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大百足

投稿が遅れてしまい、申し訳ありません! こんな作品、タイトル略して元むすですが、何とか更新できました。お気にいただければ評価や登録のほどをよろしくお願いします。


 辺境の町から北西へ離れた樹海。エルフ族や妖精族、小人族に翼人種など、数多くの人種が暮らす自然の中の都市は、昔から冒険者との関わりが深い。

 開拓が進んでいない分、魔物が寄り付きやすいからだ。彼ら自身が樹海の都に近寄ってきた魔物を討伐ないし、追い払うことは頻繁にあるが、それも頻繁になると冒険者の手を借りたくなるというもの。

 ならば住居を変えるか、森の外の街のように開拓すればいいのではという意見も外部からあがったが、エルフは森林に住まう者という長寿種族特有の固定観念が、妖精族と小人族は草花の下に、翼人種は樹上に住むという生物的な習性があり、石造りの家や街には不馴れなのだ。

 そんなわけで、彼らは気温の上昇に伴う魔物の増殖の対応に冒険者を雇う。その冒険者に即発されて、自らも冒険者となって大陸を股にかけ、名を上げる者も多い。

 冒険者階級最上位であるSランクの翼人種、《八咫梟(やたふくろう)》に、史上初の小人族の冒険者であり、全冒険者唯一の例外である三位一体のSランク、《小鬼衆(こおにしゅう)》。

 他にも上位に君臨する冒険者が、この樹海から排出されていることも、樹海の都が冒険者ギルドとの関わりの深さに一役買っているのだろう。

 

「いたぞ! 今回の討伐対象だ!」


 そんな生物豊かな樹海の真っ只中。亜人種たちの都から二里離れた位置で、クードは左手に持つ赤茶色の水晶に刻まれた魔封じの術式を、右手の短剣で削ってすぐさま投げつける。


「キィャアアアアアアアアアアアアッ!!!!」


 開拓されていない樹海特有の巨大な樹木に巻き付くソレに水晶がぶつかった瞬間、バチバチバチィッ!! と、けたたましい音と共に放電する。

 耳をつんざくような悍ましい悲鳴を上げて、左右に開閉する口から涎を吐き出しながら無数の足で移動を開始するソレを見て、レイアはボウガンを構えながら、鳥肌が立つのを自覚しながら叫んだ。


「あぁ、もう! 前の巨大蜚蠊(ジャイアントバグ)の時といい、最近こんなキモイのとばっかり戦ってない!?」


 武器はエルフからすれば邪道と言われるシロモノだが、自身の血の半分は弓の天賦を持って生まれる種族のもの。解き放たれたルーン文字が刻まれた鉄矢が、黒々とした甲殻の隙間……僅かに露出した柔肉に穿たれた。

 電撃の影響で動きが鈍くなったことも影響しているのだろうが、全身をうねらせながら移動する的に三連射された鉄矢を寸分違わず撃ち込めるその技量は、彼女の才覚と修練の賜物だ。


「あの矢には麻痺のルーンが刻まれてる……先手は任せたよ、カイル!」

「了解!」


 そして盾とメイスを構えたカイルがソレに向かって駆け出す。


「《身体・強壮》……更に、《火炎・衝撃・強化・付加》!!」


 身体強化魔術、《フィジカルブースト》によって全身に力を漲らせ、平時と比べて爆発的な加速で接近しながら四節からなる詠唱を唱えると、メイスの先端が赤くなるほどの熱と炎を発し、それらを覆うような光の膜が出現する。


「くらぇええっ!!」

「ギュワアアアアアアアアアッ!?」


 自身の打撃に炎熱と衝撃強化を付加するカイルの改変魔術にして最強の攻撃手段、名付けて《フレイムスマイト》が魔物の頭に直撃した。

 生物を焼く臭いがカイルの鼻腔を刺激する。以前は大熊の頭も陥没させた渾身の一撃だが、それでも敵の頭に罅を入れる程度だった。


「か……硬い……!」

「下がれカイル!」


 先端が針状になった触覚がしなり、カイルの体に突き刺して毒を送り込もうとしたが、それよりも早く後ろへ跳んだカイルと魔物の間に入るこむように、クードが発動させた、地面から石の壁を生み出す魔術、《ストーンウォール》が仲間を守る。


「あれ絶対ムカデじゃないよ! 頭叩いた時、間違えて岩でも叩いたのかと思ったし!」

「加えて触覚の先から垂れた汁が地面を溶かしてやがる……あれは絶対に毒だな」

「おまけに最初の麻痺も解け始めてるし……もう何なの、あのキモ虫」


 学名にしてジャイアントキラーセンチピート。通称、大百足と呼ばれる凶悪にして醜悪な魔物の討伐が、今回Eランク冒険者三人が請け負った依頼である。

 全長にして十メートルほどある巨大なムカデだが、その凶暴性はカイルたちが知っているムカデとは比較にならないほどで、なんと家畜から人まで齧り、食い殺してしまう肉食の虫なのだ。

 

「先手必勝で頭を割るつもりだったのに、まさか罅だけで済むなんて……自信なくしそう」


 加えて全身を覆う甲殻もまた頑強。明らかに一般人の手に負えない、冒険者の手に討伐が委ねられる怪物だが、何よりも先立つのは拒否感と嫌悪感。


「うぇぇえ~……! 見てよあれ、触覚がウネウネ、脚がワサワサしてて気持ち悪い……今すぐ逃げ出したい」

「前に戦った巨大蜚蠊の時よりかはマシじゃない……?」

「くっちゃべってる場合か!」


 巨大ムカデの数百に及ぶ黒い個眼で構成された複眼はまっすぐと三人を見据えている。表情の変化がない虫でありながら雄弁な殺意と怒りを感じるあたり、最初の連携攻撃は相当腹に据えかねていたのだろう。


「来る! 二人とも、散開! プラン2だ!」

「おうっ!」

「任せて!」


 疾走。突進。百の足を高速で動きながら体当たりしてくるその速度は、さながら軍馬。地面を抉り、木々をへし折りながら迫る大百足が方向転換できない距離まで距離を縮めるのを待ち、三人は瞬時に横に跳躍。

  

「《石壁・展開・三方》!!」

「《水滴・落流》!!」


 この世に存在するたいていの生物というのは、顔が向いている方向に進む。クードは先ほど発動させたのと同じ魔術、《ストーンウォール》を詠唱改変によって大百足の顔の前方と左右の三つ、行く手を阻むように展開させた後、それに続くようにレイアが滝のような豪雨を局所的に降らせる魔術、《フォールレイン》で大百足をくまなく濡らす。


「《旋風・冷却・吹雪》!!」


 そこに間髪入れずにカイルの手から凄まじい冷気の風が渦を巻いて大百足の表面を濡らす水を凍りつかせていく。氷の初級魔術、《ホワイトフォース》だ。


「よーし、固まった!」

「今の内に叩きまくれ!!」

「足をへし折って機動力を削ぐことも忘れないでね!!」


 動きを封じた相手に魔術や鉄矢、短剣やメイスの一撃を与えまくる新人冒険者たち。一見して大百足の方が可哀そうに見えてくる光景だが、彼らからすれば、こうしなければ勝利は得られないのだ。

 たかが虫、されど虫。体力も膂力も体格も頑強さも、全てにおいて上をいく相手であることは、目撃情報から察している。ならば一片の驕りもあるはずがない、持ちうる手札、使える手段の全てを駆使して打ち砕く。それが尊敬する指導者たちの教えだ。


「動かすなよ! 魔術で出来るだけ弱らせる! 可能ならそのまま倒す!」

「分かってる! いちいち命令しないでよ!」


 普段通りの喧嘩をしながら、魔力とポーションが続く限りと言わんばかりに《ホワイトフォース》を大百足の胴体に浴びせ続けるクードとレイア。そんな二人から少し離れた位置、大百足の頭を囲む石壁の傍を陣取っていた。


「《丸焼きだ・このまま一気に・燃え尽きろ》!!」


 言葉と詠唱を同時に発し、カイルの手のひらから火球……《ファイアーボール》が射出され、大百足の頭が炎に包まれる。


「ピギャアアアアアアアアアアアアアッ!!」


 悲鳴を上げて、石壁にぶつけながら頭を左右に振り回す大百足だが、カイルは慈悲は無いと言わんばかりに火球を連射する。

 近接攻撃などを始めとする物理的な攻撃は効果が薄い……というよりも、単に力不足であることは最初の一撃で理解できていた。重量級のメイスによる脳天への攻撃も罅程度に収まる硬度だ。

 虫が総じて苦手とする炎や冷気で攻めるしかないだろう。これがアステリオスやシャーリィならば、その硬い甲殻は紙を割くかのように断ち斬られるのだろうが、生憎頼りになる先達たちはここには居ない。

 相手に反撃を許せば死のリスクは大幅に高まることを知っている冒険者。今ここが正念場たと魔力回復のポーションを飲み干そうとポーチから瓶を取り出した瞬間、彼らからすれば想定外の事態が起こった。


「キュワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」

「うわぁああっ!?」

「きゃあああっ!?」


 大百足の全身が震えだしたかと思えば、全方位に向かって衝撃波が広がる。不可視の一撃は全身を強かに打ち、新米冒険者たちは何が起きたのかも理解しきれずに地面を転がった。


「ぐっ……やばい、奴の拘束が解けた……!」


 氷諸共、石の壁も砕いた大百足は焼け焦げた顔でこちらを睨む。素早く立て直そうと体を起き上がらせる冒険者たち。しかしそんな彼らに大して、大百足は怒り狂いながら突然見当違いの方向へと走り出した。


「ピギィイイイイイイイイイイイッ!!」


 先ほどの集中攻撃の成果だろう。足がごっそりと圧し折られた大百足はヨタヨタと走りながら木や岩に頭をぶつけ始める。よくよく見れば。黒い眼球は炭化し、触覚は焼失していた。


「あ、頭を攻撃したおかげで、何とか助かったね」

「でもあれ、どうやって止め刺すの?」


 のたうち回り、周囲の木々をへし折り、岩を割る大百足。至らない技量での接近戦が厳しいのは分かり切っているが、遠距離から攻撃しようにも魔力が無ければポーションもない。先ほどの衝撃波で瓶が割れてしまった。


「とりあげず、このポーチに染み込んだポーション、絞ってみる? 相手はまだこっちが見えてないみたいだし」

「問題は誰が飲むかだよな」


 回復できる魔力量は微々たるものだろう。再度使える魔術はせいぜい一回、ならばとどめ役は最も魔術による攻撃を得意とするもの―――― 


「……カイル、頼む。一発で決めてくれ。これで決められなけりゃ他に有効な攻撃手段がなくなる」

「う……うん」


 緊張がカイルの体を蝕む。これで外せば、今回の依頼は失敗に終わるだろう。それは冒険者としての信頼の失墜、まさにパーティの命運をかけた一撃だ。

 暴れる大百足から距離を取り、空瓶に向かってポーションを絞り出すレイアの隣で、カイルは緊張に震える手を抑えて息を整える。

 こういう時に思い浮かべるのは、目標にして憧憬そのものである白い剣士の背中。ただ立って剣を構えるだけで花のように美しい彼女なら、我を忘れて暴れ狂う魔物にも、一切怯まず立ち向かうのだろう。

 ならば自分も立ち向かおう。たとえどんな困難な局面でも、その先に見据えた境地があるのなら、あと一歩前へ前へと踏み出せる。

 



 樹海から辺境へと戻る帰路、クードはしかめっ面を浮かべながら告げた。


「で、お前は何時までシケた面してんだよ」

「あ……うん、ごめん」


 依頼は無事成功した。火炎の一撃フレイムスマイトは見事、大百足の炙られた脳天を叩き割り、樹海の都からは感謝され、悠々と辺境の街へと戻る一行だったが、なぜか勝利の立役者であるカイルの表情は浮かない。


「なんか、最後の大百足との攻防がね」

「上手くいったじゃん。相手が暴れ疲れてグッタリしたところで頭に一発! 狙い通りじゃん」


 結局カイルがとった手段は、相手が暴れ疲れて弱ったところに頭を叩き潰すという安全策だった。のたうち回る大百足を相手に、狙いが安定しない遠距離攻撃は難しく、だからと言って近寄ることもできない。

 不規則な攻撃をまき散らす暴走を掻い潜る技量も持ち合わせていないカイルに出来ることは、描いた理想と目標から遠く離れた攻撃だけだったのだ。

 急を要さない状況で確実性のない手段を選ばず、安全かつ確実な手段を冷静に選択する。多くの冒険者たちが褒める一撃だったが、カイルとしては現実と理想の差のおかげで、素直に依頼の達成を喜び切れない。


「しっかし、やっぱり今の俺達って決定打を決められる奴がいないんだよなぁ」

「そうだよねぇ……結局、硬い相手には魔術頼りになっちゃうし、魔力もポーションもなくなったらどうしようもないっていうのがなぁ。どっかの誰かさんの短剣は威力無いし」

「どっかのチビの矢もな」

「「…………っ!」」


 売り言葉に買い言葉。レイアを顔面鷲掴み(アイアンクロー)で攻め立てるクードと、クードの向う脛をブーツで蹴りまくるレイアは、互いに唾を飛ばしながら怒鳴りあった。


「あんたが近接戦のパワーが不足してるのが悪いんじゃんか! この間だって、短剣ポッキリ折れてカイルに近接戦丸投げ状態だったじゃん! 下手くそか!」

「テメェこそ、魔術の威力低すぎるんだよ! さっきもそうだったが、《ファイアーボール》でも木に薄っすらと焦げ目しかつかないってなんだ!? マッチ棒か!」

「ちょっとちょっと!? 二人とも止めなってば!」


 いつもの調子で取っ組み合いの喧嘩を始める二人の間に入って止めるカイル。

 

「どっちにしろ、この問題を解決しないと昇格審査にも響くかもだし、新しい仲間がいるかもね」


 冒険者ギルドでは定期的にランクの昇格を申請する審査会が開かれる。例えばEランクがDランクに昇格するには、Dランクに相応しい能力と依頼達成数、そして人格が問われるのだ。

 異性関連や私生活でのトラブルがそのまま影響する、意外と厳しい審査ではあるが、この点は三人とも特に問題はない。問題があるとすれば、パーティとしての能力審査。

 今回のように体の強度が高い敵を前にしてトラブルの発生率が高いというのは、審査に悪い影響を与えることは明白。サポート二人、中衛一人では、どうしても火力不足が否めないのだ。


「これでアステリオスさんが居てくれればなぁ」

「居ないもんは仕方ないだろ」


 冒険者に登録したての頃に指導してくれたアステリオスは現在パーティから外れ、この夏に登録した新米の指導に当たっている。いつまでも高位ランクの冒険者がパーティに居ては、カイルたちの昇格の妨げになるからという理由もあるからだ。


「……ていうか、暑い」

「……樹海は木陰だらけだから気にならなかったが、こうして平原を歩いてると地獄だな」

「……うぅ、早く騎乗竜(ランギッツ)に乗れるようになりたい……毎回乗れるほどの稼ぎないけど」


 どうしたものかと頭を悩ませる三人だが、こんな炎天下の中では全く思考が纏まらない。風を切るように走る低竜に乗っての遠出はさぞ爽快なのだろうが、残念なことに三人とも騎乗竜を走らせるほどの技量はないし、毎回借りる金も、買い取る金もないのだ。


「もうすぐ途中の林に着くから休憩していこうぜ。あそこは湖もあるし」

「賛成~」


 辺境の街と樹海の間には小さめの湖が広がる林がある。ここから決して遠くはない距離だからと気力を振り絞って歩き、余分に持ってきた水分を補給する。シャーリィの忠告を聞いたおかげで、熱中症にはならずに済みそうだ。


「や、やっと着いたぁ~」

「もう我慢できねぇ、俺は飛び込むぞ!」


 まるでゾンビのような足取りで辿り着いた林の中の湖は透明度が高く、水面を撫でる風は火照った体を冷やしてくれる。

 泳ぎは夏最大の娯楽だ。降り注ぐ太陽の熱気に当てられた三人はもう我慢できないと言わんばかりに、服を着たまま飛び込もうとしたが、その直前にカイルが妙なことに気付く。


「ちょっと待って二人とも」

「え!? 何!?」

「早く飛び込みたいんだが!?」

「いや、あれ」


 カイルが指さしたのは湖の中心に近い、人の足が届かない深い場所。そこではバシャバシャと水飛沫が上がっている。

 水生生物が暴れている、もしかしたら魔物でも住んでいるのかと警戒をしていたが、目を凝らしてよく見てみれば、激しく波打つ水面から覗くのは白い人の手だった。


「……溺れてるんじゃない!?」

「うっそ!?」

「早く助けねぇと!」


 服を着たまま一斉に湖へ飛び込み、大急ぎで水飛沫の元へと泳ぎ寄る。三人とも夏になれば泉や湖で泳ぐことが多く、水を吸った布を纏っているとは思えないほど卓越した泳ぎを見せるが、その中でもカイルは頭が一つ抜きんでている。


「大丈夫です……か……?」

「けほっ……けほっ……」


 クードとレイアを置き去りにする形で溺れている人物の上半身を水上に浮き上がらせると、カイルはこの人物が見覚えのある長い白髪であることに気が付いた。

 水に濡れて光を反射する髪と、黒い水着で強調された雪を欺く肌。そして腕の中でゆっくりとこちらの顔を見上げる蒼と紅の瞳をまっすぐに見据え、カイルは自分の直感が正しかったことを認識する。


「……え? カイル、さん? な、なぜここに……!?」


 至近距離にある憧れの人、シャーリィの玲瓏な美貌。細くしなやかでありながら柔らかい肢体。そして自身の胸板に押しつぶされる豊満な胸の感触が脳に伝達された瞬間、カイルは意識を失った。


「うわあぁああっ!? カ、カイルが! カイルがぁっ!!」

「何だその顔色は!? 息はしているのか!?」


 透明度の高かった湖が、見る見るうちに赤く染め上げられていく中で、冒険者たちの悲鳴が夏空に木霊した。


カイル君の命はいったいどうなるのでしょうか?

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