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隙間

作者: ふれみぃ

 かれこれ数年前頃だろうか、ぼくは不思議なものを見るようになった。


 隙間、どこにでもある。本との境目、棚との境目、人とすれ違う際の境目、光と影の間の境目。

 一瞬だけ空く隙間に、ぼくは見えてしまう。


 そこには人ならざる者がいることに。

 どうして見るようになったのかわからない。

 けれど某有名霊能者が昔言っていたことを思い出した。

「不思議な出来事が見えるようになると、幽霊とか見るようになるの」

 って、ああなるほどねと妙に納得してしまった。


 隙間は、見ようとしなくても自然と見えてしまう。

 そこにありえないものがあったとしても、見えてしまうのだ。

 心臓がドキッとしたとき、”いた”とわかっても、振り向いたときにはもういないのだ。


 これはぼくにだけということはなくみんなにも言える事。

 隙間を凝視することなく通り過ぎる際、奇妙な現象、寒気、誰かがいると悟ったら、あなたは霊感があるということになります。


 だた、わかっても決してそのことについて深く考えたり話しかけたりしない方がいいです。ついてきてしまうこともあれば、枕元に立つこともありますから。

 そのときは、お経を唱えるか、なぜついてきたのか尋ねてみましょう。

 お経をすべて唱える自信がないのなら、説得してみてはどうでしょうか。

 その後は、自己責任となりますので、お寺や霊能者に訪問なさってみてはいかがでしょうか。

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