は眼鏡を外し、髪をかきあげ上でとめて戦闘態勢に入りながらも、とても優しそうな顔で言った。


「大丈夫。ユキナは僕が守る。そう約束しただろ?」


それを聞いたユキナは裕也の素顔に見入っており話を聞いていなかった。


「どうした?」


自分の顔がとてもかっこいいなんて微塵も思ってない裕也はユキナがなぜ固まっているのか理解出来ない。ユキナは頬をうんと赤らめて


「まさかこんなにかっこいいなんて」


と裕也に言った。そういえばサクラとラインハルトにも言われたなと思い出しながらAとBの方に向くのであった。


「てめえ、少しぐらいツラがいいからって調子に乗るなよ?」


「てめえもそのガキと一緒に売りさばいてやる。」


と自分の顔と裕也の顔を比べて勝てないと思ったAとBは裕也も売ろうと考えたの

だ。そこで裕也はどこまでも挑発する。


「勝ったらどうぞ。」


「両陣営準備できましたか?ではこれより決闘を始めます。ファイ‼︎」


ついに勝敗の分かり切った決闘が始まった。

長い理由はユキナをどうやって連れてくるか、考えてました。実年齢は14です。種族的に後5年したら容姿がそこで止まって寿命までそのまま行きます。


次は決着です。

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