表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/7

始めての共同作業

更新遅れてすみません

なるべく見てて面白くなる小説を書くので

応援よろしくお願いします

キーンコーンカーンコーン

キーンコーンカーンコーン





「はいそれでは

クラスにおける重要な係決めを

やりたいと思います」


「まずこのクラスの学級委員長

を決めていきましょう

立候補のある人は、挙手を願いします」

シーン……

もちろん自分から手をあげるやつなんていなかった

もちろんおれもする気はない

誰かが手を挙げるだろうと思っていた

その時

近くに寄ってきた蚊を払うようにして

手を振りあげた


あ、翔太くん立候補してくれるんですね〜

は?

ええええええええええええええ

ふざけんなよ!蚊のやろう!

なんと振り上げた手が

挙手と勘違いされてしまったらしい


(翔太が立候補したなら私も!)


「わ、わ、わたしも立候補します!」


(あ…私が翔太とやりたかったのに……)



「はいこれで決まりですね!

ということでさっそく2人には、

職員室からクラス会議のプリントを

持って来てもらえるかしら?」


〜職員室〜

「重たいからしっかり運べよ」

たしかに重かった

心は、持てるのだろうか


「あっ…!」ばさっ!

言った通りだ


大丈夫か?

ごめんねドジで

プリントを拾う


「あっ!」

「あっ!」

手と手が触れあった

心の指先は熱ったかく

まるで太陽のようなここちだ

「ごめん!」

「いや大丈夫!」

なかなか学級委員も悪くはないかもしれない




(抜け出してきてみたら

2人で手をさわっている…)

私は幼い頃から翔太のことがすきだ

翔太の笑う横顔が好きで

この思いは、伝えるはずだった

この気持ちをかかえたままの4年間は、

私が勇気をだせなかった4年間だ……



「私のバカっ!」

伝えたいのに伝えられない思いは、

嫉妬の心で埋め尽くされていた……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ