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カナリアの天敵


 善意を全力で拒否されてヘルメスが戸惑いの表情を浮かべていると、部屋の宙空に黄金の渦が巻き起こり、カナリアが姿を現した


「やーっぱりここに居ったか、ヘルメス」

「まぁ! まぁまぁまぁ!! 久しぶりね、カナリア! 会えて嬉しいわ!!」


 まるで長年会えていなかった大親友と再会を果たしたかのように喜色を浮かべるヘルメスだが、それに対するカナリアは不遜な嘲笑を浮かべるのではなく、珍しく不機嫌そうだ。


「理事長先生、どうしたの?」

「凄い嫌そうな顔してるけど」

「……別に何でもないのじゃ。それよりもヘルメス、休むんなら妾の別荘で休むが良い。折角この妾が用意してやったのじゃ、無駄骨を折らせるような真似をすればただでは済まさぬぞ」

「……本当にどうしたの? 何時もの理事長ならもっとこう……」


 恩着せがましい事を言ってマウントを取ろうとしてくるはず。にも拘らず、カナリアは出来る限りヘルメスと早く会話を打ち切ろうとしているかのように淡々とした会話を心がけようとしているように見える。


「えぇ、えぇ! カナリアは私の為に泊まる場所を用意してくれたのでしょう? 私、とても感激したわ! 何か恩返しをさせてちょうだい!」

「気色悪い事を言うでない。妾がお主の泊まる場所を提供してやったのは取引、ビジネスじゃ。臨時の養護教員として雇うための報酬の一部じゃよ」

「ビジネスなんて……そんな寂しいこと言わないで? 私は貴女の助けになるのならお金なんていらない……だって私たち、九百年来のお友達じゃない」


 その言葉を聞いたカナリアは心底嫌そうな顔を浮かべた。


「お・と・も・だ・ちぃ~? 腐れ縁の間違いじゃろ? お主がしつこく妾につき纏ってきたのが始まりじゃ。何時妾がお主と友になんぞなったのか、そんなの寝耳に水なのじゃ。そもそもそんなもの、妾には必要ない。何せ妾に並ぶ者など一人としておらんのじゃしぃ~」


 どこかぶっきらぼうに言い捨てるカナリア。その様子も珍しいのだが、それ以上にヘルメスの様子がおかしい。その表情には悲しみと慈愛がない交ぜになり、宝石のような瞳から一筋の涙を溢し始めたのだ。


「悲しい……私はとても悲しいわ、カナリア。貴女はまだ後悔と苦しみの中で必死に贖い続け、そうやって一人で抱え込んで自分を追い込もうとしている。だからお友達なんていらないなんて言えるのでしょう?」

「な、なーにを言っておるんじゃ。妾は本当のことしか言っておらぬ。まぁ、偉大なる妾を敬わぬ不届き者は多いが――――」

「いいの! もう何も言わなくていいのよ、カナリア!」


 そう叫ぶや否や、ヘルメスはカナリアを熱く抱きしめる。熱烈抱擁とは正にこの事を言うのか、カナリアは必死に抵抗しているが、ヘルメスは一切放す気が無い。


「ぐわー!? 何じゃ急に!! 離せ、離すのじゃ! はーなーせー!!」

「大丈夫、怖がらないで!! 例えどれだけ貴女が暴虐に振る舞ったとしても、貴女の傷付き、病んだ心を救うことを諦めないお友達がここにいるわ!! 必ず私の愛で、貴女の心を救ってみせる!! 私の全てを賭してでも!!」

「誰もそんなこと頼んでおらぬじゃろうがぁああ!! あぁ、もう!! だから毎度毎度こ奴に依頼するのは嫌なんじゃ!!」


 二人だけですっかり姦しくなった空間に呆気を取られる母娘三人。孫馬鹿の事でも揶揄われた際は動揺してみせたカナリアだが、未だかつてここまで彼女を翻弄する者がいただろうか……そんなことをソフィーとティオが考えていると、シャーリィは疲れた声で小さく呟く。


「まぁ……先ほど誤魔化したことは、つまるところこういう事なのですよ、ティオ」

「え? ママ、どういうこと?」

「色々な意味で、ヘルメス先生は《半不死者(イモータル)》の中でも一際厄介な気質の持ち主ですからね。特にカナリアのような輩にとっては特に相性が悪く、本人がどれだけ邪険に扱っても何かと頭が上がらなくなってしまうのですよ。……カナリアに限った話ではありませんが」

「あぁ……なるほど。確かにヘルメス先生なら、理事長相手でもそうなるかもね」


 カナリアのような悪に属する質の者からすれば、ヘルメスのような頭の捻子が外れた善人というのはとにかく相性が悪いらしい。自分のペースに乗せることも出来ず、とにかく善意を全面に押してくるので調子が狂うのだろう。


「しかしカナリア、先ほどの口ぶりから察するに、これまでも何度か修学旅行にヘルメス先生を臨時で雇い入れていたようですが、なぜそこまでして? 貴女ならヘルメス先生程とは言わなくても、腕の良い他の治癒術師を呼べるでしょうし、自分と相性が悪い者を近づけることもしないでしょう?」

「いや……だってそれは……」


 口ごもるカナリア。しかしそこに余計なことを口走り始めるのは、やはり精神が壊れた善人だった。


「大丈夫! 私には分かるわ、カナリア! 貴女の心にも確かに愛があるということを!! だってそうじゃなきゃ、貴女の子孫たちが修学旅行で国外に行く時、もしもの時の為に出来るだけ腕の良い医者をって、世界中を巡っている私をわざわざ探しに毎回――――」

「《くたばれ》っ!!」


 顔を真っ赤にしたカナリアが罵倒と同時に魔術を詠唱し、ヘルメスの全身は電撃に包まれる。しかし、全身に激痛が走っているであろうヘルメスはそんな痛みなど苦にもならないと言わんばかりに笑みを浮かべ、より強くカナリアを抱きしめた。


「大丈夫……怖くない、怖くないわよ」

「そんな警戒心剥き出しの犬猫に噛まれた時みたいな優しい対処止めてほしいんじゃが!? ぐわーっ!? じ、蕁麻疹がぁあああ!?」


 自分の性に合わない態度をとられ続け、遂には蕁麻疹まで出てきたカナリアだったが、それでもヘルメスは離す気が無い。何だったら、蕁麻疹を治しながらカナリアを強く抱きしめている。

 世界に恐れられる《黄金の魔女》の、実に珍しい醜態。さしもの彼女も天敵には敵わないのかと、母娘三人は珍しいものを眺めながらヘルメスが落ち着くのをのとりあえず待つことにしたのであった。




 胡散臭い。つい先日まで、平和な世界の学生でしかなかった彼の脳裏にそんな四文字がよぎる。

 彼の常識において、魔術や異世界など空想上の存在だ。にも拘らず、今もこうして故郷では決して生息するはずのない魔物や、宮廷魔術師が手のひらから放つ火球や冷気を目の当たりにすれば疑いの余地もない。

 詐欺でも盛大な悪戯でもなく、本当に自分たちの知る理から外れた世界に来たのだと、そう納得せざるを得なかった。


「諸君らにはこの世界への門を潜る際、女神によって戦うための加護が与えられている。その力によってこの世界を混迷に導く邪悪な魔女、カナリアを倒してくれ」


 皇帝アルベルトの言葉に最初は疑念を感じていた面々だったが、宮廷魔術師の魔術による補助を受けることで、彼は勿論、クラスメイトたち全員が突如得意な力に目覚めたのだ。

 ある者は岩をも砕く怪力を。ある者は何の練習もなく強大な魔術を操る力を。またある者は如何なる怪我をも癒す力を。そしてまたある者は飢えて衰えた兵に活力を与え、一騎当千の兵にする力を。

 まるでどこかの小説の中身のような展開だ。事実は小説よりも奇なりとは言うが、小説通りの体験などあっていいのだろうかと、彼は興奮するクラスメイト達の中でただ一人呆れていた。


(だからって……なんで俺たちが戦わなくちゃならないんだ……)


 いくら力があるからと言っても、それとこれとは話が違う。

 彼の故郷でも戦いの歴史があったが、それはもう百年以上前の話。平和であることが当たり前で、平和を維持する努力をすることが当たり前という意識が深く根付いている。

 だから戦いなど忌避すべきことだ。それは彼以外の、女神とやらによってこの世界に招かれたクラスメイトや教師も同じはず。


「皆、この帝国の街を見ただろう? 人々は貧しさに痩せ細り、飢えを凌ぐために奪い合う……そんな世界を作り出したのが邪悪な魔女カナリアと、その傘下にある王国だというのなら、僕たちは今目の前で苦しんでいる彼らの為に戦うべきなんじゃないのか? それが女神に選ばれた僕らの使命なら!」

「そうね……その通りだわ!」

「人が困っている。助ける理由はそれで十分だ。やってやろうぜ、皆!」


 だがクラスでも影響力のあるグループがそんな事を言ったのを皮切りに、彼を除くクラスメイト全員が戦うことに肯定的になり始めたのだ。気の強い面々だけではなく、口喧嘩すら満足に出来ない大人しい女子すらも。

 確かに彼らの言っていることはある意味正論だ。今の帝国は荒廃していて、平民たちは飢えて奪い合う。それをどうにかできる力と時間があるにも拘らずしないのは、薄情者か卑怯者のどちらかだろう。

 だがそもそもにおいて、アルベルトたちが本当の事を言っている保証が一切ない。もしかしたら自分たちを騙すために利用しようとしているのではないのか……クラスメイトたちのあまりの変わりようを見ると、魔術か何かで操られているのではないかという疑念の方が強くなってきた。

 

(……逃げないと……逃げて、元の世界に帰るんだ……!)


 クラスメイトたちは血走った眼で、打倒カナリア、打倒王国と高らかに叫び、連れ去られたアルベルトの妻子を取り戻すと息巻いている。自分もいつかそうなってしまうのではないのか、そんな恐怖に駆られた彼は、女神の加護と呼ばれる力を以てして帝国から脱出することに成功する。 

 彼にもまた強大な力が宿っていた。何の訓練もせずに手にした実感のない……反則(チート)と呼ぶに相応しい得体のしれない力だ。

 皮肉なことに、街壁の外に出れば魔物の生息区域であるこの世界において、この加護は生き残るための強力な武器になっている。道中知り合った行商人や旅人の護衛を僅かな食料を対価に引き受けて、彼は王国へと辿り着いた。


(やっぱり……あの皇帝の話は嘘だったんじゃ……?)

 

 そこで彼が見たのは華やかに栄えた王都。貧困街もなく、生活の為に仕事の斡旋が行われ、子供たちには積極的に教育を受けさせようとする、文明規格こそ違えど、彼の平和な故郷を思わせる、そんな国であった。

 その確信を得るために、ここまで連れてきてくれた行商人に話を聞いてみれば、帝国では諸悪の根源のように言われていた、《黒獅子王》の異名をとる王国の元首、エドワルド・ペンドラゴがいかに優れた治世を敷き、民草に平和と繁栄を齎した大陸史上屈指の賢君であるということ。

 そして皇帝アルベルト・ラグドールがどれだけ不評を集めるような暴君的な治世を敷き、幾人の餓死者や自殺者、国外への逃亡者を生み出したのかということを。

 考えてみれば、帝国の町行く人々はあれだけ貧しそうにしていたというのに、アルベルトを始めとする貴族たちが贅沢な暮らしをしているというのも可笑しな話。そして治安を維持する警察という、彼にとって実に馴染みのある名前の組織を疎ましく思っていた理由も分かったような気がした。


(やっぱりここまで逃げてきて正解だった)


 戸籍が無いため定職には就けないが、冒険者にはなれる。彼は加護の力を活用し、冒険者として金銭を得ながら、元の世界に戻る為の手段を探す日々を始めた。

 そんな日々の中、彼はある依頼を受けることになる。それは王都から少し離れた場所に位置する、朽ちた遺跡の調査だった。

 なんでもその遺跡は冒険者の中でも最強の剣士の異名を欲しいがままにする、《白の剣鬼》と呼ばれる人物が数年前に吸血姫を封じたという場所なのだが、最近その封印が弱まってしまったのか、呻き声が響いてくるという情報が入ったのだ。

 この吸血姫という者、かつては王都を混乱に貶めた凶悪な魔物で、もし封印が弱まって復活するようなことがあれば大事になる。そうなる前に再封印をするよう、新人ながらに活躍をする彼に話が回ってきたのである。

 その話を引き受けた彼は、封印に使う銀の魔剣を譲り受けて遺跡へと向かった。確かに話に聞いた通り、遺跡の奥から女のすすり泣くような声が聞こえてきたが、特に大した困難もなく、遺跡の最奥にあるという封印場所へ向かうと、そこには見たこともないくらい美しい少女の生首……その額が銀剣で貫かれ、壁に縫い付けられていたのだ。


「お、おぉ……! このような辺鄙な場所まで人がこようとは……! 女神の奇跡だ……! た、頼む……そこな旅の方、どうか余を救けておくれ」

「いや、無理無理無理無理!! 絶対無理!!」


 長く煌びやかな薄金色の髪に、まるで精巧な作り物めいた整った顔の、長い耳と尖った犬歯が特徴的な少女が涙混じりに懇願してきたが、少年は思わず首を何度も左右に振って拒否を示した。

 如何に美しい容姿をした少女でも、それが首だけの状態……しかも頭を剣で貫かれているのに平然と喋っている様子はもはや単なる恐怖でしかない。そう言って銀の剣を構える彼を見て、吸血姫は心の底から絶望したような表情を浮かべ、目尻からボタボタと涙を溢す。


「な、泣くなよ……だってお前、何年か前に王都で悪さしたんだろ? そんな奴の封印を解けって言われても……」 

「頼む……後生、後生の頼みだ……! もう二度と悪いことはしない……反省した。人気のない場所に引き籠り、静かに暮らしたいだけなのだ……!」


 涙ながらに何度も何度も懇願する吸血姫。そこで思わず警戒心よりも同情心が上回ったのは、彼が平和な世界の住人だったからだろう。彼は思わず吸血姫の封印を解いてしまった。

 だが幸いにも、吸血姫の態度や言葉に嘘はないようで、彼の手を両手で握って何度も何度も涙声で謝礼の言葉を述べていた。

 聞いた話では、この吸血姫は種族特有の力である眷属化で王都の住民を密やかに操り、王都全体を支配しようとしていたらしいのだが、そんな凶悪な魔物像からかけ離れた姿に疑念が生じる。一体どうしてこんな殊勝な性格になっているのかと。


「む、昔王都の支配など大それたことを考え、実行に移したのは本当だが……結構早い段階で冒険者たちにバレてなぁ。最初は人間など返り討ちにしてやるなど、愚かにも調子に乗っていたのだが、余を討伐するために派遣された白い女剣士がとにかく恐ろしい奴で……。夜の間だけは不死身の余を一晩中細切れにし、再生してはまた細切れにするを繰り返し続けて、朝になって力を失うや否や首を刎ねられ、銀の剣で串刺しにされて封印されたのだ……」

「そ、それは何というか……お気の毒に」

「うぅ……あ、あんなおっかない奴がいるなんて……冒険者って怖い。封印とか何やらの影響で力も半分近く失ったし、僻地に引き籠って、美味しい血の豚を育てながら暮らしていきたい……」


 余程怖かったのだろう。一人称が余というあたり、元は尊大な性格をしていたようなのだが、今ではすっかり陰気で臆病な性格になってしまっている。

 こんな調子で居られては、依頼達成の為に再封印というわけにもいかない。かと言って、ギルドにうその報告をして逃がすことも出来ない。そんなことをしても、依頼達成確認の為に訪れる神官の《センスライ》の魔術で見破られてしまう。

 悩むに悩んだ彼だったが、結局泣いて縋ってくる吸血姫を見過ごすことも出来ず、ギルドに対して不義理だと心苦しかったが、青銅の認識票を封印場所に置いて、そのまま行方を晦ますことに。

 幸いにして彼の受けた加護は実戦と訓練を経て、ギルドに頼らずとも二人で食って暮らすには困らない生活が出来る類のものに成長を遂げていた。

 国境を越えて大陸各地を移動して渡り、彼は変わらず元の世界に戻るために、吸血姫は拙いながらも献身的に彼を支える。そんな日々を送る中で、二人の間に絆のようなものが芽生えるのは時間が掛からなかった。

 案外、このまま二人で暮らしていくのも悪くないかもしれない。そう思い始めた時だった……吸血姫が突然倒れたのは。


「おいっ! しっかりしろよ! おい!?」


 慌てふためきながらも必死に看病した結果、何とか意識だけは回復した吸血姫。そんな彼女から聞いた話は、彼にとって残酷な現実だった。

 吸血姫を封印したという《白の剣鬼》だったが、その際に吸血姫から魔石というものを奪っていったのだという。

 この魔石というのは吸血鬼一族の生命維持の根幹を司る、高純度の魔力が固まって産まれた体内結石であるらしく、それを失った吸血鬼はゆっくりと力が衰え、数年ほどで死に至るらしい。

《白の剣鬼》はただ吸血姫を封印したのではない。封印し、身動きを取れなくなっている間に、魔石の消失によって衰弱死させようとしていたのだ。それを知っていても尚、吸血姫は彼に対して魔石を取り戻してほしいとは言わなかった。


「余はこれまで非道な事を幾らでもしてきた……だからこれはその報いなのだ。全ては自業自得だというのに、命惜しさに故郷へ戻ろうと尽力するお前の足枷になる……どうしてそんな真似ができるだろうか」

「バカ言うなよ……俺が何とかしてやるから、その時は俺と一緒に――――」


 死なせたくはない。そんな思いで本来の目的を一時中断したが、どうすればいいかも分からず苦悩する日々が続いたある日、一人の男が彼を見つけた。

 ……否。正確には、探し当てたのだ。


「いきなり失踪して心配しましたよ、勇者殿。何やら急を要する事態のようですが…………よろしければ、お力になりましょうか?」


 その男……帝国の宮廷魔術師の長を務める、ゲラルド・ワイズマンは、まるで取引を持ち掛ける悪魔のようでありながら、根っからの善人を装っているような笑みを浮かべていた。



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