表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強のSランク冒険者?…実は神の使徒です  作者: VAN
第2章 アーリジャ大陸編
35/63

第四話 今更後悔しても遅い


1日経ち、僕達は馬車乗り場で馬車にのりガドーネス王国の王都へ向けて出発した。

男爵領→伯爵領→王都→侯爵領→男爵領を通り、ガラム帝国に向かう港に行く予定だ。


この街は男爵領の一部らしい。

2日程で伯爵領に着き、そこから更に馬車を走らせれば1日程で領都に着く。


今日の目標は男爵領の領都だ。

規模は昨日泊まった街とあまり変わらないらしい。



「コーキ。あなたはどうやってSランクになったの?」

馬車に揺られている途中、カリンが質問してきた。


「そうですね…国王様の話では、ブルードラゴンを倒した時点でSランクにする気だったみたいですが…決定的なのは黒神狼を討伐した事でしょうか…」


「えっ!?黒神狼を倒したの!?ってか存在したんだ…黒神狼…凄いわね、あなたのパーティー」


カリンは驚きつつ感心したような表情で僕を見ていた。


「僕はパーティー組んでないです。ずっとソロでやってきました」


「………」

カリンは固まった。


「え…1人で黒神狼倒したの!?やっぱりコーキって…」

カリンはまたボソッと独り言を呟いていた。


「本当、あなたには驚かされる―――」


―――ガタッ―――


カリンが話している途中、急に馬車が停まった。


「どうしました?」

僕は御者に話しかけた。


「それが…前を塞いでいる…盗賊?というよりは冒険者がいまして…」


冒険者?何故冒険者が馬車の通行を邪魔するんだ?


僕は窓から外にいる冒険者を見た。


ざっと20人はいるだろうか…。

なんだこの人数…。


冒険者達を見渡していると、見覚えのある顔の冒険者がいた。


(あ、昨日のガラの悪い3人組…。あ〜これ、昨日の復讐か。たまたま道を塞いだのではなく、意図的だな)


「昨日のガラの悪いやつらがいました。ちょっと行ってきます。カリンはここで待っていてください」


僕は外に出た。


「よぉてめぇ。どこ行くんだ?逃げんじゃねぇよ」

逃げる?何言ってるんだ?こいつ。


「まだ懲りてないんですね…。この周りの人はあなたの仲間ですか?」


「あ゛〜そうだよ。昨日はよくもやってくれたな。マグレとはいえ、俺様を…」

睨みながら、仲間を呼んで僕達を襲うつもりだと認めた。


「Bランク冒険者の俺様に喧嘩を売ったんだ。タダで済むと思うなよ。おいてめぇら、やっちまえ」

ガラの悪い男の声を号令に、冒険者達が剣を抜き、構えた。


ふ〜ん、Bランク冒険者だったんだ。

てかなんで仲間の冒険者を連れてきたのに皆剣なんだ?

槍やら弓やら魔法やら、他のポジションはいないのか?バランス悪っ…。



「……はぁ〜」

僕は腕を組みながら、呆れたように溜息を吐いた。


それを見た冒険者達が、一斉に僕に向かって走ってきた。


炎壁(ファイヤー・ウォール)


僕と冒険者達を囲むように、炎の壁を出した。

これで逃げられないし、馬車に攻撃する事もできないからカリンと御者さんも安心だ。


「「なっ!」」

「こいつ…剣士じゃなく魔法使いだったのか…」


いえ、剣士であってますよ?

まぁあなた方程度に抜く必要はないですが…。

殺しちゃうし…


一瞬戸惑った冒険者達だが、すぐに冷静を取り戻し僕に向かってきた。


――――ボコッ、ドカッ――――


僕は向かってきた冒険者達を片っ端から殴っていった。


殴られた冒険者達は悶絶している。


あと8人――


「「「…………うそだろ…………」」」


みんな驚いている。

まぁ昨日のはマグレじゃないし…同じ状況になるのは当たり前だよね。


皆顔色が青ざめていく。

とんでもない奴に喧嘩を売ってしまった…。

そう後悔している事だろう。

だがもう遅い。



―――ボコッ―――ドンッ――――


僕はガラの悪い3人以外の5人を殴り、地面に蹲らせた。


「…俺たちが悪かった…許してくれ…」

ガラの悪い男達は泣きながら、僕に許しを請いた。


「今更遅いよ。君達は二度目だし」


僕は右手を挙げ、上空に大きい炎の玉を作った。


炎球(ファイヤー・ボール)


「「「…………」」」


3人は炎球を見ながら絶望していた。

そう…普通の炎球とは大きさが全然違う。



―――ドカーン―――

僕は炎球をガラの悪い3人に落とした。


3人は倒れた。

もちろん、殺してはいないよ。


さて、炎壁を解くか。


「カリン。この冒険者達、《拘束》してくれない?」

僕は馬車へ行き、カリンに頼んだ。


「えぇ、良いわよ。それにしてもコーキ。あなた魔法まで使えるのね。これがSランク…凄いわ」


カリンは驚きながら冒険者達を拘束していく。


「とりあえずこの人達は、領都の冒険者ギルドに連れて行こう」


僕は冒険者達を監視するため、外で歩く事にした。


さぁ、領都に向け出発だ!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ