ジャングルの食材Part1
5人分の食材を得るため陽季と楓土は火の番
浩太、金五郎、千歳は食材を探しに行った
千歳「金五郎、目印のために木の棒を十字にして地面に埋めてくれ」
金五郎「御意!」
浩太「かしけー!」
千歳「ふっ、よしてくれよ」
メガネをクイッとするもその下の顔はニヤケが止まらない
千歳「着いたぞ、さっき焼いてたのはこれだ」
浩太「おぉー!桃だー!」
金五郎「うまそうだなぁ!」
大きな木の上に桃がたくさん実っている
金五郎「しかしでけぇなぁ登ってとったのか?」
千歳「いや、落ちてるのを拾っただけだ」
浩太「落ちてんじゃん!いただき!ガリッ」
浩太「かってえええええーーーー!どひぇー!!!!!!!!」
千歳「浩太、そうなんだ。青い桃でもない。おそらく別の果物だ。だから焼いてみたんだよ、まだ食べられるかはわからない」
浩太「ひょ、ひょうにゃんだ」
千歳「して金五郎、君の力が必要だ」
金五郎「落とせって事だなぁ?」
金五郎「ゔぉぁおらぁぁぁ!」
ドスっとタックルをする
揺れるが落ちない
金五郎「びゃがぁぁぎゅらばぁぁぁ!!!!!!」
ドシーーンとタックルをする
ボタッボタッボタッっと20個ほど落ちてくる
千歳「でかした金五郎」
金五郎「おうよ!」
浩太「おほほほほほー!いっぱいだぜーーーー!!!!!!!!名前決めたぞ!カタモモだカタモモ!」
千歳「安直だな」
その頃、火の番組は
陽季「ぷぅた、山でのこと覚えてる?」
楓土「うん、きんごとちととどうくつで遊んでたよ」
陽季「そうか、俺どこにいたかわかる?」
楓土「ぜーんぜんわかんない!」
陽季「そうかぁ」
楓土「あ!でもね、けっけかミッチーならわかるかも」
陽季「そうだなぁ、飯食ったら早く探さないと」
その頃、食材組
浩太「うぉおー!キノコがあるぞ!」
目を輝かせながら浩太が騒ぐ
浩太「食えそーじゃね!?!?」
千歳「キノコは駄目だ、知識がない。残念だがやめておこう」
浩太「えぇー鍋しようぜー鍋ー!
千歳「奏太〈そうた〉は鍋が大好きだからな」
浩太「ああ、大丈夫かな...あいつら」
金五郎「ちと」
千歳「悪い」
浩太「ま、まぁ帰れないんだからしょうがねー!奏太が上手くやってくれるだろ!」
浩太は3人兄弟だ
浩太が長男
奏太〈そうた〉が10歳の次男
華織〈かおる〉が8歳の長女
帰ってこない親の代わりを浩太が務めている
金五郎「まぁちとの言う通りだ帰ったらみんなで奏ちゃんと華織ちゃんとパーティしような!」
千歳「そうしよう」
浩太「んぉぉおまえら〜」
千歳「にしても海でもあれば貝なり魚が食べられるんだが」
浩太「ん?海ならあるぞ」
千歳「ほんとうか!?好都合だ、みんなが揃ったら海に行こう」
浩太、金五郎「御意!」
食材探しはまだ始まったばかり
3人はまだまだ探す
陽季「ぷぅた...そろそろそれ脱がないか...?」