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第62話 夏休みと言えば・・・

マシェリーよりお知らせ:この物語は現在コンテストに参加しておりますの。イイネ☆ブックマーク等で応援よろしくお願いいたしますわ。

「「「う・・・海だぁ~!」」」


 そう、やっぱり夏と言えば海!水着回です!


 私達何時ものメンバーでノワール以外は未だ咲き掛けの蕾ですが、将来は人々を魅了するような美しい華になる事間違いなしの美少女達です!

 そんな美少女達の水着姿に、私のテンションの上がりようはとどまる事をしりませんでした!


「オーッホッホッホ!よろしくてよ~!よろしくてよ~!」


「「「お姉様っ!」」」


「オーッホッホッホ!」




 ・・・となる予定の私達ではありますが、現在は私の部屋にてノートやテキストを広げてペンを走らせていました。


 確かに海へ行く予定も立てた訳ですが、先ず私達は宿題を終わらせる事にしたのですよ。

 まぁあれです、宿題を最初に終わらせるか最後まで残すかの派閥があるじゃないですか?私達は最初に全部終わらせて後を楽しもうという事にしたのですよ。

 それに私達の予定には、途中であのジェレミアンとの予定が入っているので、本当に楽しい予定はその嫌ぁ~なイベントが終わってからしようという考えでした。


「でも宿題が終われば水着選びというプチ楽しいイベントが待っていますわ・・・クフフフ・・・」


「お嬢様・・・顔がはしたのうございます・・・。後、その呟きも淑女としましては・・・」


「しっ・・・失礼。って心の声が漏れてましたの!?・・・聞かなかったことにしてくださる?」


「・・・畏まりました」


「まぁうちらも聞こえてますけどねお姉様。というか、うちらも水着選びは楽しみにしとるんでええんちゃいます?」


「「「その通りです!」」」


 (私と貴女達の楽しみのベクトルは少し違うのですが・・・まぁ言わない方がよろしいですわね、ええ。)


 とまぁ、最初の方のは私の妄想な訳でしたが、ジェレミアンのイベントが終わった後はあんな感じに楽しむつもりではあります。

 ちょこちょこと強くなる為の鍛錬もいれたりはしていますが、楽しみのないとだめですからね。


「まぁ取りあえずは急いで宿題を終わらせますわよ。ジェレミアンの依頼までにサークルの合宿もあるので時間がありませんわ。出来れば今日中、出来なくても明日には終わらせますわよ!」


 今日は未だ夏季休暇が始まって1日目の8月1日。学園の夏季休暇は丁度1か月しかありませんので、ぐずぐずしている暇はありません。


『ひぇ~!』や『スパルタ過ぎ・・・』という声が上がっていましたが基本的には出来る子達、私は彼女達に鞭打って宿題を進めさせました。

 ・・・まぁその後に水着選びという飴も与えて楽しんだので良いでしょう。


 ・

 ・

 ・


 そんな感じで宿題を最速で終わらせ、私達はサークルの合宿の準備をする事にしました。

 といっても今回は私達の班とイリス達の班合同で行う合宿、準備も分担しているのでやること敵にはそこまで忙しくありません。

 それにこのサークルの合宿は『合宿』とは名前が付いていますが、要は合同キャンプです。普段2班に分かれているので、懇親会代わりに行うと言った感じですね。・・・因みに発案はシフロート先生です。


「サマンサ、頼んでいたスパイスは手に入ったかしら?」


「バッチリですわお姉様!実家の伝手使って仕入れときました!」


「ノワール、食材の買い忘れはなさそうですの?」


「問題なしでございます。念のために少し多めに仕入れてございますので、不測の事態にも対応できます」


「エェェクセレンッ!ですわ」


 私達の担当は料理で、合宿に相応しい《《あの料理》》の材料を買い集めていました。2泊3日の予定ですので、アレンジを利かせれば3食は《《あれ》》で行けそうです。


「後は適当にバーベキューの食材でも集めればいいかしら・・・川が近くにあるって言ってたから魚は買わなくて良さそうですわね」


「あ・・・」


「あら・・・?」


 そんな風に買い物を続けていると、偶然イリス達と出くわしてしまったので先制パンチを繰り出します。


「あらグウェル殿下に・・・イリスさん、御機嫌よう。そちらの準備はどうですの?私や殿下に相応しいテントや馬車は手配できまして?」


「あ・・・あわわわ・・・」


「あくまでサークルの合宿だ、それなりのモノにしておいた」


「そうですの」


 先制パンチを繰り出すと、横からグウェル殿下がインターセプトしてきましたがまぁ良いでしょう、別に本気で絡むつもりもないのですし。


 私達はその後少しだけ会話を交わし別れます。


「行きましたか・・・」


「合宿ってちょっと面倒ちゃいますお姉様?あんな感じ維持やろ?」


「ん~・・・まぁ考えておきますわ」


 イリスと仲良くなってはいけないとはいえ、合宿の様に四六時中一緒にいるとボロが出てしまうかもしれません。何か考えておかなくてはいけませんね。


「それはそうと、もう合宿の買い物は終了ですわね。あとは適当にショッピングでもして帰りましょうか?」


「「「賛成!」」」


 イリス対策は後で考えるとして、私達はお買い物でもする事にしました。


 折角の夏休みなのです、やはり楽しまなくてはね!



 マシェリーより:お読みいただきありがとうございますわ。

 「面白い」「続きが読みたい」「水着回!じゃないの?」等思ったら、☆で評価やブックマーク、イイネを押して応援してくだされば幸いですわ。

 ☆がもらえると ちゃんとした水着回が来ますわ。


 マシェリーの一口メモ

 【合宿!キャンプ!といったらBBQ?いいえ、あれでしょう?】


 マシェリーより宣伝

【今更ながら作者の作品紹介ですの。こちら緩く読めるファンタジー作品となっておりますわ。

最弱から最強を目指して~駆け上がるワンチャン物語~ https://ncode.syosetu.com/n9498hh/

よろしかったら読んでくれると嬉しいですわ。】

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