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第3話 修行

まだ短めですいません。

気がつくとそこは扉の前だった。あの神(クソガキ)が近くに雲みたいなのに座って、と言うか寝っ転がって待っている。

近くには見たことがない、まるで?女神のようにきれいな女の人が立っていた。

儚げな笑みを浮かべていてこちらを優しく見ている。

なんと言うかあれだった。そう!傾国の美女ってこういうことを言うんだなと思った。日度振り向くと国が傾き二度振り向くと国が滅びると言われるあの、、。

その女の人も神も、いわゆる神様の着てそうな、と言ってはなんだけど。

古代ギリシャ人みたいな服?衣?を着ている。


「あ、起きたか早くこっちに来い。」


あれだけのことをした神が、しれっとした顔で偉そうに言ってきた。まあ神だから偉いんだけど。


「なんだよ。」

ぶすっとした声で答える。相手は神?知ったこっちゃない。こちとら天下の中二だぞ??


「お前、神様相手にえらい言いぐさだな。」

神は、若干にやっと笑って言った。


「さっきは何をしたんだよ?」


「あれはお前の頭の構成を組み替えたんだよ。思考能力だけは天使の中でも上位の物になってるぞ。」


「まじかよ。神様アリガトウ。サスガ神様ダ。イッショウツイテイキマス。」

いやー。さすが神様だすごいなー(棒)。

神がなんか言ってる。「おいっ現金なやつだな。」キコエナイナー。ナンテイッテルノカナー。


「というわけで、お前には今から神にふさわしい力、と思考能力。そして神界の常識を学んでもらう。」

ふむ。

「なるほど修行をするのか。」


「まあそういうことだな。でその修行にあたって、この虚構の神に手伝ってもらう。」

やはり、あの女神様はやはり神様だったのか。

「よろしくお願いします。」

虚構の神が控えめに頭を下げてきた。すげえ絵になる。

「よろしくおねがいします。」

とりあえず俺も挨拶を返しておく。

「さて顔見せも済んだようだし、早速説明をするぞ。」


クソ長ったらしい神の説明を要約すると、要点は大体3つだった。


1つ目:神にふさわしい力量を得るには、時間のかかる修行をしなければならない。だから、現実世界ですると時間がかかりすぎてしまう。それを、虚構の神の能力の「虚数空間創造」で解決しよう、という話らしい。

虚数空間は、虚構の神の制御がかなりきく空間、そして虚数空間想像クリエイトフィクションはそれを生み出せる力らしい。で、それを使って、時間軸を現実世界とずらして、修行をしようというわけだ。


2つ目:まあ何かと便利。(ここの説明は、やけに長くてしかも詳細な説明だったので、よくわからなかったから省略)


3つ目:ここも何言ってんのかわからんかった。多分、修行の効果が外と比べていい、というようなことを言っていたのだと思う。


「、、、、、、ということで、このような理由から、この虚構神ちゃんに修行を手伝ってもらう。」

神が話し終えた。


「なるほど。」

わからん。


神はなにか言いたげだったが、ため息をついてそのまま言った。

「はぁ、まあいい。じゃこの扉に入ってくれ。この世界の初期設定は、ある程度お前の思ったように勝手に書き換わるようになってる。自分のしたい修行のイメージをしながら、扉に触れてみろ。」


俺は扉に触れた。すると、目の前にピコンッと、パソコンのウィンドウのようなものが浮かんだ。そこには、「この世界に入ると虚構神の完全支配を受けます。それでも入ることを許可しますか。」と書かれている。

まんまパソコンやん。ファンタジー感、皆無!


俺は許可のボタンに触れた。ピコンっと音がなる。眼の前が真っ白になった


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