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幕間:風舞観月の日記帳 ~黒服の標的~

Date 20xx.12.17

Time pm21:56




 夜遅くにエルクロス司祭に呼ばれた。

 珍しいと思って、司祭室に行くと一枚の写真をくれた。

 そして、教えてくれた。

彼が君の両親を殺した男だよ、と。

 その言葉は麻薬のように体に染み込んでいき、殺意を私の中に植え付けた。

 写真の中にいる黒いスーツの男。

 細身で、ちょっとまじめそう。

 でも、こいつが、私の家族を殺した男。

 残忍で冷酷非道、人を使い捨てる……何とも許しがたい人間なんだ、彼は。だから、風舞シスター。君が彼を殺しても、主はきっと君をお許しになる。そう、いわば君は復讐の聖女なのだ。

 そんな言葉を司祭は仰っていた。

 聖女になど興味はない。もう私は聖女にはなれない。

 これから歩むは咎の道。

 彼を殺し、私を殺そう。


こんばんは、jokerです。

基本的に幕間はネタバレ用です。もう犯人なんかバレバレです(?)。


これ以後の幕間は事件の核心にかかわるので、推理されたい方(といっても犯人はもうお分かりと思いますが)は読み飛ばしていただいても大丈夫です。


ではまた次回お会いできることを祈りつつ……

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