第14話 ちゃきちゃき模擬戦
本当に遅れてすいません。ちょっと文字数が少ないのですが、大目に見ていただけると、、。
というわけで、前回の種明かし。
まあみんな知ってのこと、俺は窓から教室の床に風穴開けるという世紀末ピーポーな登場で、みんなの前に姿を表したわけだ。しかし、その主な理由は俺がスライム結界を押しに押しまくってぶっ壊してしまい、その反動で勢い余った俺が宙を飛ぶという原因があったのである。
TO・I・U・KO・TO・HAだ!俺にその結界をぶっ壊せるほどの魔力抵抗があったということなのである!!
「どんどんぱふぱふ〜。」
「何いってんのアイツ?」
「さぁ。」
俺が一人で盛り上がってるとそんな言葉が聞こえたが華麗にスルー。
魔法抵抗というのは何も、結界だけに作用するわけではないのだ。別に魔法攻撃にも、バフデバフにも俺の魔法抵抗は通用するのである。だてに師匠に「魔法抵抗はアホみたいにあるのに、魔法の才能終わっとるやんけ、、。」と言われているわけではない。(涙)その後の「まあ俺もお前と似たような感じの戦闘スタイルだしな。というわけで眼術と体術を神界一にするくらいには極めるぞ!!」という一言で俺の体術修行と眼術の修行は始まるのだが、、、。
俺のアホみたいな魔力抵抗の前には、一般的なもの(と思われる)結界もちょっと力を込めればぶっ壊すことができ、初級、中級の攻撃魔法はあっけなく雲散してしまうのである。
師匠いわくその魔力抵抗が邪魔をして自分の魔法の発動さえ阻害してしまうらしい。というわけで俺は今後一切、大規模なロマン魔法を打つことができないのである。
別にグラスにがんを飛ばしたのは、魔法のことと、うんちくプライドが合わさってちょっとムカついただけなのだ。流石に俺はうんちくのことだけでムカつくほど切れ症ではない。どちらかというと平和主義である。
そんなことがあったが、先生がまだ固まってるグラスを場外に魔法でぽいっと放り投げて、第二回戦が始まる。俺は観客席で観戦だ。
「それでは、はじめ!」
先生の宣言で試合が始まる。
対戦するのはさっきグラスの頭にげんこつを落として再起動させてたグラスの妹と、文字弾丸の女の子だ。
しかし思ったよりも勝負はあっけなかった。
文字弾丸にソニックブラスター的なものでグラスの妹を狙い打ちにする子と、その攻撃をほとんどよけるグラスの妹。(一回頬にかすって血がぱっと飛んだ)
その後攻撃を避けつつ接近したグラスの妹が空中から回し蹴りでその子をぶっ飛ばしたのだ。
飛ばされた子が”あーれー”という文字弾丸を放ちまくりながら、空を吹き飛んでいったのが印象的だった。ちなみにその攻撃でグラスの妹が気絶していた。
結局その試合は引き分け扱いとなり、じゃんけんで買ったグラスの妹が次の試合にすすることになった。
さて、ちゃきちゃき進もう。
その後の試合はエスパー少年VS釣り美少女だったのだが、これまた見事に瞬殺だった。
まずエスパー少年がよくわからん波動弾的なものを放った。そしてその前に釣り美少女が釣りに使っていた裂け目を移動させ、ものすごい力を放っていた波動弾を吸収する。最後にいつの間にかエスパーくんの上に出現していた裂け目から波動弾をエスパーくんに叩き返したのである。というわけで2試合あっさり終わり俺は休む間もなく第2回戦に向かう。
その対戦相手は明らかに強力な力を放っていた波動弾を使うエスパーくんをあっさり下した、あのプラチナ色の髪をして冷たい目をした美少女だった。
眠い〜。頭痛い〜。コロナにかからないだろうか(結構マジの心配)




