金色のバラ
むかしむかし、ある国にルークという青年がいました。ルークはバラを愛するあまり、自宅の庭に非常にたくさんのバラを植えていました。年頃になっても、恋愛や結婚にはまったく興味がなく、ただただ色とりどりのバラが咲く風景に夢中でした。
ある日、ルークの庭に、キラキラと輝く金色のバラが一輪だけ咲きました。その美しさは他のどのバラとも比べものにならず、まるで太陽の光をそのまま閉じ込めたかのような輝きでした。季節は過ぎ、他のバラが枯れてしまう中で、この金色のバラだけは変わらず、いつでもその美しさを保ち続けていました。ルークはこのバラを見守り、毎日日々の水やりに情熱を注ぎました。
しかし、この金色のバラには何か特別な秘密が隠されていたのです。ある晩、バラ愛好家の一人が、その金色のバラを盗もうと、こっそりルークの庭に忍び込んできました。すると、なんとその瞬間、金色のバラはまぶしい光を放ち、目の前に世にも美しい女性が現れました。彼女は優雅な姿で、まるでその国の王女のようでした。
ルークは驚きと感動で言葉を失いましたが、彼女の美しい笑顔を見ると、心が温かくなり、いつの間にか恋愛への興味がわいてきました。二人は互いに心を開き、広い世界を見に一緒に旅に出かけます。金色のバラは、ただの花ではなく、愛を引き寄せる力を持っていたのです。
それ以来、ルークはバラを通じてかけがえのない仲間や愛を見つけ、彼の庭はただの園ではなく、愛と友情の庭へと変わったのです。
赤いバラ、白いバラ、ピンク色のバラ、そして何よりも金色のバラだった美しい彼女に囲まれて、ルークの物語はこうしてキラキラと輝きを放って幕を閉じるのでした。




