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戦線上の晩餐


あ、どうも~。


私はパルス=イン様の側近をおります。


シアター=アローンと申します。


え...? 側近の業務ですか...?


そうですね、パルス様のそばで身の回りの世話をする役回りをしております。


ですから、事務的な補佐をする執事とは異なるんですよね~。


具体的にはお給仕や話し相手等と、日常生活における補助的な役割を担っています。


しかし、パルス様には本当に参りましたよ...。


ある日いきなり、武具や道具の用意なんかし始めて...。


聞いてみると討伐に参加するって言い出してて...。


そしたら、こんな事に...うううぅぅっっ!!




~討伐部隊“勇者”シアター=アローン隊員~





陽が沈んで周囲はすっかり真っ暗になったゴーダチーズ丘。


夜空には満月と共に輝いている無数の星々が浮かんでいた。


そんな夜の暗闇に包まれた丘に、一か所のみ灯火がともっていた。


ゴーダチーズ丘で魔獣複数と争った討伐部隊“勇者”は、隊員のヤマナカが外壁代わりに囲んだ巨大な岩の円内で焚き木をしていた。


「いやぁ~! 先程の戦闘はあっぱれでしたぁ~! ちゃんと映像として収録しましたよぉ~! 最初から見応えも抜群っ! 視聴者総数も爆稼ぎ間違いなしですよぉ~! 」。


チャールズは満足した様子で満面の笑みを浮かべ、魔獣の肉を焼いているハリガネとヤマナカに親指を立てた。


「てか、どさくさに紛れて焼き上がった肉食ってんじゃねえよっ!! 食料は自分達で何とかするって言ってたじゃねぇかっ!! 」。


チャールズとフユカワの手には、こんがりと焼かれた魔獣の肉を刺し通した骨が握られていた。


「いいじゃないですか~。助け合いって事で~。それに、皆さんはあんなにたくさんの肉を一日で食べきるつもりなんですか~? 」。


チャールズは岩の上に置かれた溢れんばかりの肉の塊が載せられた金属の食器を指差してそう問いかけた。


「食べきれなくて残った物はスライスした後に干し肉として保存するんだよ。おたくらには分けて()()()()から心配するな」。


「えぇ~?? 薄情だなぁ~! お願いしますよぉ~! ちゃんとカッコ良く編集して放映しますからぁ~! 」。


「何か信用できないなぁ~。そういや、アンタ達は民間の番組制作会社なんだっけ~? その編集した映像を軍の放送局にでも提供するのか? 」。


「いえ、そもそも我々は不正して出国してしまったので、今から戻っても逮捕されて映像も没収されてしまうだけです」。


「え? じゃあ、これからどうするのさ? ずっと俺達に密着していくっていう事か? 」。


ハリガネはそう問いかけると、チャールズとフユカワは頷いた。


「ええ、それしか我々も生きていく道がないわけですし...。それに、ハリガネさん達が“アルマンダイト”の討伐に成功すれば反逆者から一躍してポンズ王国の英雄になる事は間違い無しですよぉ~! そこでその証人となる我々としても、隊員の皆さんが凶悪な魔獣達に立ち向かう姿を是非とも映像に収めたいのですよ~! 絶対に大ヒット間違いなしですよぉ~! 」。


意気揚々とそう熱く語るチャールズに対して、ハリガネは解せないような冷めた表情を浮かべて小首をかしげていた。


「何が英雄だよ...。反逆者扱いされてる俺は国王の命で“アルマンダイト”討伐しに向かうだけで名誉も何も無いんだぞ? てか、それが免罪条件だしな~。それに、魔獣狩りは王様個人の依頼だから特に王国全体の貢献になるというわけではないしなぁ~。しかし、あの国王は一体何を考えているだか...。魔獣部位をコレクションにするために俺達をパルメザンチーズ山脈の方まで向かわせるなんて...」。


ハリガネは腑に落ちない様子で両腕を組んだ。


「陛下の考えている事が分からないのは今に始まった事じゃないだろ。何はともあれ、国家反逆罪の刑が確定した俺達の命が陛下のおかげで助かったんだ。今は任務を達成するため“アルマンダイト”討伐の事だけを考えるんだ」。


「...そうっすね(もともとはお前の暴走のせいでこんな事になっちまったんだがな)」。


ハリガネは心の中で悪態をつきながらゴリラ隊員にそう返事をした。


「いやぁ~! 何と言っても、あの“アルマンダイト”相手に少人数で挑んでいくのはロマンがありますからねぇ~! それに、ハリガネさんの判決が出た時は世間でも大騒ぎになりましたからねぇ~! 」。


「まぁ、みんな俺が死刑になると思ってただろうしな~」。


ハリガネは肉を焼きながら皮肉っぽくそう言葉を返した。


「それもありましたけど、やっぱり炎の守護神と恐れられた“アルマンダイト”討伐は魅力的ですよぉ~! 貴方の御父上、“恐戦士”と呼ばれた名戦士のハリボテ=ポップが率いた討伐部隊ですら成し遂げられなかった“アルマンダイト”討伐っ! 私はそれを知った時には、そりゃもう痺れましてねぇ~! もう王国内でも賭け事が行われたりしていて、ずっと話題になってましたよぉ~! そんな偉業を成し遂げたら、それはもう英雄扱いされるに決まってますって~! ですから、我々にはその瞬間を見届ける使命があるというわけなんですよぉ~! 」。


チャールズが声を弾ませている一方で、ハリガネは呆れた表情を浮かべて溜息をついた。


「賭け事ねぇ~。それで、おたく等はどっちに賭けたの? 」。


「...へっ? 」。


チャールズとフユカワは間の抜けたような声でハリガネにそう聞き返した。


「討伐に成功して英雄扱いされるのか、それとも失敗してくたばるのか。正直、どんな内容で賭け事が行われてるのかは分かんないけどさ~」。


「...」。


ハリガネにそう問われたチャールズとフユカワの表情が強張った。


(...ケッ!! どうせ俺がくたばる方に賭けたんだろうな~。まぁ、俺が討伐成功する方に賭ける奴なんて一攫千金を目論んでるギャンブルジャンキーくらいだろうしな~)。


そんな二人の反応を見たハリガネは、顔をしかめてフンと鼻を鳴らした。


「おいッ! 談笑ばかりしてないで外の方も警戒しろッ! 岩で拠点を囲っているとはいえ、丘は障壁が少なくて敵にバレやすい位置にいるわけなんだからなッ! あと、手もしっかりと動かせッ! 貴重な肉を焦がしたりなんかしたら承知しないからなッ! 」。


ゴリラ隊員はそう言いながら、囲っている岩の隙間から周りの様子を確かめていた。


「大丈夫ですよぉ~! ところで、この肉は僕も食べていいんですよねぇ~? 一応、携帯食とかはありますけど、いざという時にそれは残しておかないと~! 」。


「ニヤニヤしやがって...下心が見え見えなんだよ。勿論、構わんが上等な部位は長...テントで待機している隊員達のために残しておくんだぞ? 」。


ゴリラ隊員は荷車の横に張っているテントを一瞥しながらハリガネにそう答えた。


「勿論っすよぉ~! さぁ~て! 焼き上がりましたよぉ~! グヘヘ~! 魔獣狩りがあると、こういう楽しみがあるからいいんだよなぁ~! 」。


ハリガネは目を爛々とさせながら楽しそうに焼いた肉を食器に載せていた。


「おっ! 良い匂いがすると思ったら、早速焼いてたんだねぇ~! さすが前線部隊っ! 捌くのも速いねぇ~! おっ! もう牙や皮とか骨もバラし終えたのか~! さっすがぁ~! 」。


テントの中からパルスとシアターが姿を現した。


「どうぞ、既に焼き上がっております」。


ハリガネは厚く切られた肉が載っている食器をパルスに差し出した。


「ん...? 」。


パルスは自身の鼻を焼かれた肉に近づけると、怪訝な面持ちで首をかしげた。


「どうかされましたか? 」。


「隊長、この肉はそのまま焼いただけ? 」。


「え? あ、はい...。そうですが...」。


ハリガネがそう答えると、パルスは呆れた表情を浮かべて肩をすくめた。


「おいお~い! 通じゃないなぁ~! 」。


「す、すいません...」。


「シアター、()()をテントの中から出してくれ」。


「はい」。


パルスにそう指示を受けたシアターは、テントから粉の入った小瓶を数個抱えてきた。


「これは一体...」。


ハリガネは怪訝な面持ちでシアターが運んできた小瓶を見つめていた。


「これは香辛料スパイスっすよぉ~! これらは持参してきたやつなんだけど、やっぱり戦場においても食の楽しみは必要でしょっ! やっぱりっ! 」。


「は、はぁ...」。


「もう、これは焼いた後だから直接振りかけるだけでいいや」。


タジタジになっているハリガネ達を余所に、パルスは焼かれた肉に粉末の香辛料を少量振りかけた。


パルスがその肉に香辛料を振りかけると、香しいハーブの香りが周りに漂った。


「おお~! 良い香りですねぇ~! 」。


「食べてみ? 」。


パルスはそう言って肉の載った皿をハリガネに返した。


「え? でも...」。


ハリガネはパルスから皿を受け取りながら困惑した。


「いいよ、俺は“これ”をテントの中で食べてたし」。


パルスはテントの中から棒状のチョコバーらしき食べ物を取り出した。


「えぇ~!? 携帯食ですかぁ~!? 」。


「俺は防衛部隊出身だったから前線部隊が口にしてた戦闘糧食レーションを食べる機会が無かったんだよ~」。


「パルスさんは防衛部隊だから王国から出る事無いですもんね~。たしか、食事は王国内の料理人が調理した食事が提供されるんでしたよね~。前線の方も一応基地で簡単な食事は作りますけど、質的には全然防衛部隊の方が良かったんじゃないですか? 」。


「いや~、でもやっぱりこういう携帯食に憧れてたんだよねぇ~! なんか戦場で生活してるって感じでさぁ~! それに、これ結構美味いじゃ~ん! 」。


パルスはそう言って携帯食を美味しそうに頬張った。


「は、はぁ...(焼き立ての肉の方が絶対に良いと思うはずなんだけどな~。やっぱり変な人だな~)」。


「これって結構腹持ち良いんだよなぁ~! 俺はこれだけで十分腹一杯だわぁ~! 」。


「えぇ~!? 」。


「ほら、隊長も冷めないうちに! 」。


「は、はぁ...。い、いただきます...」。


パルスに促され、ハリガネは困惑しながらも骨付き肉にかじりついた。


パリッ...!


ハリガネがこんがりと焦げ茶色に焼かれた肉の表面に噛りつくと、高熱を感じ取り慌てて口から肉を離した。


「あふあふっ!! 熱っつ!! まだ焼き立てだから熱いわ~! 痛ってぇっ!! 唇火傷したぁ~! 」。


涙目のハリガネは息を吹いて熱を冷まし、ゆっくりと肉を口の中に入れた。


「あふふっ...!! あっ!! スパイスと風味が効いてて凄く美味しいっ!! 」。


ハリガネが肉を口の中に含ませると、一気に肉汁が溢れ出して舌が香辛料でピリピリと刺激されているのを感じ取った。


「でしょ~? やっぱり隊にも士気を上げるためにはこういう楽しみってのは必要だよ~! 今回は持参してきた香辛料を使ったけど、山まで行けば香辛料に使える薬草もあるはずだよ~! これからはそういった物も採集していけば、食材によっては色々と調理のバリエーションが増えていくはずだからね~! ところで、隊長! さっきバラした魔獣の内臓は? 」。


「え? あ、はい…。あの板の上に置いてありますけど...」。


「お、ナイス! ナイス! じゃあ、それも食べやすいように俺が調理しちゃおうかなぁ~! 」。


パルスはそう言ってテーブル代わりにしている大きな岩の上に内臓が載せられている板を置き、鼻歌を歌いながらナイフでそれ等を細かく刻み始めた。


「え? 内臓も食べるんですか? 」。


「え? 隊長は内臓嫌いなの? 」。


パルスがそう聞き返すと、ハリガネは即座に首を横に振った。


「いえいえっ! そういうわけではないのですけど...。内臓って下ごしらえとか面倒くさいし、臭みもあるし色々と大変じゃないですか~? 」。


ハリガネがそう言うとパルスは驚いた様子を見せた。


「えっ!? それじゃあ隊長達は魔獣の内臓とか捨ててんのぉ~!? 」。


「は、はぁ...」。


ハリガネがそう答えると、パルスは再び呆れた表情を浮かべて肩をすくめた。


「何だぁ~い! そりゃあ~! 通じゃないなぁ~! 」。


「す、すいません...」。


ハリガネは申し訳なさそうに頭を掻いた。


「ここから先の戦いも考えたら、内臓もしっかりと食べて精をつけないと~! 内臓だって丁寧に調理すれば美味しくなるんだぜ~? 」。


「は、はぁ...。内臓は細かくして焼くんですか? 」。


「いや、これは...。シアター! テントの中からあれを持ってきてくれ~! 」。


「は~い」。


シアターはテントの中から寸胴鍋と網を持ってきた。


「な、鍋ぇ~!? そ、そんな物を持って来てたんですか...?? 」。


唖然とするハリガネ達を余所に、パルスは寸胴鍋を地面に置いて調理を始めた。


「さてさて~! あっ! ついでにその余った肉も入れちゃおっかぁ~! 」。


パルスはその鍋に細かく刻んだ内臓と薬草、そして残った大量の分厚い生肉を一気に放り込んだ。


「シアター! 水筒と調味料の入ったバッグもテントから出してきてくれ~! 」。


「は~い」。


パルスはシアターからそれ等を受け取ると、水を中に入れながら鍋に掌をかざし...。


ボォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!


魔法で炎を放ちながら調味料も入れて味付けを始めた。


「フ~ン! フ~ン! 」。


(炎を出しながらおたまで鍋をかき回してらぁ~。器用な人だなぁ~。何か、食に対してこだわりがあるみたいだし...。長官って軍の防衛部隊出身だって言ってたけど、そこでは調理担当だったのかなぁ~? ...でも貴族が調理っていうのもおかしい話だしなぁ~。つーか、長官達の持参してきた物って鍋とか調味料とか食器とか...調理器具ばっかだったけど、まさか魔獣討伐をピクニックに行くのと勘違いしてねぇか~? )。


ハリガネは鼻歌を歌いながら調理をするパルスの背中を眺めながらそう思っていた。


「さて~! 出来上がりだぁ~! 野菜が無いのは仕方がないけど、香辛料や調味料を入れただけでも大分違うはずさ! この場面で貴重な水を使ってしまったけど、山脈付近にはブルーチーズ湖があったはずだから何とかなるでしょ~」。


「ほう~! 良い香りがしますなぁ! 美味しそうだ! 」。


ゴリラ隊員はそう言いながら興味深そうに鍋を眺めた。


「おおっ! 敵に襲われてもおかしくない境遇であっても、食の楽しみ方を忘れない戦士による戦線上の晩餐だぞ~! ちゃんと映像収めとけよ~! 」。


「了解っす~! 」。


チャールズとフユカワは魔法を用いて収録を開始した。


「あの~! すいませ~ん! 」。


チャールズは調理したスープを木製の器に注いでいるパルスに話しかけた。


「ん? 何? 君達も食べたいの? 」。


「あ、是非ともいただきたいのですが...。もし、よろしかったら隊員さんの料理コーナーも今後は映像に収めておきたいな~、なんて考えているんですけど~。いかがでしょうか? 」。


チャールズがそう提案すると、パルスは得意げな表情で腕組みをした。


「ん~! まぁ、どうしてもというのなら別に協力してあげても構わんよ~! 」。


「ありがとうございます! ちなみに料理名を聞いてもいいですか~? 」。


チャールズは器に注がれたスープを指差してパルスにそう問いかけた。


「ん~、そうだなぁ~。“パルス=イン”特製っ! “戦士のためのまかないシチュー”なんてどうかなぁ~! ん~、何かいまいちだなぁ~! “野生魔獣を詰め込んだ闇シチュー”とかは...」。


「“パルス=イン”...? 」。


(あ、長官...墓穴掘った...)。


チャールズは眉をひそめてそう言うと、パルスやハリガネ達は顔を強張らせて黙り込んだ。


「そういえば、ハリガネさんも彼の事を“パルスさん”って呼んでましたよね~? それに、顔を眺めていて思ったんですけど、やっぱり貴方達は失踪したパルス長官と側近さんじゃないですか~? 」。


チャールズはそう問いかけながら、冷や汗を頬に滴らせるパルスとシアターをまじまじと見つめた。


「は...はははっ! ど、同姓同名だし似てるからよく言われるんだよねっ! じ、実際に“そっくりさんいらっしゃ~い”の番組にも呼ばれた事があってね~! 」。


「いや、そっくりさんというより本人...」。


「い、いやぁ~! こんなちゃらんぽらんな奴が貴族出身の高官なわけないじゃないっすかぁ~! 俺はしがない王国配下の剣士でっせ~? 」


顔を引きつらせてそう弁解するパルスに、チャールズは更に怪訝な表情を浮かべて小首をかしげた。


「ん~? そうだとしたら余計おかしい話になっちゃいますよね~? 王国兵士は反逆者に指定された御二方と討伐に参加する事は禁止されているはず...」。


「さ、さぁ~て! 交代に備えて寝ておかないとなぁ~! 隊長ぉ~! お先に失礼しまぁ~す! 」。


言い逃れが難しくなったと悟ったパルスは、その場から逃げるようにテントの中へ入り...。


「グォー! 」。


そのまま狸寝入りをこき始めた。


「...」。


ハリガネ達はパルスの入っているテントを視線で突き刺すように睨み続けていた。





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